こんにちは!雨風太陽 C2Cコマース事業本部 プロダクト部 部長の布井 (@nunonunochan)です。神奈川県の端っこの里山(本当に山の中です!)で暮らしながらポケマルのプロダクトづくりに携わっています。
今回と次回、2つの記事で、雨風太陽およびポケマルとしてのミッションにフォーカスをあててお伝えしていきたいと思います!
おいしい食の「裏側」にあるもの
株式会社雨風太陽(前身はNPO法人東北開墾)は、2013年に「食べる通信」というサービスから始まりました。そして2016年、より日常的に生産者と消費者をつなぐために生まれたのが「ポケットマルシェ(ポケマル)」です。
私たちのミッションは、「都市と地方をかきまぜる」こと。
なぜ、かきまぜる必要があるのか? それは、シンプルに「これからもずっと、美味しいものを食べ続けたいから」であり、「都市と地方、双方がもっと豊かになれる」と信じているからです。
まず今回の記事では、私たちが向き合っている課題と、目指している世界についてお話しします。
「地方の課題」は、私たちの暮らしと繋がっている
「地方の衰退」という言葉。都市で忙しく働いていると、少し遠い世界の話に聞こえるかもしれません。
課題の中心にあるのは、人口減少や高齢化に伴い「担い手がいなくなる」という現実です。 しかし、これを単に「地方が大変だ」と捉えるのではなく、もう少し自分たちの暮らしに引き寄せて考えてみたいと思います。
1. 私たちの食卓を支えているのは、地方
地方は、都市の胃袋を支える大切なパートナーです。 生産の担い手がいなくなるということは、私たちが普段当たり前のように楽しんでいる旬の食材や、地方ごとの豊かな食文化が、将来失われてしまう可能性を意味します。
2. 人と自然のバランスを保つ
人の暮らす集落と、自然の間のバッファーゾーン(緩衝地帯)である「里山」。 ここを手入れする人が減ることで、里山が荒れ、結果として獣害などが都市部近くでも増えつつあります。地方が健やかであることは、巡り巡って都市の環境を守ることにも繋がっているのです。

美しい風景や文化が続いていくためにも、そして何より、私たち自身の豊かな食生活や暮らしを守るためにも、地方の持続可能性は欠かせないテーマだと考えています。
都市と地方、お互いが「補い合える」関係へ
視点を変えて、都市の暮らしはどうでしょうか。 効率化され、便利な都市生活。その一方で、自然に触れる機会が減ったり、コミュニティとの繋がりが希薄になったりと、どこか「生きづらさ」や「孤独」を感じることも少なくありません。
地方: 自然は豊かだが、人が足りない。
都市: 人は多いが、自然や手触り感のある繋がりを求めている。
こうして見ると、都市と地方は、実は互いに必要なものを持っている補完関係にあるのではないでしょうか?
第三の選択肢「関係人口」がつくる未来
都市への一極集中という大きな流れの中で、いきなり「移住・定住」を増やすのはハードルが高いのが現実です。
そこで私たちが大切にしているのが「関係人口」という考え方です。
- 移住・定住(100%地方)でもない。
- 一過性の観光(0%に近い関わり)でもない。
- その中間の、特定の地域と「継続的に、多様に関わる」人々。
これが「関係人口」です。
「かきまぜる」ことで生まれる豊かさ
この「関係人口」が増え、都市と地方が混ざり合うことで、双方に新しい価値が生まれます。
- 地方にとって: 人手不足を補う「担い手」が増えたり、地域の魅力を一緒に面白がってくれる「ファン」ができたりします。
- 都市の人にとって: 普段の生活圏とは違う地域に「居場所」ができ、自然との繋がりを取り戻せます。地域課題に関わることで、本業とはまた違う「やりがい」や「生きがい」を見つけるきっかけにもなります。

次回予告:プロダクトとこのミッションをどう繋げるか?
「都市と地方をかきまぜる」。 このミッションを、スローガンで終わらせず、日常的に使われる「サービス」として定着させるにはどうすればいいか。
次回は、このテーマに対して、ポケマルという「プロダクト」がどうアプローチしているのか? 「食」という身近な切り口から、どのように新しい関係性をデザインしようとしているのかをお伝えします。
(次回へ続く)
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「食の未来」や「地域の可能性」を、プロダクトの力で広げていきたい。 そんな想いに共感してくださる方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!