【ネットオリパ売上No.1達成の裏側】"最後の頼みの綱"だった。日本トレカセンターが、アンカーと駆け抜けた2年半。 | クライアント事例紹介
日本生まれのポップカルチャー、トレーディングカード。日本トレカセンターは、ネットオリパに特化したプラットフォームを提供するサービスとして、2023年5月にリリースされました。「トレーディングカー...
https://www.wantedly.com/companies/anchor-ltd/post_articles/992412
組織の中堅層の視座を一気に引き上げ、メンバー全員が「経営視点」を持って走れる強いチームを作るためにー。私たちは先日、伝統あるビジネスゲーム「MG研修(マネジメントゲーム)」を実施しました。
座学だけでは決して学べない「意思決定の痛み」と「経営の全体像」。白熱した研修の様子と、そこから社員たちが何を持ち帰ったのか、当日の熱気あふれる体験レポートをお届けします。
今回の研修で導入した「MG研修」とは、一人ひとりが社長となり、資本金を元手に会社を経営するボードゲーム型の研修です。材料購入、人材採用、設備投資、そして商品販売から決算書の作成まで、経営の全サイクルを短時間で何度も回していきます。
「ゲームだから」と侮るなかれ。参加した社員たちは、シュミレーションの場であっても「経営者として意思決定を下す」ことのプレッシャーと、その難しさを初めて体感することになりました。
とくに印象的だったのは、部門ごとの戦略の違いが如実に表れた点です。 リスクを恐れず積極投資戦略で賭けに出る「直接部門」のメンバーたち。一方で、少ない固定費で着実な生産性向上を狙う堅実な「間接部門」のメンバーたち。 攻めるか、守るか。商品力(競合優位性)で勝負するのか、戦略的な価格設定で差別化を図るのか。「経営戦略」と「販売戦略」は密接に関係しており、どちらが欠けても立ち行かないことを、身をもって痛感する場となりました。
研修後半、期を重ねるごとに社員たちの顔つきが変わっていきました。 1〜3期までは戦略の解像度が低く、場当たり的な対応でアクションがばらけていた社長たちも、4期を迎える頃には「計画」の重要性に気づき始めます。
「目標と現状把握の解像度が高ければ高いほど、行動目標も具体化され、意思決定のスピードが上がる」。 実際に、綿密な計画を立てて挑んだ4期以降は、迷いが消え、アクションが一気に明確になりました。
参加者からは、経営の当事者になったからこそ分かる、多くの気づきが挙がっています。
◾️コスト感覚の磨き込み:仕入れコストの「0.1円の重み」を知り、何もしていなくても膨らみ続ける固定費の恐怖を体感しました。
◾️攻めの重要性:守りに入ればジリ貧になります。「計画的な赤字(投資)」という攻めの姿勢がなければブレイクスルーは起きません。
◾️市場への感度:外的要因は突然やってきます。常に市場動向に目を光らせ、タイミングを逃さないスピード感が命です。
◾️会計知識の習得:自ら決算をまとめる大変さを通じ、1円のズレも許されない経理実務の凄みと、数字で会社を理解する力を体験できました。
最終的に、この過酷な市場競争を勝ち抜き、見事優勝賞品のスタバギフトカードを手にしたのは、日頃からコスト管理を担うコーポレート課のマネージャーでした。丸2日間かけて参加した全員が「自分たちの仕事が経営にどう直結しているか」を理解し、視座を高めるきっかけを掴んだ研修となりました。
◾️アンカークライアント事例紹介
▼一覧はこちら
◾️求職者(新卒・中途)のみなさまへ
「No.1を創る会社」をビジョンに掲げ、多くの仲間が日本一創出に向け、邁進しています。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お気軽に各種求人へエントリーください。
<新卒採用>
<中途採用>