はじめに
報酬制度を見れば、その会社が何を大事にしているかが分かるといいます。
スキルを評価する会社もあれば、プロセスを評価する会社もあります。どれが正解ということはなく、それぞれの会社が「何を重視しているか」の表れです。
弊社のミッションは「Webマーケティングを通じて成果で価値を体現する」です。このミッションの通り、弊社が最も大事にしているのは「クライアントにとっての成果」であり、報酬制度もその考え方を反映した設計になっています。
クライアントに成果を提供できる人の給与は上がり、成果を提供できなければ下がるといったシンプルな設計です。
今回はこの報酬制度について、仕組みの中身から「なぜこの形にしたのか」という背景まで、詳しくお話しします。
どのような報酬制度なのか?
弊社の報酬制度は、粗利連動型です。
具体的には、自分が担当している案件の運用手数料や制作料から外注費を引いた粗利額の30%が、インセンティブとして毎月の給与に反映されます。
例えば、自分の担当案件の月間粗利が100万円であれば30万円、200万円であれば60万円がインセンティブになるイメージです。担当案件が増えたり、クライアントの予算が成果に応じて拡大すれば、それがそのまま自分の報酬に返ってきます。
ベース給与と保障について
とはいえ、入社してすぐに案件を持てるわけではありません。案件獲得までの準備期間として、以下の保障を設けています。
- 入社後半年間の基本給与:月額29万円(7ヶ月目以降は30万円)
- 経験者の場合は前職の給与保障あり(保障額に関しては当社規定に基づき、採用時に個別に取り決め)
つまり粗利が0円でも給与が0円になるということはありません。あくまで最低保障という位置づけなので、この期間中に案件を獲得して、早い段階から自分の力で給与を上げていってほしいと考えています。
なぜその制度にしたのか?
成果が報酬に繋がりにくい業界構造を変えたい
Web広告業界は、長時間労働のわりに給与が上がりにくいという課題を抱えています。
多くの代理店では、広告運用者がどれだけクライアントの成果に貢献しても、その成果が個人の報酬にダイレクトに反映されることは稀です。会社の売上は伸びても、運用者個人の給与は固定給+わずかな昇給に留まるケースが少なくありません。
この業界構造への課題感から、「ちゃんとやった人が、ちゃんと報われる仕組みをつくりたい」という想いで設計したのが、粗利連動型の報酬制度です。
定性評価をなくして、クライアントに向き合う時間を最大化したい
多くの会社では上司による定性評価や、複雑な人事評価制度が設けられています。それ自体を否定するつもりはありませんが、弊社はあえてその仕組みを持たない選択をしました。
人事評価のための資料作成、面談、査定会議など、それらに費やす時間があるなら、クライアントの事業を理解するための調査に使った方がいい。より効果的な施策を考える時間に充てた方がいい。クライアントと直接コミュニケーションを取る時間に使った方がいい。と考えています。
そもそも弊社では、クライアントに本気で向き合いたいという想いを持った人だけを採用しています。そういったメンバーで構成された組織だからこそ、評価の仕組みで行動を管理するのではなく、成果に集中できる環境を整えることが会社の役割だと考えています。
どんな人に合うか?
ここまで制度の仕組みや背景について説明してきましたが、ここからは実際にどんな人が弊社に合うのかを、マインド面・働き方面・キャリア面の3つに分けてご紹介します。
マインド
「クライアントの事業を自分ごととして捉えて、本気で成果を出しにいきたい」といったような想いが根底にある人です。
弊社ではクライアントのサービスを理解するために競合50社に資料請求をしたり、実際にサービスを体験したりと、泥臭いことを当たり前にやる文化があります。キラキラしたマーケティングのイメージだけで終わらず、愚直に成果と向き合える人に向いています。
そのうえで「自分の頑張りが正当に報酬に反映される環境で働きたい」という人も合っています。上司の顔色ではなく、クライアントへの貢献度で評価される仕組みに魅力を感じる人には、弊社の報酬制度はフィットするはずです。
働き方
弊社の働き方は、いわゆる「仕事とプライベートをきっちり分ける」タイプではありません。
誤解のないようにお伝えすると、長時間労働を推奨しているわけではありません。ただ、クライアントの成果を本気で追いかけていると、仕事とそうでない時間の境界線が自然と曖昧になるものです。移動中に施策のアイデアが浮かんだり、プライベートで見かけた広告から着想を得たり。
そういった状態を「苦しい」と感じるのではなく、「楽しい」と感じられる人。仕事を通じて自分自身も成長していく感覚を持てる人には、刺激のある環境だと思います。
キャリア
弊社の報酬制度は、自分で案件を獲得し、自分で運用し、自分で成果を出す。いわば独立に近い働き方です。
だからこそ「将来は独立したい」くらいの気概を持った人にとっては、最高の環境になると考えています。実際にフリーランスとしてもやっていけるだけの実力をつけながら、組織にいるからこそ得られる仲間やナレッジの恩恵も受けられる。
「いつでも独立できるけど、この組織でやる意味がある」
そう思ってもらえる環境をつくり続けることが、弊社の目標でもあります。
最後に
弊社の報酬制度は、万人に合うものではありません。安定志向の方や、評価制度の中で段階的にキャリアを積んでいきたい方には、正直フィットしないと思います。
ただ、「クライアントに本気で向き合って、その成果がちゃんと自分に返ってくる環境で働きたい」と思っている方にとっては、これ以上ないくらい合理的でフェアな仕組みだと自負しています。
弊社のミッション「Webマーケティングを通じて成果で価値を体現する」。この言葉は飾りではなく、報酬制度を含めた会社の仕組みそのものに落とし込まれています。
同じような想いを持った方と一緒に、クライアントのために、そして自分自身のために、成果を追い求めていけたら嬉しいです。少しでも共感いただけた方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう。