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国内向け事業の責任者だった僕たちが、今、海外に挑戦する理由

入社以来ゲームの開発現場に携わり、プロデューサーとしてサービスリリースの経験もした竹内と平山。彼らは今、海外プロダクトの日本展開におけるコンサルティング、マーケティング事業に取り組んでいます。ゲームの開発側から、なぜ挑戦しようと思ったのか、また、この事業を通してどんなことを成し遂げたいのか聞きました。

(左)竹内 恒平(Kohei Takeuchi)

2012年サイバーエージェント入社。グループ子会社であるサムザップ配属、プロジェクトマネージャー、プロデューサーとして従事。2018年アプリボットに異動、グローバルパートナー事業部配属。

(右)平山 拓己(Takumi Hirayama)

2015年サイバーエージェント入社。サムザップにて、プロジェクトマネージャー、プロデューサーとしてゲーム開発に携わる。2018年アプリボットに異動、グローバルパートナー事業部配属。


ゲームプロデューサーからの新たな挑戦

―――今まで、どんな仕事をしてきましたか?

竹内

スマートフォンゲームの開発をやっていました。1年目はプロジェクトマネージャーとして予算の管理、人員の調整などを担当、その後プランナーを経験し、運用サービスのプロデューサーとなりました。さらに、新規開発サービスのプロデューサーを務め、2018年にアプリボットに異動、海外プロダクトの日本展開におけるコンサルティング、マーケティング事業を担うグローバルパートナー事業部配属となりました。

平山

私も竹内同様、ゲームの開発を行ってきました。プロデューサーとして新規開発サービスをリリースしたあと、グローバルパートナー事業部に興味を持ち、次のチャレンジとして挑戦することにしました。


―――グローバルパートナー事業部は、具体的にはどんなことをしているのですか?

竹内

日本進出を目指す海外クライアントのために、ゲーム内のローカライズを含めた改修提案や、獲得広告・ノンダイレクトなど含めたマーケティング戦略設計を行っています。クライアントが持つプロダクトのポテンシャルと、我々の日本におけるマーケティングや運用ノウハウの掛け算でより大きな成果を出すために、クライアントと二人三脚で日本展開に向けた準備を進めています。現在はスマートフォンゲーム案件が中心ですが、将来的に様々なプロダクトの展開を考えています。


プロデューサーを経験したからこそできる戦い方

―――どうしてゲームの開発側から、グローバルパートナー事業部に挑戦しようと思ったのですか?

竹内

もちろんビジネスモデルとして可能性を感じた、という点は1つにあります。また海外プロダクトのクオリティの高さについては開発現場にいたときから感銘を受けており、日本でこれだけのクオリティのゲームが作れる会社も多くはないと思います。そういった自分がこれまでに経験したことがないようなプロダクトの戦略設計や実行を経験できること、そしてアプリボットでそこに挑むことに対して純粋にワクワクし、挑戦しようと思いました。

平山

私は入社時から、市場の中でも圧倒的に大きな規模に分類されるゲーム事業でプロデューサーや事業責任者を務めたいと考えていました。実際にプロデューサーを経験し、非常に面白いと感じた「プロダクトの魅力をより多くの人に広めること」「プロモーション、マーケティングを通じてプロダクトの売上を最大化させること」を、今後さらに突き詰めていきたいと思うようになりました。この事業部では、「海外で人気のあるプロダクトを日本市場でも成功に導く」ために、自分自身のプロデューサーとしての経験やアプリボット、サイバーエージェントゲーム事業全体の知見を武器に勝負し続けられる環境があるため、非常に魅力的に感じました。


―――これまでに得た知見で活かせていることは、ありますか?

平山

プロデューサーは、ゲーム内外すべての戦略を考えるのでリリースまでにどういう準備が必要か把握しています。また、日本で売れているプロダクトの研究や市場調査もやってきているので、プロダクトとプロモーションの戦略をセットにした提案ができます。

竹内

この両面を見てゲーム内外で足並みを揃えた提案ができるというのは、この事業部の強みだと思うので、私たちの提案はクライアントから見て希少価値が高く、また納得感もあると考えています。そして私たちのビジネスモデルは、いかに予算をいただくかではなく、自分たちがプロデューサーをやっていた時に考えていたように、「いかに費用対効果良くゲームを成功に導くか」を徹底的に考えます。いかに効率よく質の高いユーザーを獲得し、彼らをゲームのコアユーザーに育てていくかという戦略を考えるので、ゲームを実際に開発しているクライアントと同じ目線に立って提案ができます。こういったことも、私たちの強みだと思います。

マーケティング力と運用力という強みを活かす

―――アプリボットの強みが活かせることは、ありますか?

平山

アプリボットにPHQ(生産性本部)という部署があることは、すごく大きいと思います。PHQは、データを活用して、マーケティング施策の効果を最大化させる役割を担っています。私たちは海外クライアントの日本における広告運用も引き受けているので、PHQが数字に執着して広告の効果を伸ばし、高いクオリティで運用できているのは、かなり強みだと思います。

竹内

またゲーム自体の運用は、マーケティングやKPI分析の結果をもとに施策を考えるからこそ成果が出るものです。PHQにある分析のノウハウや我々が長期運用をしていく中で培ってきた実績があり、そこに合わせて地に足のついた戦略を提案できるので、高い次元の成果を出せると思っています。これは、これまで積み上げてきた失敗・成功体験があったからこそできることで、それがアプリボットだからこそ活かせる強みだと考えています。


―――グローバルパートナー事業部の魅力について教えてください。

竹内

我々が今ゼロからゲームを立ち上げて開発するとなると数年かかります。もちろん1つのプロダクトを磨き上げてクオリティが高いサービスを提供する、ということも素晴らしいことですし魅力的なのですが、グローバルパートナー事業部では、頑張れば年間に数本のリリース経験ができます。当然経験できることの深さに違いはありますが、短期間でここまで多くのジャンルの戦略設計や実務を担うことは、なかなか経験できることではないと思います。また、海外のプロダクトはクオリティも非常に高く、ゲーム作りの面においても勉強になる点が多々あります。そういった面も含めて、間違いなく今後に活かせるキャリアだと実感しています。

平山

確かに、多種多様なプロダクトに対し「実際にこうやったら売れるだろう」「こうしたらたくさんの人にダウンロードしてもらえるのではないか」といった仮説を自分の経験や実際の結果をもとに設計し、それをどんどん実践していける環境があるというのは非常に稀有だと思います。

実績・経験を積んで、「世界震撼」を体現する

―――今後の展望を教えてください。

平山

これまで以上にさまざまなジャンルのプロダクトを扱っていきたいです。実際にこの仕事をはじめてみて、海外の市場には非常にクオリティの高いプロダクトがまだまだあると感じています。そういったものを日本にできるだけ持ってきて、多くの人に「驚き」や「面白い!」といった感情を届けたいと思っています。

竹内

まだ事業部自体は立ち上がって間もないので、今はまずどんどん実績をつくって信頼を積み重ね、自然と色々な企業から声がかかる状態にしたいですね。そしてこの事業を通して、アプリボットが掲げている「世界震撼」というビジョンを体現していきたいと考えています。

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