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ユーザーが熱狂するプロダクトを作る!POが語る、atama plusのプロダクト開発。

こんにちは!atama plus人事担当の高倉です。

atama plusはScrumでのアジャイル開発をしていますが、その中でプロダクトオーナー(PO)として、プロダクトの方向性や開発の優先順位付けなど舵取りの役割を担っているのが代表の稲田です。

今回はatama plusとしてのプロダクト開発の考え方について、稲田にインタビューしてみました!


atama plusでは稲田さんがプロダクトオーナー(PO)をしていますが、代表がPOをやっている理由を教えてください!

プロダクトを磨くことが会社にとって最重要だと思っているので、僕はPOとしてプロダクト作りにコミットしています。僕自身は商社出身なこともあって事業開発も好きですが、それよりもプロダクト開発に全精力を注ぎたくて、僕らのプロダクトを使ってもらっている現場に行ってユーザーと話したり、社内で開発陣とディスカッションしたり、新機能を企画したりする時間を最優先にしています。(プロダクトに専念させてくれているビジネスサイドのメンバーには感謝感謝です。)

atama plusを立ち上げた時から「プロダクトファースト」の文化を大切にしてきました。最高のプロダクトがあれば世の中が変わると思っています。僕らは本気で世の中を大きく変えたい、だから良いプロダクトを作り続けることにコミットしています。

例えば、スマホの登場によって世の中は劇的に変わりましたよね。AppleがiPhoneというプロダクトを作って、世界を変えたと思います。iPhoneがはじめて世に出た時、ただの電話とウォークマンを組み合わせただけのモノだなんてことを言う人が多くいました。アイディアは組み合わせから生まれますが、Appleが作ったのは、圧倒的に便利で、ユーザーが熱狂する最高の「プロダクト」だと思います。異国の地で、スティーブジョブスの名前も知らない女子高生だって熱狂しちゃうほどすごいプロダクトなんです。

Google, Amazon, Facebookも最高のプロダクトを作って世界を変えています。最高のプロダクトがあれば、それが勝手に広まり、世界が変わっていくと思います。

僕らはatama+というプロダクトで教育を大きく変えたいと思っています。


atama plusでは「ユーザーファースト」という言葉もよく聞きますが、atama plusでの「プロダクトファースト」と「ユーザーファースト」はどういう関係なんでしょうか?

「プロダクトファースト」というのはatama plusは最高のプロダクトを作ることにコミットするぞという会社のスタンス、そしてそんなプロダクトを作るための考え方が「ユーザーファースト」です。

最高のプロダクトはユーザーが熱狂するものだと思います。ただ満足するだけではなくどうしても使いたくなるくらい熱狂するモノ。勉強ってほとんどの子がやりたくないものですよね?それでも「もっとやりたい!」と子ども自ら言い出すようなモノです。そんなプロダクトを作るにはユーザーである生徒のキモチがわからなくて作れるわけありません。だから社員全員、できるだけ現場に行って、ユーザーと向き合うことを大事にしています。プロダクトファーストを実現し続けるために社員全員がユーザーファーストでいたいと思っています。

atama plusのプロダクト開発の優先順位は、目先の利益を一切考慮せずに「ユーザーを熱狂させられるか」で決めています。社内全員とこの思いを共有したくて、創業直後に「最初の100人を熱狂させる!」というキャッチコピーをつけた自作のポスターを狭い社内に貼りまくってました(笑)。今では開発内容を決めるプランニング会議で「これはユーザーの痛みを本当に解決する機能なのか?」という言葉がよく飛び交っており、みんながユーザーファーストで開発していると感じますね。

創業以来、毎週塾に行って、生徒たちが実際に僕らのプロダクトを使う様子を継続的に見ているのですが、そこでは「できるようになった!」「もっと勉強したい!」と熱狂してくれ、短期間でテストの点数が伸びた生徒、それを見て驚いている先生・保護者とたくさんお会いできます。これからも「ユーザーが熱狂するものを作る」ことにこだわって開発し続けていきたいと思います。


ちなみに、atama plusは開発陣だけでなくビジネスサイドにも「プロダクトファースト」の考えが根付いていますよね。そんな会社は珍しいんじゃないかと思います。

ビジネスサイドも「世の中を変えるためにユーザーが熱狂するプロダクトを作る」という考え方で仕事を進めています。

みんな「お客さん(塾)からの要望があるから◯◯◯の機能を開発してください!」といったことは言わないですね。お客さんの意見の背景にいる生徒の様子はどうか、生徒に直接インタビューをしてどういう意見が出るか等の事実をじっくり確認し、ユーザーの真の痛みは何か?という根本の原因を、エンジニアやデザイナーと一緒になって考えます。ユーザーにとって真に価値があることが何なのかを、職種に関わらず皆が深く考えて建設的に意見を交わす文化が根付いていることを感じます。

エンジニア・デザイナーだけでなくビジネスサイドも一緒に、全員で良いプロダクトを作って世の中の学び方を変えていきたいと思います。


POとして今のプロダクトに足りないものや、課題に感じていることはありますか?

「最初の100人を熱狂させるプロダクトを作る!」と掲げて創業し、その後ユーザー数が増えてきたので「最初の1000人を熱狂させるプロダクトを作る!」と書き換えました。1万人、10万人、100万人、1000万人・・・ともっと多くの生徒を熱狂させていきたい。もっともっと熱狂させて教育を大きく変えるには、やるべきことは無限にあります。現状のプロダクトを喜んで使ってくれている生徒が多くいる中でこんなことを言うのも申し訳ないですが、atama+は永遠にβ版なんです。進化し続けるので、いつまでも完成しないんです(笑)。学習する喜びを全ての生徒が感じることができる状態を本気で目指しています。

2017年4月の創業から1年経ち、 atama+というプロダクトで少しずつ日本の教育が変わり始めました。atama+を使ってくれている生徒の基礎学力習得にかかる時間が劇的に短くなりました。一緒に働く仲間も増え(社員数18人:2018年6月時点)、以前よりも開発スピードやクオリティは確実に上がってきていますが、日本の教育を大きく変えるために僕らがやらなくてはいけないことはまだまだ沢山あります。これからも、社員が100人になっても200人になっても、atama plusはずっと皆で一丸となって世の中を変えるプロダクトを作り続けます。



―稲田さん、ありがとうございました!

参考:インタビュー記事「人の幸せは、人生でどれだけ笑ったか。そのために教育×テクノロジーが出来ること。今、150年変わらなかった日本の教育にイノベーションを起こす。

https://www.wantedly.com/companies/atamaplus/post_articles/79414

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