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オピニオンレシーバーの仕事とは?第3回「いつも⾒られている?ITツールは友か、敵か?」

Photo by Brett Jordan on Unsplash

いつも⾒られている?ITツールは友か、敵か?

営業(オピニオンレシーバー)の業務を支えるのが、アトムストーリーで導入された数々のITツールだ。例えば、オンライン会議は常に録画する。気になることがあれば、後で録画データを確認すればいいので、商談中はしっかりと対話に集中しやすくなる。

テレアポリストはスプレッドシートで管理されており、どの見込み客に、いつコンタクトしたかについて時系列を追ってたどれるし、通話についても専用アプリですべて録音されているので、いつでも必要な時に聞き返せる。

ここだけ読むと一切メモなしで仕事をしているように見えるが、しかし、まったくメモを取らないわけではない。多くの企業で導入されているように、アトムストーリーでも商談や顧客情報はビジネス支援アプリ「Salesforce(セールスフォース)」を使って一元管理されており、商談後には決められたメモを残さなければならない。梅樹さんは、商談用ヒアリングシートを開いた状態でオンライン商談に臨み、必要なポイントを所定の記入欄に素早くタイプしながら、商談を進めていくという。そのために仕事場にはモニターを2台用意し、作業をしやすくしている。(余談だが、アトムストーリーではリモート手当として毎月1万円が給与にプラスされて支給される。それを備品購入にあててもいいし、光熱費の支払いに使ってもいい)

「Salesforce(セールスフォース)」に記入された商談や顧客情報は社内で共有されているので、遠隔地にいる同僚や上司ともスムーズにコミュニケーションを取ることができるだけでなく、商談に参加していなかったメンバーから気になったところについて問い合わせが飛んでくることもある。


日報代わりに使っているのは、Googleカレンダー。毎日の予定を事前に組み、終業時に計画とのズレがなかったかをチェックする。予定を変更した部分は、その時に修正する。そうすることで、会社としては日報になり、各メンバーにとっては自分の1日の働き方を振り返るサポートツールになる。梅樹さんは、予定していた業務が終わる度にGoogleカレンダーのスケジュールを確認し、進捗の修正や更新を都度行うように心がけているそうだ。面倒でつい後回しにしたくなるような小さな作業もこまめにコツコツ対応することで、先々の苦労の芽を摘むことにつながっているという。


このように日々の業務の足跡が至るところに記録されることを、自分の業務を支援してくれる頼りになるツールと捉えるか、外部から自分の行動がつぶさに見られていると受け取るか。アトムストーリーのような環境に居心地の良さを感じられるか、感じられないかという意味でも、この辺りの価値観は個々人で明暗がはっきり分かれるところかもしれない。

梅樹さんを見ていると、業務の効率化・生産性アップを支えてくれていると、ITツールのポジティブな側面を評価しているように思える。

ちなみに社内のコミュニケーション手段は主にチャット。アトムストーリーでは、やはりITツールと友達になれないと仕事がスムーズに運ばないと言えそうだ。

(第4回「そして、〈実績ゼロ〉から〈実績〉をつくる勇気を忘れない!」へ、つづく)


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