田仲 祐介(Yusuke Tanaka)|データテクノロジー部 アナリティクス課 データエンジニアリングセクション
2025年12月にバンダイナムコネクサスへ入社した田仲祐介です。
データテクノロジー部 アナリティクス課 データエンジニアリングセクションに所属し、データエンジニアとして、グループ各社のデータ基盤に関するエンジニアリング業務全般を担当しています。
この記事では、私がなぜバンダイナムコネクサスに入社を決めたのか、実際に働いてみて感じたことなどをお伝えします。
1. これまでのキャリア
キャリアのスタートはWeb系のエンジニアでした。金融や飲食など、さまざまな業界向けのシステム開発に携わり、iOS / Androidアプリの開発を経験したこともあります。
転機になったのは、2016年に入社した大手Web系企業での経験です。ここで初めて本格的なスクラム開発に出会い、認定スクラムマスターの資格も取得しました。その後、担当していたサービスの開発終了をきっかけに、社内公募を利用してビッグデータ系の部署へ異動。レコメンド基盤の開発に携わるようになり、ここからデータ系エンジニアとしての歩みが本格的に始まりました。
レコメンドチームでは、いち開発者からスクラムマスター、プロダクトオーナーへと役割を広げ、開発とマネジメントの両面を経験。
その後、データ基盤チームの再建を任され、チームリーダーとしてAWSからGCPへの基盤移行をリードしました。
さらにデータエンジニアとして2社を経験するなかで、「自分は本当はどんな環境で力を発揮したいのか」を改めて見つめ直すようになりました。
2. 転職を決めた理由
直近の会社では、データエンジニアチームのリーダーとして、次世代データ基盤の構築という長期プロジェクトに取り組んでいました。事業のスピードが速く、組織や方針も状況に応じて柔軟に変わっていく環境で、多くの刺激を受けました。
一方で、四半期ごとの成果が重視されるなかでは、短期では効果の見えにくい基盤づくりにじっくり向き合うことが難しい場面もありました。これは事業のフェーズや戦略の違いによるもので、良し悪しという話ではありません。
ただ、こうした経験を重ねるうちに、自分が仕事に何を求めているのかが少しずつはっきりしてきました。目先の成果だけでなく、プロダクトそのものの価値を信じて、腰を据えて長く改善し続けられる環境で働きたい。そう考えるようになったことが、次の一歩を踏み出すきっかけになりました。
3. 入社の決め手
バンダイナムコネクサスを知ったのは、Google Cloud関連のイベントで見かけたことがきっかけでした。バンダイナムコグループ自体は昔から知っていて、ゲームも大好きだったので、「あのグループのデータを扱える会社があるのか」と興味を持ち、直接カジュアル面談を申し込みました。
転職先を選ぶうえで、私が一番大切にしたのは「仕事を通じて自分や家族のQOLに貢献できるか」という点です。我が家には1歳と3歳の娘がいて、プリキュアをはじめとした幼児向けのアニメや玩具に触れる毎日。子どもから大人まで楽しめるエンタメをグループとして幅広く展開しているバンダイナムコグループは、まさに「好き」と「仕事」が重なる場所でした。日々の仕事が、自分の家族の笑顔にもつながっているかもしれない。そう思えることが、何よりの動機になりました。
加えて、働き方や技術面でも後押しする条件がそろっていました。
- 自分の興味のある分野を学ぶ時間を確保できる「インプットデー」の制度があること
- 子どもがまだ小さいこともあり、リモートワークを活用して家族との時間を大切にできること
- Google Cloudなど、これまで培ったスキルで組織に貢献できること
大きなエンタメ系企業でありながら外部発信が活発で、データガバナンスや活用に会社として力を入れている点も、組織全体でデータに向き合っていきたいと考えていた自分には大きな魅力でした。
4. 入社後に感じたギャップ
やりたかった「データエンジニアリングに取り組む」という点は、半分は叶い、半分はこれからだと感じています。データ基盤の仕事にはしっかり携われている一方で、扱う対象が大きいぶん、構造や技術、業務フローを身軽に変えるのは簡単ではありません。
また、グループ各社それぞれの文化や慣習があり、連携には丁寧なコミュニケーションが求められます。大きな組織ならではのプロセスがしっかりと整備されていて、すべてを即断で動かせるわけではありません。
ただ、これらは裏を返せば「改善の余地がいくらでもある」ということ。整いきっていないからこそ、自分の手で良くしていけるおもしろさがあると感じています。
5. 現在の業務
現在は、グループの事業会社(トイホビーや映像音楽などの複数社)のデータレイクにおけるテックリードを担っています。単なる実装担当にとどまらず、技術的な課題を自律的に特定し、解決の方向性を示すことが主なミッションです。
具体的には、
- データパイプラインの構築・運用・保守、およびエラーやデータ異常への対応
- 権限フローの整理・標準化(複数社にまたがる権限管理の属人化解消)
- データマートの作成
- チームマネジメント(メンバーの育成・1on1・タスク管理、スクラム / アジャイルのプラクティスを一部導入)
- 次世代データパイプラインのあり方検討
など、データエンジニアリングの実務からチーム運営まで、幅広く関わっています。
6. 今後チャレンジしたいこと
これからは、グループ全体の業務改善やサービス改善にインパクトを与える仕事にチャレンジしたいと思っています。
必要な人が、必要な時に、必要なデータへ迅速かつ安全にアクセスし活用できる状態をつくること。
そうした基盤を整えることで、データを起点にグループ全体の意思決定の質を上げていきたいと考えています。
7. こんな人と一緒に働きたい
最後に、この記事を読んでくださっている方へ。私が思う「ネクサスに向いている人」は、こんな方です。
- エンタメが好きな人
- 技術だけでなく、PMやマネジメントなどの領域にも挑戦したい人
- 整いきっていない環境でも、周囲を巻き込みながら「自分たちで変えていく」と推進できる人
裏を返せば、課題がまだあるからこそ、変えていく手応えを味わえる場所だと思います。
この記事が、ネクサスに少しでも興味を持っていただくきっかけになれば嬉しいです。