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「医療×ものづくり×テクノロジー」への挑戦。社長が語るBerryのこれまでとこれから~医療格差ゼロを目指して~

今回は、弊社の代表取締役・中野会社の未来像についてインタビューを行いました。

弊社は「あらゆる人が必要な時に必要な医療が受けられる社会の実現」を目指し2021年に設立した医療機器ベンチャー企業です。

そんな弊社は、今年で3期目を迎えます。

会社のこれまでとこれからは?
今後、会社のビジョンを達成するためにどのようなメンバーを求めているか? など

弊社の過去と未来を知っていただき、働くイメージを持っていただけると嬉しいです。

社長プロフィール

大学院卒業後、新卒でITベンチャー企業に入社。入社1ヶ月でベトナム法人のCEOに就任し、事業の立ち上げを経験。2社目の戦略コンサル企業では大企業向けの戦略コンサルティング、米国のベンチャー投資業務等に従事。グローバルに経験を積み、前職の医療系ベンチャー企業にて取締役COOを務める。2021年に「医療格差0」を目指し株式会社Berryを立ち上げる。

創業前の経験について教えてください

ーいつ頃から起業したいと思っていたのですか?

学生の頃から、世の中を大きく変えるような技術や製品を生み出していきたい、という思いはありましたが、起業ということを強く意識していたわけではありませんでした。

そうした中で、幸運にも1社目のITベンチャーで会社や事業をつくる面白さや楽しさを知り、ぼんやりと”自分で何かをやってみたい”と思うようになりました。

2社目では、米国の技術系ベンチャーの方々と関わることが多かったのですが、世界でもトップクラスに優秀なエンジニアたちが技術を駆使して世の中を変えていく姿に刺激を受け、自分も世の中を変えるような製品を開発したいという気持ちが強くなりました。

また、国内外のベンチャーを見る中で”自分にもきっと大きなことができる”と勘違いでもそう思えたことが起業するうえでの後押しになったように思います。


ー医療業界に携わってみていかがでしたか?

困っている人を助けられる、という意味で本当に素晴らしい業界だと思います。

Berryが提供しているのは赤ちゃんの頭のゆがみを治療する頭蓋形状矯正ヘルメットですが、自分が思っていた以上にお子様の頭の形について悩んでいる親御さんが多くいらっしゃいます。子どもの頭がゆがんだのは自分のせいだと、時には自分を責めてしまうお母様もいました。

そうした中で弊社のベビーバンドで治療いただき、無事に卒業できたと感謝のメッセージをいただいた時は本当に嬉しかったです。ウェブサービスやコンサルティングとも異なる、これまでに経験したことのない喜びとやりがいを感じました。


創業経緯について教えてください

ーなぜ医療・地域格差という点に着目されたのですか?

Berryを創業した際に、やるからには単なる医療機器メーカーではなく、医療業界全体を良い方向へ変革していくような存在になりたいと思いました。

じゃあ、医療業界があるべき最終的な姿は何かと考えると、パーパスとして掲げている「あらゆる人が必要な時に必要な医療が受けられる社会」ではないかと思ったんです。


ヘルメット治療もまさに1つの例なのですが、数年前までは、存在自体も知られておらず、価格も高額ということで、限られた地域の限られた方にしか提供できていない状態でした。こうした医療を、テクノロジーを駆使して、地元のかかりつけの小児科でも受けられるような存在にしていきたいと思っています。

まだ道半ばではありますが、創業から2年半で全国50を超える医療機関へ導入を進めることができ、理想に向けて少しずつ進んでいます。

また、パーパス自体も掲げて終わりではなく、経営の意思決定を行う際には、必ずパーパスに沿っているか、ということを経営陣一同で確認しながら行っています。


創業前後で大変だったことはありますか?

たくさんあったのですが(笑)、ヘルメットというものづくりをしながら、システムの開発、医療機器としての薬事承認取得など、広範囲にわたる業務を同時進行で進めていくことが大変でした。

弊社の頭蓋形状矯正ヘルメット「ベビーバンド」は、3Dプリンターを活用した完全オーダーメイド設計なのですが、元となる材料選定や構造設計、赤ちゃんに快適に装着してもらうための通気性衛生面の配慮など、未経験のことが本当にたくさんありました。

知識が足りない部分は改めて勉強をして理解を深めながら、一歩進んで三歩戻ったりと(笑)、少しずつですが形を作っていきました。

特にシステム開発については、1からプログラミングを勉強してコーディングをしていたので、先が見えない不安を日々感じていました。ただ大変さや不安よりも、製品開発をしていく面白さの方が勝っていたと思います。

また、ヘルメットを医療機器として製造販売するにあたっては厚生労働省から薬事承認を取得する必要があり、この辺りは特に苦労しました。

ヘルメット治療経験のある新生児科、小児科、脳神経外科の先生方からもアドバイスをいただきながら、安心・安全で有効性があり、かつ価格にも配慮したベビーバンドを開発した結果、2022年4月に薬事承認を得て、提供を開始することができました。

これまでの1,2期目について教えてください

ーこの事業を興して良かったと思うエピソードはありますか?

たくさんあります!一番は紆余曲折しながらも弊社の代表的な製品「ベビーバンド」を販売し、必要としているユーザーの方々に届けることができたという喜びと、様々な困難があった中で、パーパスとしている信念を持ち続けながら、社員やご協力いただいている医療関係者の方々と完成まで進めることが​という達成感を得られた時が、この事業を興して良かったなと思えた瞬間です。


ーいい意味のギャップを感じたエピソードがあれば教えてください

実際に製品を開発・販売したことで、「テクノロジーで医療は変えられる」ことを想像以上に手ごたえを感じています。

ベビーバンドとあわせて、ヘルメット治療の経過を管理する医療機関向けのクラウドシステムや患者様向けのアプリも提供しており、これまで難しかった治療の効率化や効果の可視化ができるようになっています。

弊社の強みである、テクノロジーを駆使して課題を解決するという価値を実現でき、今後の自信にもつながりました。


ー創業メンバーはどのような基準で採用していましたか?

スキルよりも人物面を重要視して採用してきました。

特に創業期は、予定通り進むことの方が稀なので、どんな状況であってもお互いを信頼し、目標に向かって進んでいけることが何より大事だと考えたからです。

特に採用基準として見ていたのは【素直さ・粘り強さ・明るく元気】という3点です。

Berryは創業したばかりのベンチャー企業ということもあり、日々変化が大きく新しいことにどんどんチャレンジしていく環境です。

例え失敗したとしても状況を受け入れ、次に活かすことができる素直さや柔軟さ、諦めずにチャレンジし続ける粘り強さが必要不可欠です。そして何事もポジティブに捉え行動できるような明るさと元気さは周囲にいい影響を与えてくれると思っています。

創業メンバーはこれらを持ち合わせており、Berryのパーパスを胸に”良いものを作りたい”と熱量高く取り組む人が多いですね。


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今後のビジョンについて教えてください

ー節目となる5期と10期ではどのようなビジョンを描いていますか?

まずは5期を目途に株式上場と自社製品のアジア圏への提供を目指しています。

ベビーバンド以外の製品について複数開発・販売を予定しており、それぞれの製品を発展させ一人でも多くの方に最適な治療を提供したいと考えています。

具体的には、弊社の強みである3D技術のさらなる向上やAIの導入など、これまで培った技術と知見を活かして事業展開していく予定です。

また、医療機器の海外売上比率を伸ばしていきたいと考えており、日本の高い技術力をまずはアジア圏全域で広めていけるようメンバーの体制も整えたいと思っています。


そして10期では、アジアだけでなく、アメリカ及びヨーロッパへの進出を目指し、全世界に日本初の自社製品を広めていきたいと思っています。

医療×ものづくり×テクノロジーによって弊社のパーパス、“あらゆる人が必要な時に必要な医療が受けられる社会”を実現したいです。

これからどのような人に入社してほしいですか?

創業メンバーの採用で大事にしてきた【素直さ・粘り強さ・明るく元気】を持ち合わせつつ、以下の要素を満たす方をお迎えしたいと考えています。

  • ものづくりが好き
  • 新しいことや難しいことにチャレンジすることが好き
  • 自分の力を発揮したいと思っている

弊社は「医療×ものづくり×テクノロジー」に挑戦する医療系のITベンチャー企業です。

経験したことのないような新しいことや難しい問題に果敢に挑戦することが好きな方、様々なことにチャレンジできるような環境をご用意しています。

また、スキルや経験に関わらずご自身の力を発揮したいとお考えの方、大歓迎です。
テクノロジーを活用し医療格差ゼロの社会を一緒に実現しましょう!


Webエンジニア/テックリード
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Berryは3Dプリント技術と3Dデータ解析技術を組み合わせて医療機器の開発を行っているものづくりベンチャー企業です。 代表的な製品は、赤ちゃんの頭の形を矯正する頭蓋形状矯正ヘルメット。あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、左右が非対称にゆがんでしまった頭の形を治療するための医療機器です。 ヘルメットは完全オーダーメイドで、3Dプリンターを用いて全て自社製造しています。 また、ヘルメット治療に関連する、AIを用いた頭の形診断アプリ、医療機関向けの治療用プラットフォーム、患者向けのアプリ等、ものづくりだけでなく、ソフトウエア開発にも強みがあります。 創業3年目ながら、全国約50の医療機関にヘルメット及び自社サービスを提供。 3億円以上調達済み、従業員27名、グローバル展開を見据えた急成長中のベンチャーです! ◆製品について詳しく知りたい方はこちら https://www.babyband.jp/ ◆ヘルメット治療とは? 斜頭症、短頭症と呼ばれる赤ちゃんの頭のゆがみを改善するのがヘルメット治療です。厚労省から承認を得た医療機器であるヘルメットを用います。 ヘルメットは、3Dデータをもとに3Dプリンターを用いてオーダーメイドで製造されており、3Dデータのモデリングから製造まで一貫して弊社で行っています。
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いかがでしたでしょうか?

穏やかで優しい雰囲気を持ちつつも、ビジョン実現のために誰よりも熱い想いを持つ社長。
働く社員を大切にする姿はメンバーにも伝わっており、メンバー同士でも良い連鎖が広がっています。

少しでも気になった方はぜひご応募ください!
多くの方にお会いできることを心より楽しみにしております。


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