皆さんこんにちは!
Beyond Cafe人事の吉田です。
Beyond Cafeは、「働くを、夢中に」をミッションに掲げ、キャリア教育をアップデートすることを起点に、採用イベント事業、人材紹介事業・採用コンサルティング事業を展開するHRベンチャー企業です。
今回はメンバーインタビュー記事の紹介です。造園会社、保険代理店を経て、自ら子供向けキャリア教育の会社を起業した佐藤大海さん。回り道に見えるそのキャリアの根っこには、幼少期からの一貫した価値観がありました。現在はリクルーティングデザイナーとして企業の採用戦略に携わる彼に、これまでの歩みと今後の展望を聞きました。
佐藤 大海(Sato Hiroumi)/ リクルーティングデザイナー
1996年、平成8年生まれ。福岡県出身。
親が医師の元で生まれ、幼少期から1人で過ごす家庭で育つ。高校卒業後に1年旅を行い、バイクでの事故がキッカケで農業や自然植物に興味を持つ。大学では緑地環境学科を卒業後、家族経営の造園会社に入社、個人営業と行政の企画営業を担当し企画営業で年1000万の業務委託契約を獲得。その後、保険代理店にてマーケティングの企画営業部に転職、ISとして従事しつつCRM施策やアライアンス業務に一部携わる。その後自身でキャリア教育の会社を設立、「やりたい事が見つかり、出来る環境を造る」を目標に小中学生向けの職業体験イベントの実施、キャリア教育のボードゲームの開発、中高生向けのオンラインフリースクール「先輩ナビ」の立ち上げなどを行い0⇒1の経験を自身でつかみ取る。その後パートナーの関係で東京に引っ越し、キャリア教育のアップデートを掲げているBeyond Cafe入社。現在はRDとして企業の採用コンサルに従事。
農学部志望で始まった変わった進路のはじまり
――まずはこれまでのご経歴と、現在の業務内容を教えてください。
佐藤さん:大学は西日本短期大学の緑地環境学科という、造園を扱う学科に入りました。そこで2年間、造園、自然、植物について学んだ後、家族経営の小さな造園会社に新卒で入社しました。個人営業と、公園の指定管理と言われる行政向けのコンペ形式の企画営業をメインでやっていました。
吉田:造園学科に進んだきっかけって、何かあったんですか?
佐藤さん:実は最初、農学部を目指していたんです。ただ、実家を出ると家がなくなってしまうという事情があって、家から通える範囲でいい農学部となると九州大学しかなくて。そこを受けるために1年浪人して勉強していたんですが、センター試験当日に遅刻してしまって、受けられなかったんです...
それで「どうしよう」となって、家から近い緑地・植物系の学科があるじゃないかということで、そこに行くことにしました。
吉田:なるほど!農業への興味自体は、その前からあったんですか?
佐藤さん:興味が湧いたのは、高校卒業後の1年間の旅がきっかけです。北海道から日本一周をしていて、バイクで移動をしていたのですが、人があまり選ばなさそうな道を行くのがすごく好きだったんです。笑
その結果バイクでこけて怪我をしてしまって。その時に助けてくれたのが、農家の方だったんです。
吉田:昔から好奇心旺盛ですね(笑)
佐藤さん:そうですね(笑)ちょっと人と違う道を行きたいタイプなんです。
「入社3ヶ月で行政案件受注」新卒がいきなり見た成果
――造園会社では、具体的にどんな成果を出されていたんですか?
佐藤さん:個人営業では、お庭の剪定や改修の提案をしていて。もう一つの行政案件は、公園の指定管理といって、基本的に1回受注すると4年間担当するものなんですが、それに対して「うちならこんなことができます、この金額でできます」という企画をまとめてプレゼンしていました。入社3ヶ月ぐらいで最初に受注した行政の企画営業が無事に通って、1年間で計4000万円の受注に成功しました。
吉田:すごいですね!
佐藤さん:その後は、もう少し色々な企画に挑戦してみたくなって、個人にも法人にも企画ができるような会社ということで、保険代理店に転職しました。そこではインサイドセールスと、CRMを使ったイベント企画で営業をしたり、提携先の店舗内でブースを立てて保険相談をするようなことをやっていましたね。
「経営者が身近だった」から、起業に恐怖心がなかった
――そこから起業されるわけですが、きっかけは何だったんですか?
佐藤さん:25歳ぐらいの時に、自分自身のキャリアをすごく考えるようになっていて。改めて「したいことって何だろう」と考えた時に、自分自身が家庭の環境にすごくこだわりを持つ人間だったことと、自分自身が少し特殊なキャリアを歩んできたので、キャリア教育をやりたいという気持ちが強くあって。それならやろうということで、保険代理店を退職して自分で会社を作りました。
吉田:起業って、怖くなかったですか?
佐藤さん:そこはあまりなかったですね。父親も個人事業主で病院の経営をしていましたし、父型の祖父も個人事業主として自分で事業をしていて、母型の祖父も古物商での事業を行っていて。身近な人間が基本的に1人で仕事をしているスタイルが多かったので、全然怖くなかったんです。
吉田:なるほど!親戚の方やお父さんがそういう形だと、やっぱり挑戦はしやすくなるんでしょうね、感覚的な部分で。
佐藤さん:そうかもしれないです。
― 起業した会社では、どんな事業をされていたんですか?
佐藤さん:子供向けのキャリア教育をする会社で、小学校から大学まで幅広くやっていました。小学校では、よくある職業体験のイベントを実際の企業さんと提携してやったり、教育系のキャリアボードゲームを自分で開発して、それを元に子供たちとワークショップをしたり。もう一つ、オンラインのフリースクールも立ち上げていて、これはオンライン上でいろんな大人といろんな子供が接点を持てる、社会を学んでいけるようなサービスで、中高生向けにやっていました。それと並行して、大学や小学校での講義もご依頼を受けて何回かさせていただいていました。
「子供に暴力を振るう大人にはなりたくない」という原体験
――少し遡って、学生時代はどんなタイプだったんですか?
佐藤さん:小学校の頃は、めちゃくちゃうるさい猿みたいな感じでしたね(笑)家に全然いないで、外をブラブラしてるタイプでした。そこから一転して、中学校は大人しくなって。家庭の事情もあって中学の途中からほとんど学校に行っていなくて、その頃はオンラインゲームにはまっていました。ゲームを通じていろんな大人と接点を持っていた感じです。
吉田:当時、将来どんな大人になりたいとか、ざっくりでもありました?
佐藤さん:なりたい大人はなかったんですが、「こんな大人になりたくない」というのはありました。僕の父親が凄く怖い人で、テストの点が悪いとすぐ殴ってくるタイプだったんです。それで、子供に暴力を振るう大人には絶対なりたくないなと思っていました。どれだけ勉強ができて、社会的地位が高くなったとしても、子供に暴力を振るうならそいつはダメだなという考えでしたね。
「なぜ大学生に?」という疑問が、代表との対話で氷解した瞬間
――Beyond Cafeを最初に知った時の印象って、覚えてますか?
佐藤さん:僕、基本的に調べてから応募するタイプなんですが、その時に思ったのは「キャリア教育を変えたいなら、なんで小学生にアプローチしないんだろう」ということでした。僕自身が小学生を相手にした教育をやってきたのもあって。結局、思考とか人格にすごく影響が出て、変化がちゃんと出るのって小学3年生くらいまでなので、そこに近い年代からアプローチした方が絶対にその子のためになるよな、というのが自分の中にあったんです。
吉田:そこから、最初のカジュアル面談は代表とされたんですよね。話してみてどんな印象を持ちましたか?
佐藤さん:最初は、人材紹介という形でキャリア教育にアプローチしているというところがあったので、夢もあるけど結構ビジネスよりなんだろうな、という印象がすごく強かったです。ただ話す中で、代表がなぜ大学生に対してキャリア教育を掲げてアプローチしているのか、という話を詳しくしてくれて。
吉田:どんなところに共感したんですか?
佐藤さん:結局、キャリアって働くことに直結するじゃないですか。そう考えた時に、1番大きな意思決定のポイントはやっぱり大学の就活の時で、その時に改めて「どういう人間になりたいか」「何を成し遂げたいか」という意思決定を変えられる瞬間だからこそ、人材紹介というアプローチをしているんです、という話をされて。確かにその通りだなと思いました。自分自身、ちゃんとした就活をしてこなかったので、その考えが自分の中から出てこなかったなというのもあって。
「大きい会社では動きにくい」を知っていたからこそのベンチャー選び
――転職活動では、どんな軸で会社を見ていたんですか?
佐藤さん:基本的には、キャリア教育を行っているかどうか、理念を軸に見ていました。
吉田:規模感みたいなところは、特に気にせずでしたか?
佐藤さん:規模感については気にしていました。1社目が家族経営でめちゃくちゃ自由度が高い会社で、その後入った保険代理店は結構大きめの会社だったんですが、大きい企業だと自分だと動きにくいなというのを感じていたんです。なので、そんなに大きくない企業を見ていました。
吉田:いわゆるベンチャーやスタートアップですね!
佐藤さん:そうです、そういうところを見ていましたね!
「みんなで頑張ろう」の温度と、報われる文化
――リクルーティングデザイナーとして活動している中で、やりがいを感じることはありますか?
佐藤さん:あります。営業をかける上で、相手の採用がうまくいくかどうかをベースに、自分なりに考えてから話をするんですが、それがバチッとはまった時はすごく気持ちいいですね。
吉田:いいですね!だいちゃん(佐藤さんのあだ名)は、相手の気持ちを読み取る力もありますし、質問も上手いですもんね!Beyond Cafeの好きなところって何かありますか?
佐藤さん:あります!人数が少ないからなのかわからないですが、みんなで頑張ろうというスタンスがすごく強いのは、めちゃくちゃいいなと思っています。それと、頑張った後に何もない会社ってよくあると思うんですけど、Beyond Cafeは頑張った後にちゃんと報いてくれるところがあって。打ち上げみたいな形も含めて、頑張ったからこれがあるんだよというのがしっかりしているところと、あとは入社した目的が人それぞれではあっても、みんなでミッションやバリュー、キャリア教育をアップデートしようというところを忘れずに仕事をしているなと感じます。理念がすごく浸透しているなと感じますね。
「ロマン」と「ソロバン」を両立させる、これからの挑戦
――Beyond Cafeの中で、今後挑戦していきたいことはありますか?
佐藤さん:入社した時にカルさんから、Beyond Cafeをフランチャイズ化して高校を作りたいという話を聞いていて。僕自身、フリースクールを作った経験もあるので、自分の高校や学校を作りたいという思いがすごくあって、もしそれができるのであれば立ち上げに関わりたいなと思っています。それに加えて、子供たちのキャリア教育に携わるのであれば周りの力がどうしても必要になるので、色々な企業さんと色々なことを始められるような体制を整えたいという思いもあります。
吉田:体制というのは、どういう形ですか?
佐藤さん:今はまだ、しっかり売上を立てなきゃいけないフェーズかなと思っていて。そこを出してきたら、改めていろんなことに挑戦するフェーズにしたい感じです。
吉田:ロマンとソロバン、どちらもという感じですかね。
佐藤さん:そうですね、今はソロバン重視になっているんですが、それを出したらロマンとソロバンどちらも、という感じにしていきたいです。
「まずは扉を叩いてみてほしい」
――最後に、この記事を見てくださっている方の中には、キャリアに悩んでいる方や、Beyond Cafeがそもそもどんな会社なんだろうと思っている方もいるかなと思っています。約半年前の佐藤さんみたいな方に、何かメッセージをお願いできますか?
佐藤さん:大前提として、もし興味があって、かつ自分がやりたいことに近いと感じているのであれば、扉を叩いて1回話をしてみるというのは絶対にした方がいいと思います。話した中で、自分がやりたいことと近しいのか、近しいと感じるけどやり方が違うな、これは違うなと感じるのであれば、それはそれでいいと思うんです。まずはとりあえず1回扉を叩いて、話を聞いてみることをしてほしいですね!
吉田:素敵です!本日はありがとうございました!