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大企業からBeyond Cafeに「出戻り入社」。元インターンの僕がここに戻ったワケ【前編】── 菊地青

Beyond Cafe__社員インタビュー!

今回のメンバーは、大学時代に長期インターンとしてBeyond Cafeに参画し、関西支部の支部長として活躍。新卒でIT系スタートアップに就職し、大手人材企業に転職後、Beyond Cafe歴代初の「出戻り入社」としてカムバックを果たした菊地青さんです。

幼い頃から「人と違う自分でありたい」思いが強く、好奇心旺盛だった菊地さん。コロナ禍で学生生活の一部に行動制限がかかった際に、「長期間やりきった」と言える経験を作りたいと思い挑戦したのが、Beyond Cafeの長期インターンでした。

しかし、菊地さんの入社直後、関西支部の退職者が続出する時代に直面。崩壊しかかっていた支部の建て直しにとりかかった菊地さんが大切にしていたこととは。そして、スタートアップから大企業を経て、学生時代のインターン企業に出戻り入社した覚悟の先にある挑戦とは。

前編では、菊地さんの原体験や長期インターン時代のお話を。後編では、社会人としての苦悩や、菊地さんが何度も考えて辿り着いたキャリア軸、そしてBeyond Cafeへの熱い思いを伺いました。

菊地 青(Aoi Kikuchi)/ キャリアデザイナー

1999年、大阪府出身。立命館大学 スポーツ健康科学部卒。

大学時代、学生団体やサークル活動、バーの立ち上げなどに携わり、積極的に活動。2020年12月〜2022年2月、株式会社Beyond Cafe長期インターンに参画。新卒人材紹介事業部でキャリアデザイナーとして就活生を対象としたキャリア面談に携わる。Beyond Cafe22卒インターン生で在籍期間最長のインターン生として、イベント運営や集客などさまざまな場面でインターン生を先導した。また、自ら関西支部支部長に立候補。2022年1月より、次期インターン採用チームで採用活動にも携わった。

2022年4月、IT系スタートアップに新卒入社。両面型の営業および自社採用を担当し、入社後最速で昇格(当時)。より成長できる環境を求め、パーソルキャリア株式会社の新規事業チームへ転職。2023年11月、Beyond Cafe歴代初の「出戻り社員」としてカムバック。キャリアデザイナーとして学生さんの人生と向き合っている。

X(旧Twitter)

ーーこれまでの経歴を含め、自己紹介をお願いします。

はじめまして!2023年11月、キャリアデザイナーとして入社しました、菊地青です。

大学生活の大半を学外活動に充てたほど活発な性格で、イベントサークルの運営、学生団体活動、バーの立ち上げと運営、そしてBeyond Cafeの長期インターンと、多くのことに挑戦しました。

2022年4月、IT系スタートアップに新卒入社。SESから受託開発に至るシステム開発支援事業の配属となり、人材紹介における両面型の営業(CA/RA)および自社の採用担当を兼務し、当時の社内最速で主任へ昇格することができました。その後、より一層の成長環境を求めて転職を決意。パーソルキャリア株式会社の新規事業チームへ転職し、法人営業に従事していました。

2023年11月、大学時代に長期インターンとして参画していた株式会社Beyond Cafeに、歴代初の「出戻り入社」としてカムバック。現在は、キャリアデザイナーとして、学生さんの人生選択と企業様の採用活動に日々向き合っています。本日は、どうぞよろしくお願いします!

学生に忍び寄る悪質ビジネス。そのとき、長期インターンが僕の世界を広げてくれた。

ーー菊地さんは、Beyond Cafe初の「出戻り社員(アルムナイ採用)」として凱旋されましたが、学生時代に長期インターンとしてBeyond Cafeへ入社したきっかけは何ですか。

仲のよい大学の先輩がBeyond Cafeの長期インターン生で、誘っていただいたことです。

僕は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、学生生活の一部に行動制限がかかった世代です。そのため、比較的多くの学外活動に参加していた僕でさえも、「やり抜いた」実感を得るには程遠い状態でした。そこで、「長期間やりきった」と言える経験を作りたいと思い、長期インターン先を探していたところ、先輩にお声がけいただいたんですよ。

当時のBeyond Cafeの長期インターンは、社員さんとの個別面談から選考スタートだったのですが、面談で「世界ってこんなに広かったんだ」と感じたのを今も鮮明に覚えています。

ーーなぜそう思ったのでしょう。

理由は2点あります。1点目は、学生が社会的意義のあるビジネスに関われることに衝撃を受けたため。2点目は、学生であっても、法人を介すことで大きなことを成し遂げられると知ったためです。

1点目の背景をお伝えすると、当時、詐欺まがいの悪質なビジネスが僕の周りで横行しており、学生が参画可能なビジネスに対して、いい印象を持っていませんでした。大学生になって行動の自由度が増し、新しいことに挑戦したいという学生の純粋な思いにつけ込む行為ですよね。

法に抵触する悪質なビジネスの話が学生に舞い込んでくること自体、日本の課題だと感じました。

ーー菊地さんの身近でそんなことが発生していたんですね。

はい。学生が、健全なビジネスのもとで経験を積めるようになってほしいなと現在も思っています。

2点目は、法人だからこそ「できること」の幅が広いと知り、衝撃を受けました。大学は、高校までと比較して自分の意思で自由に活動できる範囲が広がりますが、とはいえまだ学生です。ボランティアや学生団体などの非営利活動が大半で、人との繋がりや予算の関係で、活動を通じてできることや価値提供可能な範囲がどうしても限られてしまいます。

ですが、長期インターンは、会社が持つ大きな予算とプラットフォームを活用して、僕が知り得ない方にも大きな価値を提供できる。それまで、学生が関われるビジネスにあまりいい印象を持っていなかった僕にとって、Beyond Cafeのように、ミッションビジョンの実現に本気で向き合っている会社の事業に学生が携われること自体、僕の世界が広がった瞬間だったんです。

「やるなら全力で」挑戦した学生時代。辿り着いたのは、採用と組織への興味だった。

ーー菊地さんが様々な活動をするようになったきっかけは何だったのでしょう。

幼少期から「人と違う自分でありたい」思いが強く、その思いが、「人と違うことをしたい」→「起業したい」→「自分の力で稼げるようになりたい」→「様々な活動を通じて経験を積みたい」と、転じていったことがきっかけだと思います。

中学時代は生徒会や学級委員を務め、高校時代も同じく生徒会や学級委員に加えて、体育祭の実行委員長や応援団長を務めるなど、とにかく人前に立って目立つことが好きな性格で(笑)。

体育祭終了後、「体育祭めちゃくちゃ楽しかったよ」と言われたときは、自分の行動によって誰かにいい思い出を残すことができたことにやりがいを感じましたね。「何事もやるなら全力でやる」を貫き通した学生生活でした。

ーー菊地さんのバイタリティは、幼少期から健在だったんですね。様々なことに挑戦した結果、ご自身が最も興味を持つ領域は見つかりましたか。

昔から興味範囲が広い僕ですが、興味をずっと持ち続けているのは、採用や組織に関する領域ですね。僕は、「ワクワクして働ける人を増やしたい」と思っているので、ワクワクして働ける場所を見つける「採用」から、ワクワクして働き続けられる「組織作り」までの知見を網羅している人になり、採用や組織の課題を解決したいです。

ちなみに、僕が採用や組織領域に興味を持つようになったのは、Beyond Cafeの長期インターンで支部長(※)を務めさせていただいた経験が大きく関わっているんですよ。

(※)菊地さんが長期インターンをされていた当時(2021-2022年)は、インターン生の居住地によって全国5支部(北海道/東北支部・関東支部・関西支部・中四国支部・九州支部)に分かれていた。各支部から支部長が1名選出され、支部長が中心となって各々が担当する支部の組織作りを行っていた。現在は、支部制を廃止し、代表や事業部長直下で全インターン生が活動している。

退職者が続出。支部を建て直す鍵は「ワクワクして働ける組織作り」

ーーなんと。Beyond Cafeで支部長を務めた経験が、採用や組織領域への興味とどのようにつながったのでしょうか。

Beyond Cafeの長期インターンは、独自の選考を経て入社が確定するのですが、関西支部では、選考後に支部メンバーと面談を行い、お互いに「一緒に頑張ろう!」という気持ちになった方を正式に入社としていました。

​​ですが、所属先の関西支部で、僕が入社した2〜3ヶ月後に4名の退職が相次いだことがあって。思いに共感して入社を決めた仲間が、卒業を前に辞めることに衝撃を受けたんです。一つ上の先輩方が組織作りに苦労されている姿を近くで見ていたこともあり、僕たちの代では、先輩たちの分も「全員で卒業の日を迎えたい」「メンバーがワクワクして働き続けられる支部を作りたい」と強く思うようになりました。

ーーなるほど。

僕は、「何をするにも人に恵まれた」と思っています。リーダーを務めさせていただいた経験の多くは、僕が何か特別なことをしたというより、組織の状態がよかったんだと。組織状態がいいと、充実した時間を過ごせる、ワクワクできる、思い出に残ると思うんです。

本人が一度やると決めたことをやりきらないで辞めるより、やると決めたことをやりきれる組織を作りたい。そう心に決めました。

ーー菊地さんが「ワクワクして働ける人を増やしたい」と思うのは、「関西支部のメンバーと全員で卒業したい」という願いが原点にあったのですね。

そうですね。現在のBeyond Cafeでは、人事チームが長期インターンの採用やオンボーディングを担当していますが、当時は、支部のメンバーを巻き込んで、支部別に採用活動やオンボーディング、採用KPIの進捗確認を行っていました。オンボーディングでは、支部長が主体となって新メンバーの立ち上がりに伴奏していたので、全員で卒業することに対する思いが、より強かったのかなと思います。

なぜ僕たちはBeyond Cafeでインターンをしたいのか。大事にしたのは、ここにいる目的と理由。

ーーBeyond Cafeの長期インターンで最も印象に残っていることは何ですか。

週一回の支部ミーティングです!支部長として、このミーティングの設計は一番こだわっていました。理由は、全員で卒業するためのマインド作りに欠かせない場だと思っていたからです。

メンバーの途中離脱が発生する原因を僕なりに考えた結果、入社前に会社に対して抱く期待と入社後のリアルにギャップが生じているからではないかという仮説に辿り着きました。もしそうであれば、数多ある企業の中でもBeyond Cafeを選んだ理由と長期インターンをする目的を自他共に認識し、Beyond Cafe卒業までの各々のマイルストーンを置くことが重要だと思ったんです。

もちろん、インターンを続ける過程で、ありたい姿ややりたいことが変化することもあるでしょう。そのため、「卒業する」というゴールを一方的に設定するのではなく、インターンを続けるモチベーションの源泉を探り、他でもないBeyond Cafeでインターンをする意味付けに重きを置いてメンバーとコミュニケーションをとるように心がけていました。

支部ミーティングは、会社に対する個々の期待と、会社が提供できるコトを軌道修正する場と位置付けて実施するように意識していましたね。

ーー関西支部のスローガン「目立ってなんぼ!関西支部」に表されるように、メンバーの個性が存分に発揮されていたのは、菊地さんのこだわりによって、個々がワクワクしながら働ける状態を作り出せていたからかもしれませんね。

そうであれば嬉しいですね!Beyond Cafeでインターンを続ける理由は、メンバーによって異なります。「メンバーが好きだから」「社会人生活を見据えて成長したいから」「とにかく最後までやりきる経験を積みたいから」など、一人ひとり異なる分、苦労することもたくさんありました。目的とモチベーションの源泉を探ることで、Beyond Cafeとしてメンバーに提供できることは何かを常に考えていましたね。

具体的には、長期インターンの業務内だけでなく、業務外のプライベートなコミュニケーションを増やしたり、支部メンバー主体でイベントを企画したりしました。また、日常的にメンバーにスポットライトが当たるよう、メンバーのいいところを褒め合うカルチャーの浸透を促進させる取り組みなども行いましたね。

メンバーの成長を見守るのが大好きで、やりがいを感じていました。

後編はこちら!後編では、社会人としての苦悩や、菊地さんが何度も考えて辿り着いたキャリア軸、そしてBeyond Cafeへの熱い思いを伺いました。ぜひご覧ください。

大企業からBeyond Cafeに「出戻り入社」。元インターンの僕がここに戻ったワケ【後編】── 菊地青 | Beyond Cafe's Member
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