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【ブライエッジ仕事図鑑 #1】エグゼクティブサーチ事業部

「ブライエッジ仕事図鑑」は、ブライエッジの事業や仕事のことをもっと知っていただきたいという思いから始めた企画です。現場社員へのインタビューを通して、各事業部の役割やキャリアについてご紹介していきます。
記念すべき第一回目は、創業時からブライエッジの柱である【エグゼクティブサーチ事業部】にお邪魔してきました!

インタビューしたのはこちらのお二人です。

エグゼクティブサーチ事業部
右/シニアコンサルタント・チームリーダー 金子貴光(以下、金子)
左/チーフコンサルタント・チームリーダー 金子知広(以下、知広)

1.事業、仕事内容について

ーーエグゼクティブサーチ事業部(以下、EXS事業部)について教えてください。

金子:EXS事業部は、ヘッドハンティングを手法としてクライアント企業様の事業課題の解決を行う事業部です。
経営者様における悩みのうち7割は「人」に関することだといわれています。企業には様々な事業課題がありますが、解決しようにも「できる人がいない」「優秀な人が辞めてしまった」といった人の悩みが尽きません。ブライエッジはヘッドハンティングにより、クライアント企業様の課題解決における重要なポジションに、キープレイヤーとなるような優秀人材をご紹介することで、事業課題の解決をサポートしています。

近年のIT・webサービスの発展やDX推進といった追い風もあり、特にIT人材の需要は高まっていますが、一方でエンジニアをはじめとするIT人材は不足しています。企業の人事や経営者の方からすると、キープレーヤーの情報をキャッチしてスカウトし、採用に導くことはかなり採用難易度が高い状態なんですよね。当事業部は創業当初からIT業界に特化して採用支援を行ってきたノウハウがあるので、多くの企業様からも高い需要をいただいています。

知広:他社エージェントは、転職をすでに意識している「転職顕在層」に対してアプローチすることがほとんどです。しかしそれでは本当にクライアント企業様の成長に貢献できる人材をおつなぎできるわけではない。そこで我々は転職顕在層だけではなく「潜在層」に対してもアプローチをしており、ここが他社とは異なる特徴でもあります。

具体的には、転職媒体の登録者の中から探すのではなく、TwitterやFacebook等の様々なSNS、ブログ等の情報、雑誌や学会情報等も収集し、「この方が入社することで会社の課題解決ができ、事業や組織が成長する」という方をピンポイントで探しに行く、そんなイメージです。

ーー事業課題の解決、と聞くととても難しい仕事に感じるのですが、コンサルタントの具体的な業務について教えてください。

金子:EXS事業部のコンサルタントの仕事は、大きく2つあります。

1つがリクルーティングアドバイザー(RA)としての業務。法人営業として、クライアント企業様とのお打ち合わせや定例ミーティング、人材ご紹介のオペレーション業務などです。
もう1つがキャリアアドバイザー(CA)しての業務で、候補者様のサーチ・スカウトから、キャリア面談を行い、クライアント企業様へおつなぎをしたり、ご転職活動全般をサポートします。

RAとCAの2つの業務を並行して行うこの仕事は、人材業界の中でも「両面型コンサルタント」と呼ばれています。

金子:ブライエッジは創業時からIT・web業界に注力をしてきたため、クライアント企業様は優良ベンチャー・スタートアップ企業が大半です。いわゆる「ベストベンチャー100」などを見てみると、弊社のクライアントばかりだったりもしますね。そういった優良企業の、経営者様のパートナーとして伴走するのが、EXS事業部のコンサルタントです。

知広:またそういった企業様の採用課題のお手伝いをしているため、自ずとお会いする方も優秀な方が多いです。例えばCTOをはじめとしたCXOクラスの方、エンジニアリングマネージャー、PdM、デザイナーや事業開発・事業企画といったポジションの方と多くお会いしていますね。
そのため新人メンバーはIT業界やエンジニア職についての勉強も必須で、社内の勉強会やこれまでの知見等を活用し、日々キャッチアップしてもらっています。

ーー素敵なクライアント企業様や候補者様にお会いしているのですね。この仕事を通して感じるやりがいや、仕事の魅力を教えてください。

金子:2点あります。
1点目はto Businessの観点で、経営者様と深くリレーションを取り続けるため、優秀人材のご紹介や採用を通して経営課題の解決に伴走できているという実感があります。

2点目、to Customerの観点ですが、転職顕在層のみならず潜在層の方の中には多様なご経験をされていて、高い実績を出されているようなとても優秀な方が非常に多いです。その様な候補者様の人生と仕事における幸福度を高めることができ、また、お話を聞くことでその方のこれまでのご経験を”疑似体験”できるので、自分自身の見解も深めることができとても勉強になるため大きなやりがいとなっています。

知広:クライアント企業様から採用課題とそれに基づくオーダーをいただき、採用決定という成果が出た時には、企業様が一気に成長するという実感がありますね。入社先の企業様のリーダーやCxOといった役職になられる方と多くお会いしているので、我々の仕事が企業成長に直結しています。またそのように企業を引っ張っていくような優秀な方の、転職という人生の分岐点をサポートできる事もやりがいです。

金子:どれも他の人材会社では経験できないやりがいだと思いますね。

ーー転職潜在層のサーチを行うリサーチャーチームがありますが、リサーチャーチームとの連携について教えてください。

金子:当事業部のリサーチャーチームは、クライアント企業様からいただいたオーダーに対して優秀人材をサーチし、スカウトする専門家チームです。サーチやスカウトに関するノウハウが豊富で、EXS事業部の支えともなっている存在です。

クライアント企業様から特に難易度の高いオーダーをいただいた場合は、リサーチャーとコンサルタントでプロジェクトを組んでおり、そのプロジェクトごとに密にコミュニケーションをとっています。オーダーをいただいたポジションについての理解を深めたり、面談を終えてのフィードバックを共有したり、現状の進捗状況を確認したりと、プロジェクトごとに週1回以上ミーティングを組んで連携しています。

知広:リサーチャーにはクライアント企業様との打ち合わせや定例ミーティングにも同席してもらっています。クライアント企業様としても、リサーチ部隊がいるエージェントは多くないため、心強いと思っていただいていますね。

ーーブライエッジ創業時から柱となっているEXS事業部ですが、リーダーのお二人から見た課題を教えてください。

金子:できていない課題というわけではなく、常に追求すべきという観点で、在籍コンサルタントの個々の力をさらに伸ばしていきたいです。我々の強みは、転職媒体に登録をしていない方へのアプローチができることで、常日頃から高くアンテナを張って行く必要があります。またアプローチ後にクライアント企業様におつなぎしてお会いいただく際の説明能力、課題解決能力が高く求められる仕事でもあります。業界未経験入社のメンバーも多いので、まだまだ伸ばせる部分だと思っています。

一方事業の観点では、ヘッドハンティングの手法は確立できてきたので、次なる新たなチャレンジも必要だと感じています。IT・web領域に強いエージェントとして認知いただいているものの、さらなる領域の拡大や、スカウト手法の多様化などは、まだまだ伸びしろのある部分だと思っています。柔軟な発想で広げていきたいですね。

知広:あとは純粋にリソース不足も感じますね。ありがたいことに、企業様から新たにオーダーしたいとお声をいただくことも多いのですが、社内のリソースが追い付いていないためお待ちいただいている状況でもあります。

金子・知広:早期に企業様の課題解決に取り組むことが、その先の社会をよりよくしていくことにもつながるので、一緒に取り組んでくださる方をお待ちしています!!

2.キャリアプランについて

ーーEXS事業部のコンサルタントの、キャリアプランについて教えてください。

金子:まずは「これ!」といったキャリアパスがあるわけではなく、メンバーそれぞれのWillや目指したいビジョンによって、いかようにもできると思っている、というのが前提ですが、大きくこの4つの方向性があると考えています。


①コンサルタント職を突き詰める

金子:経営者様に伴走し、採用だけではなく経営課題から落とし込んだ人事課題を解決するためのパートナーでありたい。これがEXS事業部のコンサルタントのミッションです。経営者様と一緒に経営や組織課題の解決を突き詰め、企業の発展の下支えをしていけるこのコンサルタントの仕事に終わりはありません。これができてこそ、一般的な人材紹介事業を超える価値が発揮できると思っています。

代表の諸田もよく話してくれるのですが、日本での”エージェント”の価値はもっと高まってもいいんじゃないかなと思っています。海外を例に出すと、アメリカでは「4つのパートナー」を持つことがよいと言われています。医師、弁護士、会計士、そしてキャリアコンサルタント。日本のエージェントやキャリアコンサルタントは、まだまだ「ただ仕事を紹介する転職させ屋さん」となっている場合が多く、十分な価値を発揮できていないんです。これは人材業界全体的な課題でもありますね。
なので転職を考えたタイミングだけでなく、現職中も人生ずっと伴走できる人であるのが理想かなと思っています。ここが我々EXS事業部のコンサルタントとしての介在価値があると思っていて、この理想像に近づけると、自身のキャリアとしても価値が上がると考えています。

知広:社内だとシニアコンサルタントの添田がここに近くて、両面型コンサルタントを突き詰めてお客様と長期的なお付き合いをしていますね。


②マネジメントの役割を持つ

知広:金子がまさにここにあたると思います。私も今はチームリーダーという役割を持たせてもらっていますが、ゆくゆくは事業部リーダーやマネージャーとして昇華していきたいと思っています。

ブライエッジのリーダー像は、ただ高い実績を上げればなれるというものではなく、ブライエッジが大切にしているミッション、ビジョン、クレドの体現、さらにそれを代表の熱量そのままにメンバーに伝えていけるかどうかが大切です。ここは私含め今のリーダー・リーダー候補の課題でもありますが、社内でのリーダー勉強会やマネジメント研修を通して体系的な学びを得る機会はありますし、何より代表と近い距離で仕事ができる規模感ですので、業務だけでなくマネジメント面でも悩んだことや失敗したことはすぐ諸田とレビューをして次に活かすようにしていますね。


③職種のチェンジ

金子:ブライエッジにはベストパートナー事業部があり、こちらのコンサルタントは両面型ではなく片面型として、RAチームとCAチームに分かれています。両面できることも強みにはなりますが、RAもしくはCA専任となってスペシャリティを高める、というキャリアチェンジも可能です。

知広:現時点でも、ベストパートナー事業部のRAとして実績を積んだ新卒メンバーが今EXS事業部で両面コンサルをやっていたり、両面コンサルを経験したうえでRAやCAチームで専門性を高めたりと、ペストパートナー事業部・EXS事業部間での異動は複数実例がありますね。


④新しい役割を作る

知広:我々はクライアント企業の経営者様の近くで仕事をしてるので、ヘッドハンティング以外の手法でも課題解決のお手伝いができると思っています。
例えばですが、新卒入社の溝口は中小企業診断士を持っているので、別視点でアプローチすることができます。RPO事業部と連携して代行やアウトソーシングの手法で採用のお手伝いもできる環境です。今はまだできるコンサルタントが限られていますが、評価制度や労務回りも手伝える余地はあり、いくらでも広げていけると思っています。

金子:私の事例ですが、懇意にしているクライアント企業様に、代表とRPO事業部メンバーと私の3人でコンサルティングに入らせてもらっています。あるクライアント企業様は採用戦略を一緒に考えましたし、別の企業様は中途のみならず新卒採用のお手伝いと、あと経営課題も含め解決できないか話を進めています。

事業部を超えて社内でプロジェクトが組めるのも、「全人事課題の解決」を目指すブライエッジだからこそですし、これを体現する為にもできることってまだまだたくさんあるんですよね。

知広:候補者様のこと、クライアント企業様のこと、この両方をわかっている事業部なので、キャリアパスは多様ですね。私も今の金子の事例を聞いて、企業様との付き合い方をもっと柔軟にできないか見直したいなと思いました。

3.チーム・メンバーについて

ーー現在EXS事業部は2チームに分かれていますが、それぞれリーダーから見てどんなチーム・メンバーですか?

金子:人材業界は個人戦が多い中で、ブライエッジはチーム戦を重視しています。その理由はパフォーマンスの最大化。プロジェクトを組んでチームで目標達成に向かって注力することができるのは、他社エージェントとの違いだと思っています。

私のチームはWillが明確にあるメンバーが多いのが特徴ですかね。例えば「トップコンサルになりたい」「マネージャーになりたい」「営業推進をやりたい」など。個人の欲求が強いように感じますが、その先にあるのはお客様への貢献。ここは一本通っている感覚です。なのでチームで動くときは意欲的に「どうやってチームでお客様に貢献できるか」を協力体制で考えられるというのも共通していますね。

知広:うちは社内で一番若いチームです。私自身が20代後半ですし、新卒入社メンバーも複数います。だからといってバラバラなわけではなく、比較的近い年齢が集まっているからか新しい提案や意見をどんどん発信してくれるため、日々メンバーから学ぶことが多いと感じていますね。

そのためコミュニケーションを取るうえで「否定から入らない」ことは心がけています。もちろん、間違っている場合は違うと訂正しますが、まずは提案してくれたこと自体に感謝し、当然人格否定もしません。根源には、ブライエッジだけで活躍する人材にはなってほしくないという思いがあります。身につけたいスキルやその先の目指したいキャリアも一人ひとり異なるので、ゆくゆくは誰がどこに行っても活躍できる力をつけてあげたいですね。

ーー最後に、どんな方に来ていただきたいですか?

金子:面接での評価基準という観点ではいろいろありますが、こういう人を育てたいな、と思えるのはやはり素直な心の持ち主、そしてポジティブ思考な人でしょうか。

私自身も人材業界未経験でブライエッジ2人目の社員として入社し、毎日分からないことだらけの中で学び続けて今があるのですが、その根底には、周りからの指摘やアドバイスを素直に受け取り実践する姿勢と、できないことがあっても失敗したとしても諦めずポジティブに考えることができたというのは大きいと思っています。

知広:確かに、素直な人は伸びますね。ただうんうんと聞きいれるのではなく、「こうしてみたら?」とアドバイスをもらったらちゃんと実行するまでが大事だなと、メンバーを見ていても感じますね。

うちはまだまだ発展途上のベンチャー企業で、仕事もマニュアルがきっちりあるというわけではなく、むしろ自分たちで仕事やキャリアを作っていくフェーズです。一般的な企業にはある制度や備品などまだ揃っていないものも多いので、それをネガティブにとらえるのではなく「ないなら作る!」くらいポジティブな方が、ブライエッジのようなベンチャー企業でのキャリア形成を楽しめるかもしれませんね!

※本記事は2023年2月のインタビュー時点の内容です。

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