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社員から見たデンマーク視察。幸福度ランク上位国の働き方とは?

昨年、ありがたいことに社内で賞を頂き、その副賞として役員のデンマーク視察に同行させていただきました。

海外に行くのは大学の卒業旅行ぶり。長期の日程なので仕事の引き継ぎを周りにお願いし、デンマークの事前情報を調べて視察に臨みました。

世界幸福度ランキングトップ3に常時ランクイン!デンマークという国

デンマークについてざっくりと。

人口:600万人ほど。

特徴:高負担高福祉国家と呼ばれる国です。

要は税金が高いけれど国が必要なことにはお金を出してくれる国ということですね。

王様(女王様)がいらっしゃいますが議会制の政治をされています。


国内企業:日本でも有名な企業としてLEGOやECCO、ロイヤルコペンハーゲンがあります。

(前回の視察ではLEGO本社にも伺ったそうです!いいなぁ。)


暮らし方:ヒュッゲと呼ばれる、人と人の触れ合いを通して安心や温かさを感じるという

キーワードが近年話題となっています。


デザイナーが医者並みのステータス!?仕事に対する価値観

今回はデンマークのシェアオフィス、出店型の飲食施設、あらゆるものを

リユースしてデザインを付加価値として提供する会社…に訪問させていただきました。


各社の社長やマネージャーにお話を伺ったのですが、みなさんおっしゃるのは

「その仕事を行って幸せかどうか?」「一緒に仕事をするときに大事にするのは

その人の目に熱意があるか」という本人のモチベーションに関わる話をされていました。


反対に「利益」「数字」といった話はほとんど聞きませんでした。



大事なのはその仕事が人にどんな影響を与えるのか?

デンマークの方のお話を聞いて気づいたのは、「役職」は重要視されておらず、

その人が行っている「役割」や「貢献」が家庭や社会、もっといえば世界に対して

どのような影響を与えるのかが非常に重要視されているな、と感じました。

特に、デンマークの方は「ヒュッゲ」という感覚を大事にされるので、家の雰囲気に関わる

デザイナーの社会的地位は医者並だとか。


自分の役割や実際に貢献できることを大事にしたい

デンマークの方は皆さんニコニコとしていらっしゃった印象でした。

こちらの質問にも真摯にお答えいただき、とても素敵な方ばかりでした。

ちなみにデンマークでお会いしたタエさんは日本にいらっしゃった際に

COHSAで講演会をしてくださったのですが、30名ほどの定員に対して

びっくりするほどの倍率になるほどでした。

みなさん自分の使命やコミットメントを自覚されており、信念に基づいて

行動されていらっしゃるので周りも心を動かされるんだなあと思いました。


私もそんな風に周りに良い影響が与えらえる人間になれるよう

行動していきたいなと思います!

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