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「家庭・子供・仕事」全部両立する。営業から未経験で人事へ、個が力を発揮できる組織づくりに挑戦

日本の製造業に興味と誇りを持ち、「人が変わる瞬間に立ち会いたい」「なぜ人は働くのか」「一緒に働く人が大事」と“人”にこだわる横野奈保子さんが、2020年5月に入社しました!

国際基督教大学(ICU)を卒業し、 コンサルタント→営業→マネージャー→戦略企画と様々な経験を積み、キャディに入社してからも営業企画→マーケティング→人事とキャリアを展開し続けていますが、どの仕事も正面から楽しんでいるのが伺えます。

そんな横野さんがキャディに入社した経緯や、これまでの仕事への向き合い方などをインタビューしました!

アメリカで抱いた、“メイドインジャパン”への誇り

――横野さんはコンサルタントからキャリアをスタートしたんですよね。なぜコンサルタントになったのですか?

かなり遡ってお話しすると、私は小学校時代、アメリカに住んでいたんですね。そこで日本人としてのアイデンティティが培われて「メイドインジャパンの製品が強い」と言われることに対して、誇らしい気持ちを持つようになりました。

けれど大学生になる頃には、日本の製造業が衰退しているとか、世界の大学ランキングで日本の大学が順位を落としているという話を耳にするようになってしまって。

同時期、私はアメリカの「ザ・ヤングアメリカンズ」という団体を日本に誘致していたNPO法人じぶん未来クラブに所属していました。世界の子どもたちと3日間ワークショップを開催し、ミュージカルを上演するのが活動内容なのですが、これの日本立ち上げを大学4年間、命をかけてやっていたんです。

そこで何人もの子どもたちが変わる瞬間を目にして。引っ込み事案で不登校気味だった子が、舞台で歌うようになったのをきっかけに自信を持って学校に行けるようになったり、ものすごくグレていた子がいい子になったり。

人が変わる瞬間に立ち会うのって面白いな、そういう仕事がしたいなと思いました。加えてメイドインジャパンを強くしたいと考え、企業の経営に関わるコンサルタントを目指すことにしたんです。

就職活動では大手企業も受けて内定もいただきましたが、最終的に選んだのは30名規模と比較的小規模な大手コンサルからスピンアウトした戦略系のコンサルティング企業でした。

――どのような基準で就職先を選んだのでしょうか?

“人”ですね。面接で話していて、すごく楽しかったんですよ。この人みたいな働き方がしたいなと尊敬できる人にも出会えましたし。みなさん、お客さんに価値提供することにプライドを持っていることがすごくいいな、と。

お客さんに価値を提供するのがコンサルの仕事だという意識がとても強い人ばかりで刺激的でした。

――その後、転職して営業になりましたよね。どのような理由があったのですか?

常駐型のコンサルティングという働き方は、体力的に長くは続かないなというのがまずありました。また、コンサルタントは一度に一社しか受け持てません。「もっとたくさんの企業と関わって、好きなように動ける働き方がしたい!」と思ったとき、営業職という選択肢が浮かんできたのです。

さっそく転職エージェントに登録したら、トムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社(現クラリベイト・アナリティクス)を紹介されたんです。そのときは提案される企業を片っ端から受けていたので、とりあえず選考書類を提出しました。

あとから応募条件を確認してみたら「営業経験5年以上」とあって。私はそのとき第二新卒枠だったので、通るわけないよなーと思っていたのですが「ヤングアメリカンズの話を聞きたいから」と呼ばれて驚きました(笑)。

その後もなぜか無事に選考を通過し続け、最終選考のお題はプレゼン。この会社の主なお客さんが大学・官公庁だったので、勝手に社長をどこかの学長に見立ててロールプレイングしたところ、まさかの「採用」されたという。

――営業経験ゼロだったのにすごいですね!実際に入社していかがでしたか?

正直、難しそうな仕事で不安もありましたが、同時に面白そうだなと思っていたんですね。製造業のメーカーは製品を作っていますが、大学は製品を作るための基礎技術を研究している場所。もともと興味を持っていた分野に携われて、非常に刺激的でした。

あと単純に、営業という仕事が楽しくて。実際に営業職に就いていたのは3〜4年だったのですが、毎年チームでトップの成績を残すことができました。

たぶん、本当に営業という仕事が向いていたんですよね。「ここに行けば売れる」というのが何となくわかったので、営業目標を達成しなきゃと追い込まれることは全然なく、ただただ楽しく働いていました。

辞めるとき、社長にも「あなたは営業で生きていくべきだ」と言われました。

――よほど向いていたのでしょうね。何かテクニックをお持ちなのですか?

テクニックというわけではありませんが、商談中は8割お客さんの会話を聞く時間にしていました。私、普段はめっちゃ喋るんですけど(笑)ほとんど黙って話を聞いて、最後に「じゃあこれとこれがあればバッチリですね」って。

話を聞いている間に、パワポのスライドとかで課題を可視化して解決のためのソリューションを組み立てるんです。商談の最後にそれをプランとして提案していたことが功を奏したのかもしれません。コンサルの経験がそのまま生きたかなと。

あとは先生の研究分野や趣味は事前に調べていったり、地元のオススメの小料理屋を聞いたり、アイスブレイクの材料はきちんと用意していましたね。

――勉強になります!とても営業という仕事を楽しんでいたようですが、そのあとはマネージャーや戦略企画をなさっていたんですよね?何か理由があったんですか?

28歳くらいになり、子どもがほしいけど外勤が多い営業職のままだと難しいなと思ったことです。そこで部署異動し、ソリューション・マネージャーとして営業企画の仕事を始めました。営業が販売するための仕組みを作るのが主な役割だったのですが、それもすごく楽しかったです。

無事に子どもを2人授かり、産休育休を取得後は戦略企画に異動。外資系企業なので、本社があるアメリカに販売しているサービスを日本のどのマーケットにどういう価格設定で展開するかを決めることから始まり、ターゲットのセグメント、プライス、販売時のペルソナなど一つひとつ設定していきました。

――とても充実してお仕事を楽しまれていた印象を受けるのですが、なぜキャディに転職したのでしょうか?

実は転職しようなんて全く思っていなくて。Twitterを見ていたら、たまたまキャディの吉田さんの記事を紹介したツイートが流れてきたんですよ。「元WantedlyのCFOがWantedlyを使って転職したって何それ?!」って驚いて、その記事を読んでしまったんですよね。

その記事でキャディを知り、調べてみるともともと興味を持っていた製造業の課題解決に挑戦しているのがわかって。実現しようとしているミッション、会社としての今後の可能性、働いている人たちと全てが魅力的に見えました。

面接を受けてみたら、みんながすごく仕事にコミットしているのが伝わってきたのにもワクワクしました。(代表の)加藤さんと話すのも、めっちゃ頭使うけど楽しかったですし(笑)。

でも実は、これまでみたいに自由な働き方ができなくなると思ったら二の足を踏んでしまって、内定をいただいたものの一度辞退したんです。いまは新型コロナウイルス感染症流行の影響でフルリモートワークになっていますが、当時はオフィスに出社がベースでしたから。

けれど、お子さんがいるマネージャーレベルのメンバーが私の不安を汲み取った上で「大丈夫だからおいで」と言ってくださって。「長時間ガッツリ働いてほしいわけではない、パフォーマンスを出してくれればいい」と熱心に伝えてくださったので、ここで頑張ろうと思えました。

“営業視点”がキャディのマーケティングの肝

――キャディに入社されてからは、営業企画を経験後、マーケティング部に所属していましたね。どのような仕事をなさっていたのですか?

キャディの顧客獲得のため、リードを作るための営業設計をしていました。コロナ禍への対応策としてそれまで実施していなかったウェビナーを開催するため、ターゲットにチラシを配布したり業界にネットワークを作ったり。

加藤さんが「これやろう!」とよく無茶振りしてくるので、それにひたすら「いいですね!」と乗っかって勢いよく打ち返していましたね(笑)。

マーケティング部自体ができあがったばかりの組織だったので、いろいろ案を出すフェーズだったんですよ。もともと新しいことを考えるのが好きでしたし、前職での経験もうまく活かせていました。

――いろいろ企画したと聞きました。いくつか具体例を教えてください。

ウェビナーは会社の概要と「一緒にやりましょう」というメッセージを伝える内容にし、一時期は毎日開催していました。

他にも、装置メーカー向けキャンペーン「調達力診断」の企画しました。これは資金調達の状況などアンケートに回答いただくと、自社のどこが強みなのかがわかるレポートが作成される仕組みです。キャディにとっては、お手伝いできそうな課題があるかを見極める材料になっています。

――どちらも営業に直結している企画ですね。

そうですね。キャディのマーケティングって営業視点で「どういう状態でお客さんと繋がるといいか」を考えることが重要で、営業や営業企画に近いんです。だから未経験でもできたというのはあるかもしれません。マーケティングの考え方は今まで本で読んだことを実践に移して、PDCAを回していました。

人事という新たなフィールドへの挑戦も「面白い」

――2021年1月からは人事部に異動となりましたね。またもや未経験職への挑戦となりますが、戸惑いなどはありませんでしたか?

全然なかったですし、実は「辞令、くるな」と思ってたんですよ。第六感ですかね(笑)。

全社的に採用強化したいと言っていたので、人事部のメンバーを増やすのは予感していました。また多分キャディの場合、人事の圧倒的な経験よりも営業のようにクロージングしていく能力が求められると思うんですよ。だったら面白そうだな、やりたいなと思っていました。

――どういうところが面白そうだと思ったのですか?

私は大学で組織社会学を専攻していて、もともとなぜ人が働くのかということに興味があったんです。「NPOで働く人は無給でも頑張る理由」「男性が育休を取得すること」などをテーマにいろいろな人をインタビューしていました。

もう少し遡ると、中学生の頃から「結婚したい、子ども作りたい、バリバリ働きたい」と思っていて、それらを両立するにはどうすればいいかを調べていたんですよ。祖母も母も働いていて「仕事は持っていたほうがいい」と小学生の頃から聞かされていたので、その影響でしょうね。

けれど女性はフェーズによって、常に自身の働き方と向き合わなければならない。その辺りの組織設計など、キャディの中でもいろいろ取り組めることがありそうなので、挑戦する面白さがあるなと感じました。

――実際に人事部の仕事をしてみていかがですか?また今後の展望を教えてください。

現在、人事部に配属されて1ヶ月半程度ですが面白いです。営業職のように採用計画を設計し目標を立ててクロージングに向かっていく側面もありますし、面談で候補者一人ずつと話すのは、いろいろな視点が垣間見えて楽しいです。

転職という人が変化するシーンの一つに携われるのも、この仕事の醍醐味だと思っています。

今後は新しく入社した方が働きやすく、自身の力を発揮しやすい組織づくりをしたいですね。数年後には海外採用をスタートするかもしれませんので、その際はぜひ携わりたいと思っています。

――最後に、横野さんはどんな人がキャディに向いていると思いますか?

何歳になっても新しいことにチャレンジしたいと思える人はキャディに合っていると思います。キャディは結構異動が多く、私のように職種が変わるのは珍しくありません。そのときに「自分はマーケティングだけやりたい」という人は、ちょっと難しいかもしれません。「これやろう」と言われたときに「いいですね!」と言える柔軟性はすごく大事です。

前提として、キャディのビジョンや理念への共感はマストかなと思いますが、あとは自身が誇れる強みがあるといいですよね。いまキャディにいる人が持っていない何かを持っている人が来てくれると、新しい風が吹くんじゃないかなと期待しています。同じような人ばかり集まっても、会社として成長しないですからね。

Photo by Taiga Yamazaki

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