こんにちは。カリスタ採用担当です。今回は、採用チームのひとり、中村美悠(なかむら みゆう)のインタビューをお届けします。中村はこれまで鍼灸師として活躍し、『 CALISTA 』の店舗責任者を務めるなどしてきましたが、現在はこのWantedlyや各種SNSなどでの採用広報をはじめ、選考や面接などの採用実務を主に担当しています。そんな中村とカリスタとの出会い、入社からこれまでの仕事について、今後の目標や候補者へのメッセージなどについて語ってもらいました。ぜひご覧ください!
総院長の人柄と“心身同源”という考え方に惹かれて ―― 鍼灸師を目指したきっかけを教えてください 母親が美容師をしていて、手に職をつけなさいという教育方針だったこともあり、私自身も将来的に何か技術を身につけて、自分で稼げるようになりたいと思っていました。そんな中で、ずっとスポーツをしていたこともあり、鍼灸師という選択肢が頭の隅にあったんです。いざ進路を決める際、やはり長く働き続けるには鍼灸師だと思い、高校卒業後に鍼灸の専門学校に進学しました。
―― どのような理由でカリスタに入社を決めたのでしょうか? 専門学校時代は、地元の整骨院でアルバイトをしていて、そのまま就職するという選択肢もあったのですが、美容師の母の影響で美容にも興味があり、美容と鍼灸に関わりたい、女性に寄り添う仕事をしたいという想いがありました。そんな中で、“美容鍼灸”というワードを知って検索して出てきたのが、最初にカリスタを知ったきっかけだと思います。
実際にカリスタの選考を受ける中で、総院長の考え方や、“心身同源”というカリスタの診療方針に共感し、ますますここで働きたいと思いました。私自身もそれまで、身体は元気だけれど、なぜか心が追いつかない時や、その逆もあり、身体と心のバランスに悩むこともあって。総院長から“お客様に対して、健康や美容のための技術の提供だけではなく、心のサポートもする、それが心身同源という考え方”だと聞いて、「この人と一緒に働きたい! ここで鍼灸師として技術だけではなく人として成長したい!」と強く思い、念願叶ってカリスタに入社しました。また、自分が将来的に独立をすることがあったら、鍼灸の技術だけでなく、経営スキルも必要だと考え、代表の前田からビジネスについて学ぶことができるというのも、カリスタに惹かれた理由のひとつです。
―― 入社後、どのような仕事を担当してきましたか? 今年で入社5年目になりますが、最初は鍼灸師として、『CALISTA』恵比寿駅前店に配属となり、1年目の12月に店舗の副責任者になりました。その頃、一時的に採用アシスタントも兼任していましたが、半年くらいで抜けて、3年目には店長になり、そこから1年半ほど店舗責任者とブランドの戦略運用を担当し、1年ほど前に現店長へ引き継ぎました。現在は採用担当として、採用広報を含む採用業務全般に関わっていますが、並行して店舗での施術も行っています。
―― 店舗からビジネス職への異動は、ご自身の希望ですか? はい。去年結婚をしたことで、改めて今後のライフステージの変化を考え、キャリアチェンジを希望しました。また、自分が勤務する店舗のマネジメントだけでなく、全社員とコミュニケーションを取れたり、採用担当として、学生さんとも対峙したりできるポジションに、自分の存在価値を感じられると思ったことも大きいですね。
“人が好き”だから楽しめる採用担当と鍼灸師という仕事 ―― これまでで、特に印象に残っているエピソードはありますか? 最も大変だったのは、1年目の冬に副責任者になった時です。周りが全員年上かつ鍼灸師歴も社歴も長く、私はすべてにおいていちばん若くて、もちろんマネジメントの経験もない、若干22歳。当時、店長が不在だったため、店長会議にも参加していたのですが、最初は何もわからなくて…。周囲との差を感じるにつけ、自分のふがいなさが情けなくて、なかなかうまくいかず、落ち込むばかりでした。
そんな時、当時の上司に、「いま見えている世界は、自分自身で作っているんだよ」と言われたんです。1年目で店舗の副責任者を任せてもらうというのは、それだけ自分に期待してもらっていることですし、結果を出さないといけないと改めて気づきました。また、採用アシスタントをしている中で、候補者の方に「中村さんと一緒に働きたいです」と言われたり、当時採用担当として書いていたブログを読んだ同業者の方から、「中村さんのブログを読んで、自分も頑張ろうと思いました」というDMをいただいたりしたことが、とてもうれしく、励みになりましたね。あの時必死に頑張れたことが、いまの成長に繋がっていると思います。
―― 鍼灸師として、どのようなことを心掛けていますか? 鍼灸師として心がけているのは、『CALISTA』の治療方針でもありますが、単に痛みを取ったり、その場での効果を出したりするだけでなく、その方が本来の自分を取り戻し、いちばん良い状態になるところまで持っていく。そして、ベストパフォーマンスを出せるようにお手伝いすることです。その方が鍼灸を行う目的の先にある理想の自分は何なのか、それに向かって体を気づかせてあげるところまで考えることが、カリスタが大切にしていることなので、常にそれを考えながらお客様に向き合っています。
―― 改めて、鍼灸師という仕事のやりがい、魅力について教えてください お客様とは毎日接しているわけではありませんが、ご家族にも話せないことや、誰にも打ち明けられなかった話ができましたと言われることも多く、誰かの支えになれるというのは、鍼灸師という仕事の魅力のひとつだと思います。お身体を触ることで、その方自身が気づいていないことをお伝えしたり、こちらからその方のお悩みに気づいて寄り添うことができたりする、それは鍼灸師としての魅力ですし、カリスタはそれを実現できる場所だと思います。
―― 人が好きだからこそできる仕事ですね そうですね。“人が好き”というのは、カリスタで働く上で、大事なワードだと思います。鍼灸師としてもですが、私が現在メインで行っている採用業務も人との関わりが大切なので、採用の仕事が鍼灸師としての仕事で活きることもありますし、逆に鍼灸師だからこそ、採用担当として学生さんや候補者の方も深い話ができているのかなと思います。
みんなが働き続けたいと思える鍼灸サロンづくりを目指して ―― 中村さんから見て、カリスタはどのような会社ですか? ひと言で言うと、とにかくいい人が多いです! 代表の前田や総院長の人柄もあると思うのですが、アットホームで、なんて風通しが良い会社なんだろう…と思います。また、本気でやりたいことがあるのなら、それを任せてもらえる、キャリアアップを目指すことのできる会社ですね。私のようにライフステージに合わせて働きやすい環境を与えてくれるのもカリスタの良いところだなと思います。私自身ももし鍼灸師という選択肢しかなかったら、転職を考えていたかもしれません。現在も私以外にも鍼灸師の資格を持ちつつ、本社でビジネス職に就こうと動いている社員もいます。
―― 今後の目標を教えてください 鍼灸師には開業権があるため、独立して開業する人も多いですし、転職しやすい職種でもあるので、業界的にはだいたい3年で転職すると言われているんです。『CALISTA』も『C by CALISTA』も一般的な数字からすると、定着率は良いほうではあるのですが、そこからさらに伸ばして、鍼灸スタッフのみんなが10年間働き続けたいと思う鍼灸サロンづくりを目指したいと思っています。そのための人集めと居場所づくりをして、10年働くスタッフを増やしていきたいというのが私の目標です。
―― 最後に、どのような方と働きたいか、カリスタを志望する方に向けてのメッセージをお願いします! 大前提として、人が好きで、鍼灸が好きな方。これから多店舗展開していく中で、マネジメントに挑戦したい、リーダーになりたいという上昇志向の方、具体的に挑戦したいことが決まっている方にぜひ入っていただきたいです。一緒に働きたいなと思うのは、素直で誠実な人ですね。いくら技術があったとしても、人として嘘をついたり、ごまかしたりと信頼関係を築くことのできない人とは働きたいとは思えないので、技術が未熟だとしても、これから一生懸命頑張りたいという、素直で誠実な人と働きたいなと思いながら、面接をしています。
いかがでしたでしょうか? カリスタでは今後の事業拡大、店舗拡大に向けて、鍼灸師や採用マネージャーをはじめ、様々な職種を募集中です。カリスタの理念に共感してくださった方、興味を持ってくださった方、ぜひお気軽にご応募ください。
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