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UnityとUnreal Engineを比較してみよう!

本記事では、ゲーム・仮想現実開発に人気あるUnityやUnreal Engineを紹介したいと思います。

Unityは400万人のユーザーが利用していることで、ゲームエンジンの中に一番人気だと言われいます。 ゲーム開発者のUnityを利用している率は47%で、Unrealエンジンを利用しているのは13%です。本記事では、2つのエンジン各面を比較してみました。

①価格

Unity:Unity3DのPersonal Edition版を利用する場合は、作成したゲーム・商品の年収が10万ドル以下であれば、無料で利用できますが10万ドルを超えたら有料のUnity Professional版を購入しないといけません。

Unreal:昔の料金は19ドル/月でしたが、2015年3月時点から無料で利用できるようになりました。Unrealのオープンソースも無料で提供され、ユーザーは自分のニーズに合わせて調整できます。

学習資料

2つのエンジンとも大きなコミュニティがあり、ドキュメント、チュートリアル、問い合わせフォーラムがあるので勉強しやすいです。また、ドキュメントにスクリーンショットを添付されて分かりやすいのも特徴です。earn.unity3d.comにはビデオチュートリアルがアップされて、初心者向けとプロ向けのチュートリアルがあります。時々に研修セミナーが行われます(頻度はUnityのほうが高いです)

プラットフォーム

Unityのプラットフォームは Windows PC、 PlayStation 4、WebGL、 tvOS、 Android TV、 Windows Phone、 Tizen、Xbox One、 NintendoSwitch、 Google Stadia、 MacOS、 iOS、 Android、 AR、 VR、 Linux、 SteamOSです。

Unity Editorのプラットフォームは Windows、 MacOS、 Linuxです

Unrealのプラットフォームは Windows PC、 PlayStation 4、 Xbox One、 Nintendo Switch、
Google Stadia、 MacOS、 iOS、 Android、 AR、 VR、 Linux、 SteamOS、 HTML5です。

Unreal EditorのプラットフォームはWindows、MacOS、Linuxです。

グラフィック

グラフィックについては、Unreal EngineのほうがUnityより高く評価されています。

使いやすさ

2つのエンジンのツールバー・設定等のインターフェースはほぼ同じですが、Unityの方がより使いやすいと評価されています。Unreal EngineはUnity Engineより操作が複雑で、アセットのインポート時間がかなりかかると言われています。一方、Unity3Dは高速で動きます。

プログラミング言語

Unityの開発言語はJavaScript、C#とBooです。その中でもC#が一番良く利用されています。C#は高水準言語なので勉強しやすいです。しかし、C#のライブラリは編集できませんし、C#のガベージコレクション機能(プログラムが動的に確保したメモリ領域のうち、不要になった領域を自動的に解放する機能である)はコントロールできないため、弱点になります。

Unreal Engineは C++と Blueprints Visual Scriptingを利用しています。C++は低水準言語なのでITの初心者にとっては難しいと思います。

サポート

Unity:Unity Ads、Unity Multiplayer、
Analyticsなど

Unreal Engine: Admob、Matchmaking、 Player
data storageなど

アセット

UnityとUnreal Engineとも大きなアセットストーアがあります。Unity アセットストーアは5,000のアセットを持ち、150万ユーザーが利用しています。価格はそんなに高くないです。作ったUnityアセットを販売したら、Unity社に30%の販売価格を納めないといけません。

Unreal EngineアセットストーアはUnityアセットストーアより遅く誕生したため、アセットの数量が少なく価格が高いですが、品質はより優れています。作ったUnreal Engineアセットを販売したら、Unreal Engine社に12%の販売価格を納めないといけません。なので、どのエンジンを選択する時に注意してください。

まとめ

UnityとUnrealエンジンとも優れている無料ツールですが、携帯デバイスに利用する場合に、Unityの方がいい、PC・またはグラフィックが必要なVRアプリケーション等に利用する場合はUnreal Engineの方がいいと個人的に思っています。また、初心者ならUnity を利用して勉強するのがオススメですが、グラフィックの優れているUnreal Engineも挑戦してみてください。

弊社はUnityを用いてVR/AR開発を行っています。実績は下記からご覧ください。

https://www.capa.co.jp/ms_vrarmr

それでは!

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