医療業界に関わる企業と聞くと、多くの方がまず思い浮かべるのは製薬会社や医療機器メーカーかもしれません。
一方で、私たち株式会社ケアネットは、少し異なる立ち位置から医療を支えてきました。それは、「医療情報を必要な人へ、適切に届ける」という役割です。
創業当初、まだインターネットが一般的ではなかった時代から、私たちは衛星放送を通じて医師向けの医療コンテンツを届けてきました。近年では「ヘルステック」や「医療DX」という言葉が広がり、医療とITの距離は急速に近づいています。ただ、私たちにとってITは“流行”ではありません。
今回は、株式会社ケアネットがどのような背景で生まれ、なぜ今も医療ITの領域で挑戦を続けているのかを、詳細にお伝えします。
目次
■ 医療情報の格差をなくすために始まった株式会社ケアネット
■ 衛星放送からインターネットへ、変革期を支えた挑戦
■ 医療ITとヘルステックの時代に、私たちが大切にしていること
■ なぜ今、IT人材を求めているのか
■ 社会インフラとして医療を支える仕事の面白さ
■ 医療情報の格差をなくすために始まった株式会社ケアネット
学会へ行ける人しか情報を得られない時代があった
今ではインターネットを開けば、さまざまな医療情報へアクセスできる時代になりました。しかし、私たちが創業した約30年前は、医師が最新の知識を得るためには学会へ足を運ぶ必要がありました。
勤務先の環境や地域などによって情報へ触れる機会には差があり、特に地方では、最新の情報へアクセスするハードルが高く、医師ごとの“情報格差”が生まれていたのです。
私たちは、その状況に課題感を持ったところからスタートしました。「必要な医療情報を、もっと公平に届けられないか」その想いから始まったのが、衛星放送を活用した医療専門チャンネル「CareNeTV」です。
今でこそオンライン配信は当たり前ですが、当時はまだインターネットも十分に普及していない時代でした。だからこそ私たちは、技術を使って医療の課題を解決するという発想を、早い段階から持っていました。
創業時から変わらないのは「医療従事者を支える」という視点
私たちは単に“情報を配信する会社”ではありません。
医師がどんな情報を必要としているのか。
どんな伝え方なら理解しやすいのか。
忙しい医療従事者に対して、どうすれば学びやすい環境を作れるのか。
そうした視点を積み重ねながら、サービスを形にしてきました。
現在では24万人を超える医師会員に利用いただくプラットフォームへ成長していますが、その根底にある考え方は創業当時から大きく変わっていません。
医療従事者を支え、その先にいる患者さんへ良い医療を届けること。それが、私たち株式会社ケアネットの事業の出発点です。
■ 衛星放送からインターネットへ、変革期を支えた挑戦
「CareNeTV」だけでは終わらなかった理由
私たちは衛星放送からスタートした企業ですが、現在はWebメディアや医療ITサービスの印象を持たれることも増えています。ただ、これは事業が大きく変わったというより、“届け方”が時代に合わせて進化してきた結果です。
インターネットが普及し始め、私たちは動画だけでなく、記事コンテンツやオンライン学習、ライブ配信など、より柔軟な情報提供の形へ挑戦を始めました。
現在では、オンデマンド形式で好きなタイミングに学べるコンテンツだけでなく、ライブ配信による双方向型の学習機会も提供しています。
医療現場は忙しく、勤務体系もさまざまです。だからこそ私たちは、「情報を届ける」だけでなく、「学びやすい体験をどう設計するか」まで含めて考えています。
医学生の頃から触れていただける存在へ
現在では医学生や研修医の方々にもケアネットのサービスを知っていただく機会が増えています。国家試験対策や研修中の学習コンテンツをきっかけにサービスへ触れ、その後も継続的に利用いただくケースも少なくありません。
実際、当社の会員構成を見ると、20代〜30代の若手医師の割合も高くなっています。これは、単に長く事業を続けてきたからではなく、「現場で本当に役立つ情報とは何か」を考え続けてきた結果だと私たちは感じています。
マーケティング起点ではなく、医療従事者の学びや成長を支えるところから始まっている。その違いが、医師のみなさまからの信頼につながっているのではないかと考えています。
■ 医療ITとヘルステックの時代に、私たちが大切にしていること
IT化そのものが目的ではない
医療業界全体が変革期を迎える中で、多くの企業が新しい技術やAI活用へ注目しています。私たちも医療IT企業として新しい挑戦を続けていますが、単純に“IT化すること”を目的にはしていません。
あくまで大切にしているのは、「医療従事者にとって価値があるかどうか」です。
例えば、どれだけ高度なシステムであっても、医師が使いづらければ意味がありません。どれだけ大量の情報を届けられても、本当に必要な情報へたどり着けなければ、医療現場の役には立ちません。
30年積み重ねてきた医師との接点や知見があるからこそ、単なるIT企業ではなく、「医療を理解した医療IT企業」として価値を発揮できると考えています。
社会貢献性の高い事業だからこそ、影響範囲が広い
私たちの仕事は、直接患者さんを治療する仕事ではありません。
しかし、医師へ適切な情報を届けることは、その先にいる患者さんのよりよい医療にもつながっています。
例えば、地方で最新情報へアクセスしづらかった医師が、新しい知見を得られるようになる。忙しい研修医が、空いた時間で効率的に学べるようになる。
こうした積み重ねが、結果として医療全体を支えるインフラの一部になっていると私たちは考えています。
「サービスを作ること」が目的ではなく、「その先で誰を支えているのか」まで考えながら仕事を進められる環境があります。
■ なぜ今、IT人材を求めているのか
30年続く会社だからこそ、変化を止めない
長く事業を続けている会社に対して、「安定している会社」という印象を持つ方も多いかもしれません。もちろん、30年以上事業を続けてきた基盤や信頼は、私たちの大きな強みです。
しかし、私たちは現状維持を目指しているわけではありません。医療業界が変革期を迎えている今だからこそ、新しい技術やサービス開発への挑戦がこれまで以上に重要になっています。
ただシステムを作るのではなく、医療現場の課題をどう解決するかを考える。その視点を持ちながら開発へ関われることが、当社のエンジニアリングの特徴です。
「医療」や「IT」に本気で向き合える環境がある
医療業界は専門性が高く、難しい領域だと感じる方もいるかもしれません。しかし、だからこそ学びが多く、長期的に価値を積み上げられる領域でもあります。
実際に当社では、医療業界未経験から入社したメンバーも多数活躍しています。医師や製薬企業と関わりながら知識を深め、少しずつ医療業界への理解を広げていく。
その過程を通じて、「自分が作っているサービスが医療現場につながっている」という実感を持てるようになります。
ゼロから市場を作るのではなく、すでに多くの医療従事者へ届いているサービスを、さらに進化させていける。
これは、医療やITの領域で挑戦したい方にとって、大きな面白さになるはずです。
さらに詳しい内容を知りたい方は、ケアネットの公式サイトをチェックしていただけると幸いです。
■ 社会インフラとして医療を支える仕事の面白さ
「当たり前」を支える仕事には、積み重ねた価値がある
医療という領域は、社会にとって欠かせないインフラです。そして私たちは、その医療を情報面から支えています。
“当たり前”を支える仕組みがあるからこそ、医療現場は日々動き続けています。
私たちは、その土台をITとコンテンツの力で支えている会社です。
そして、30年前に衛星放送で始まった挑戦は、今も形を変えながら続いています。
「ここで働きたい」と思える理由を、自分の中で見つけられる会社へ
私たちは採用活動の中で、「医療業界だから」「IT企業だから」という理由だけではなく、「ケアネットだから働きたい」と感じていただけることを大切にしています。
そのために、事業内容だけではなく、私たちがどんな課題意識を持ち、どんな未来を目指しているのかを、できるだけ率直にお伝えしたいと考えています。
30年続く安定感がありながら、今も変化を恐れず挑戦を続けている。
医療を支える社会貢献性がありながら、IT企業として新しい技術にも向き合っている。
その両方を持っていることが、ケアネットらしさなのかもしれません。
もし今回のストーリーを読んで、少しでも「もっと詳しく話を聞いてみたい」と感じていただけたなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
私たちはこれからも、医療情報の可能性を広げながら、医療を支える社会インフラとして挑戦を続けていきます。