今回は府中市の公共施設の挑戦をご紹介します。
府中市は、広島県の南東部に位置しています。「府中」は国府所在地を表す一般名詞として使われているため、日本各地に府中があります。広島県の府中市はかつての備後国の府中なので、他県の府中と区別するため「備後府中」とも呼ばれます。
名物は府中焼きで、豚バラ肉ではなくミンチ肉を使ったお好み焼きです。

そんな広島県府中市の中でも歴史のある町、上下（じょうげ）にある「上下歴史文化資料館」を地域科学研究所が紹介しました。
府中市の中心部から1時間程車で行くと、白壁が立ち並ぶ美しい町並みが目の前に広がります。
「上下歴史文化資料館」は「蒲団」という明治時代の作品のヒロインのモデルとされる女性の生家です。近代的な内装になった資料館には、文学にまつわる展示も沢山ありました。

上下の魅力はなんといっても町歩きです、晴れた日には青い空に白壁がよく映えます。そして町のあちこちには、上下をかたどったものが見られます。
白壁以外にも、歴史ある建造物が多く残され、ひな祭りの時期には古いひな人形が多く並び、季節ごとのイベントも見ごたえがあります。
温泉施設や生活に便利なお店も立ち並んでいるため、スローライフを求めてくる方も多いようです。
少しレトロな雰囲気を感じに、府中市を訪れてみてはいかがでしょうか。