大分県九重町にある「九重グリーンパーク泉水キャンプ村」は、敷地内に露天風呂があり、真夏でも過ごしやすく、キャンプとお風呂好きにもってこいのキャンプ場です。そんな泉水キャンプ村ですが、施設の老朽化、コロナ禍での利用者減少など、たくさんの課題がありました。
この度、地域科学研究所が泉水キャンプ村の再生可能性について考える機会をいただきました。

リブランディングを検討するにあたり、最初現状の課題や強み・弱みの洗い出しを行いました。
課題として挙がったのは、
・コロナ禍による利用者数減少、売上減。
・ロッジや諸施設の老朽化に伴う維持管理費の増加、魅力減。
・情報発信が弱い。
など。

また、泉水キャンプ村の再生アイディアを出し、今後について一番の魅力である雄大な自然を贅沢に感じられるような空間をつくる方向で検討が進みました。
そして決まったコンセプトは「贅沢にゆっくり過ごせるキャンプ場」。
広大なキャンプ村を特色のある各エリアにゾーニングし、段階的に改修していく計画を作成しました。3～4年程度かけて、ロッジの改修やドッグランの整備などを行う計画です。

今後は、改修されていくキャンプ村の様子をSNSやHPなどで発信し、よりたくさんの人に同施設の魅力が伝わるよう、共に取り組んでいきたいと考えています。