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「顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説」 ~百人将ヤマの読書で下克上 vol.2~

こんにちは。コレオの百人将ヤマです。

ある日、上司の将軍にこんなことを言われました。



ミノモ「わらべヤマ、企業文化を知っていますか~?」

私「なんですか?それ」

ミノモ「企業文化を知っておくと、これから会社での意識がかわりますよお~」



ということになり、今回の本を読みました。

今回ご紹介する本は、「キングダム」「蒼天航路」とならび私のバイブルとなる予感がするこの一冊!

「顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説 ~アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか」

トニー・シェイ(ザッポスCEO)



なぜ読んだか?

あまり馴染みない「企業文化」というものを知って、それを体現すること。
そして会社ブランド、ひいては人生の構築にも活かしていきたいと思ったからです。



主な内容

作者でありザッポスCEOのトニーシェイの自伝として進んでいき、
やがてザッポスの真髄に触れられていきます。

幼少期の生い立ちからはじまり、学生時代に手掛けたビジネスの話から起業の話へと流れます。
前身リンクエクスチェンジの失敗談。現在のザッポス誕生前夜。
そしてザッポスの真髄ともいえる「企業文化」について。

「仕事」について、従来の枠組みを拡張し、より自由に、より楽しいものであることということを教えてくれる内容です!



学びになったこと

[企業文化/コアバリュー/とその生かし方]

★「企業文化」という考え方

企業文化とは「企業ブランド」(これらはコインの表裏のようなもの)

ネットの普及により、より透明性が高まっている現在。
企業ブランドは、広告的戦略だけでは限界があるようです。
そこで企業文化を育み、内面からブランドを構築しよう、ということです。
これらをボトムアップでやっていくことに、ザッポスの凄さがあるといえます。

「適切な企業文化を設定すれば、ブランドは後からついてくる」とトニー・シェイは言っています。



★コアバリューの存在

コアバリューは「企業文化」を具現化したものです。
それはただの社訓ではなく、

●会社の価値観
●社員の行動指針
●日々の行動を反映する役割を果たすもの

であり、

実用的で、社員全員が全力で取り組むことができるもののようです。
これらはザッポスの「最重要課題」として位置づけられています。


【ザッポスのコアバリュー】とは

①サービスを通して「ワオ!」という驚きの体験を届ける
②変化を受け入れ、変化を推進する
③楽しさをちょっと変なものを想像する
④冒険好きで、創造的で、オープンマインドであれ
⑤成長と学びを追求する
⑥コミュニケーションにより、オープンで誠実な人間関係を築く
⑦ポジティブなチームとファミリー精神を築く
⑧より少ないものからより多くの成果を
⑨情熱と強い意思を持て
⑩謙虚であれ

※ここでは具体的に触れませんが、本書ではコアバリューひとつひとつに解説とそれを体現するような魅力的なユニークエピーソードが添えられており、より一層理解が深まります!


ザッポスの社員たちは、これらを真剣に考え、思い思いのスタイルで表現し、それを生活にまで拡張して楽しんでいたからです。

ザッポスとその社員の姿は「会社人として、仕事をする上で理想的な姿」のように映りました。



会社や自身にとって役立ちそうなこと


「サービスを通して「ワオ!」という驚きの体験を届ける」という考え

コレオはお客様に「最高の感動!」を提供することを目指しています!

そのためこのザッポスコアバリューには特に親近感を覚え、参考になると感じました。


ザッポスでは、この「ワオ!」という驚きの体験を届けるために、様々なアイデアやいろんなイベントを行っています。また最も力を入れている基幹サービスとも言える「カスタマーセンター」の対応にも色濃く反映されています。

そこには、常識では考えられないような「本当にお客様に感動を与える顧客対応」を各自で考え行動している社員たちがいました。

またプライベートでもこれらの考えは継承されており、仕事の中だけでなく、あらゆる場面で「自分で工夫し、いつも誰かを感動させたり、驚かせたりするぞ!」という姿勢がみてとれ、皆さんとても生き生きしているようでした。

このように、「本当に良い、好きな考え方なのでどんどん使ったれ!」精神が、すごいなと。これは見習わないといけないな。と感じる点ありました。



まとめ

これら全てをいきなり実践するのは難しいかもしれませんが、まずは何事も「まわりを楽しませ、自身も楽しむこと」が大切なのではないかと受け止めました。

私達社員は、一人ひとりが企業文化の担い手と考え、遠慮せず企業文化について考えて、それを表現すること。

それが

「会社にとっても自分にとっても、財産になる!」

という仕事をする上でとても大切なことを学ぶことができました!


おしまい

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