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クリエイティブ・ディレクター 仕事の流儀

こんにちは!

クラウドサーカスの採用チームです!

前回に引き続き、AR事業を引っ張ってくれているARコンサルチームの髙橋さんにインタビューをさせていただきました。

今回は髙橋さんの仕事の流儀についてお聞かせいただきます。

ーークリエイティブ・ディレクターとして大事にしていること

大事にしていることは「自分目線」です。企画を考える上で自分だったらどうするか?自分だったらワクワクするかな?という視点を常に考えるようにしています。

自分自身もひとりのユーザーになり得るので、ユーザー目線の自分が面白いと思う感覚と、コンサル目線の自分がユーザーが面白いと思ってくれるだろうと立てた仮説の両方の目線で企画を考えるようにしています。

ーー「自分目線」で考えるようになったきっかけはなんでしたか?

大学生の頃に参画していた企画事業やプロジェクトでの経験がきっかけです。

プロジェクトでは、様々な経験をさせてもらい、いろんな企画に携わらせてもらいました。経験を重ねるごとに、これって本当に面白いのかな?この企画ってクライアント(イベント提供側)がただやりたいだけなのではないだろうか?という違和感が増えました。

その違和感の正体は、クライアント目線しか持っていなかった自分の考え方にありました。提供する側だけの思考では、いいモノはできないと感じ、それ以降「自分目線」を持つようになり、そこから常に自分の軸としてぶらさない考え方になりました。

なので、クライアントがやりたいこと(企画)は、もちろんやりますが、その中でも全部が全部100%、言われた通りに企画をやっても私たちがいる意味がないと思っています。「自分目線」で考えた提案も積極的に行うようにしています。

ーー素敵な考え方ですね!ところで、なぜクリエイティブ・ディレクターに注目したんですか?

私は大分県の出身で、昔からお祭りが大好きです。今も獅子舞保存会に入っているのですが、そこで様々な課題を見つけてきました。

若者の首都圏進出による高齢化やそれに伴って後継者問題などで地元の文化が途絶えてしまうかもしれないなど多くの問題があって、それらを解決することに対して面白みや興味がありました。

自分が就活をしていく中で出会った会社でさまざまな事例を見せてもらい、その中でもクリエイティブ・ディレクターならさまざまな視点(デザインや企画)から解決できるのではないかと考えました。

将来は大分に帰って、クリエイティブ・ディレクターとして活躍したいなと思っています!

ーー大分県出身なんですね!

はい!ちなみに、大分市内なのでシティ・ガールです( •´ω•` )ﻭドヤッ…..

ーーはい。大分から東京に来てどうですか?(笑)

東京は別世界に感じます。特に新宿や渋谷ですかね。地方とは感覚が違うと思います。

ただ、私だからこそ感じることができると思っている東京と地方の違い。東京で流行っているものって、理由があって流行っていると思います。東京の感覚を取り入れながらも、地方にフィットする感覚もなくさないようにしていきたいです。

ーー都心と地方の認識の差はまだまだありそうですね。ARは地方だとまだまだ普及していない印象があるのですが、髙橋さんが大事にしている提案や企画の仕方はありますか?

実際に地方でのARの認知度はまだまだだなと思います。都心の方であればARを体験することに慣れている方も多いと感じる中で、地方の方は体験をしたことがない方や知らない方も多いです。実際にクライアントで、地方のスーパーでAR企画を実施してくださっている企業様がいるのですが、スーパーを利用する方は年齢層が高く、ARに馴染みのない方も多くいらっしゃいます。

だからこそ、ずっとARに触れている私たちからすれば当然という内容も、そのお客さんたちからすると分からないこともあるので、常に初心者の感覚も忘れないようにしています。初歩的な使い方であっても、しっかりクライアントのサイト内には説明文を入れてもらうなど注意をしています。

また、地方だからできないよね。とはクライアントには思っていただきたくないです。ARの事例として、スターバックスさんやタリーズさんなど大きい企業様を挙げさせていただくと、それは大きいところだからだよね。ってなってしまうこともあります。

でも、そうではなくて、上手く使えさえすれば、クライアントが実現したいことを提供することができると考えています。ですので、そのために私たちができる範囲はしっかりとサポートしたいと思っています。

ーー今後のクリエイティブ・ディレクターの可能性、面白さについて教えていただけますか?

可能性という意味では、いち企業にひとりのクリエイティブ・ディレクターが必要になる時代が来ると信じています。

現状は、クリエイティブ・ディレクターという職種は、世の中ではまだあまり知られていないと思っています。そして、職種の名前からデザイン要素が求められたり、クリエイティブの要素が重要で難しいと思われるかもしれません。ただ、私が実感するクリエイティブ・ディレクターの本質は課題解決です。

今だからこそ言えるのですが、カスタマーサクセスを経験して、今のポジションになったことが大きく仕事のアウトプットの質に影響しています。

今の時代は技術を中心としたアウトプットがデフォルトであるからこそ「クリエイティブ」という名前が入っています。ただ、それはあくまで手段であって、仕事の本質は顧客の課題をどう解決するか?という課題解決であり、事業成長です。この視点はカスタマーサクセスの経験から学びました。

また、今後は課題解決能力のほかにデザインや技術まで分かったうえで、実績を作れる人になりたいと思っています。

・・・

ありがとうございました!!

どんな企画を考えるにしても提供側とユーザー側の両方の視点を持つことの重要性について私自身も学びました。

次回は、ARを中心に仕事での可能性やARの価値についてお聞かせいただきます。

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