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WEBディレクターとして、またリーダーとして成果をあげるまでの軌跡。大切なのはコミュニケーションと信頼関係

クリエイターズマッチは、フリーランスのデザイナーを中心としたクリエイターと協力し、インターネット広告を中心に企画・制作を行うクリエイティブ マネジメント カンパニーです。

私たちは、「クリエイターと、未来をかえる」をビジョンに掲げ、教育・制作・プロダクト事業の3分野のサービスを通して、世界中のクリエイターが最高のパフォーマンスを発揮できる世界の実現を目指しています。

今回は、Creative Division でWEBディレクターおよびリーダーとして活躍する田中さんにインタビューを実施。クライアントと信頼関係を構築するためのコツや、チームづくりにかける思いなどを伺いました!

【プロフィール】

田中 早紀(たなか さき):2020年10月入社。新卒から約3年半中小規模の金融業界に特化した広告代理店に勤務。営業兼制作進行を務める中で、両職務を行う事で中途半端になってしまうこと、そして営業ではなく制作進行やクリエイティブに興味を持ち転職を決意。現在はクリエイターズマッチにてWEBディレクターとして従事。

田中さんの以前のインタビュー記事はこちら:

地方創生×クリエイティブのキーワードと自分の大切にしている想いが重なり『クリエイターズマッチがいい!』と即決 | 株式会社クリエイターズマッチ
田中 早紀2020年10月入社新卒から約3年半中小規模の金融業界に特化した広告代理店に勤務。営業兼制作進行を務める中で、両職務を行う事で中途半端になってしまうことそして営業ではなく制作進行やク...
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クライアントからの信頼が具体的な成果につながる喜び

――WEBディレクターとしての現在の業務内容を教えてください。

LPやバナー、動画などWEB系のクリエイティブ制作を中心に、クライアントのマーケティング支援に携わっています。クライアントと、デザイナーやコーダーなど全国のフリーランスのパートナーとの間に入り、どのようなものをつくるか提案したり、クリエイティブの質を上げたりすることが私の役割です。

2年ほど前から、とある大手企業(以降、A社)に常駐し、A社のインハウスチームの一員として仕事をしています。A社に関しては、ECサイト内のバナーやLPの制作をメインに行っています。毎月キャンペーンがあり、訴求するものが変わってくるため、そちらに合わせたクリエイティブを制作している状況です。仕事の大半がテレワークですが、A社内の会議にも加わりながら、責任をもって業務を進めています。


――A社様は田中さんがご担当後、年々お取引も増え、様々な案件をご依頼いただけるようになりました。クライアントと信頼関係を構築する上で、意識していることはありますか?

クライアントとの関係性によって、説明の仕方や話し方を変えるということでしょうか。

たとえば新規のクライアントには、クオリティや進行への不安を解消するため、当社がどのような強みを持っている会社で、誰がどういう制作をしているかなどを細かくご説明するようにしています。また、こまめに連絡を取ることで、相手に安心していただけるようなコミュニケーションを心がけています。

逆にA社のようにお付き合いの長い会社に関しては、過度な距離感や緊張感を与えないよう、フランクに接することを意識しています。チャットなどでも堅苦しい言葉遣いを避けるようにしており、必要なタイミングでざっくばらんに意見交換をしながら仕事を進めています。


――なるほど、コミュニケーションにメリハリをつけているのですね。これまでのA社様との関わりのなかで、特に嬉しかったことは?

私がA社を最初に担当したときは、A社内の体制変更などで現場が少し混乱している状況でした。そのような中で、状況や情報を1つ1つ整理するフェーズからのサポートを通じて、徐々にパートナーとして認めていただけるようになったことが嬉しかったですね。

その後、ご依頼いただく案件数やお取引規模が拡大したことや、当初は私1人で担当していましたが、現在は私も含めて4名体制のチームでご支援させていただいていることなど、具体的な成果の面でもA社の期待とご評価を感じています。


――WEBディレクターの仕事には、パートナーを束ねる役割もあるかと思いますが、パートナーのみなさんと円滑に業務を進めるためのポイントは?

大きく2つあります。1つ目は、レスポンスを速くすること。パートナーに対しても、対クライアントの場合と同様、今どういう状況なのかを迅速かつ正確に伝えるよう意識しています。

2つ目は、クライアントが何を求めているかをきちんと把握した上で、パートナーにわかりやすく情報を連携することです。3者間で認識のズレが発生しないようビジュアルイメージを活用するなどして、誰もが理解できるよう気を配っていますね。


リーダーとしての役割は「属人化しない仕組み」をつくること

――リーダーとしての役割について教えていただけますか。

2023年の4月から、A社を主に担当するチームのリーダーを務めています。具体的な役割は、チーム全体の数字の管理、クリエイティブの質の担保、メンバーの業務が円滑に進むためのサポートなどです。

現在は3名のメンバーを束ねています。


――リーダーとして、特に大変だったことや苦労したことは?

テレワーク主体のマネジメントのため、コミュニケーションが難しいなと感じる場面がありました。特に最初のうちはテキストコミュニケーションだけでは伝わりきらないことが多く、こまめにテレカンをしていましたね。

また、プロジェクトのマネジメントに関しては気負うことなくできていると思いますが、特に、制作業務未経験のメンバーにわかりやすくレクチャーするのが難しいと感じています。自分が新卒の時、未経験で制作業務に携わっていた経験を振り返りながら、制作フローや依頼の仕方などを伝えるようにしています。


――メンバーをマネジメントするうえで気をつけていることは?

“何となく”とか、“前はこうだったから”といった説明ではなく、「〇〇の理由でこういうやり方をしている」「〇〇の場合はこの資料を参照する」など、経験則に頼らなくても理解できるようマニュアル化した伝え方を意識しています。


――田中さんとして、どんなチームをつくっていきたいと考えていますか?

「なるべく属人化しない仕組みづくり」を実践し、誰かが抜けたり、新しい人が入ってきたりしても、全員が同じレベルで仕事をできるようなチームを目指しています。

そのために、今まで自分がやってきた仕事を、誰でもできるようにマニュアル化したり、やりやすい体制に変更したり。私自身は経験が長いため、素材のありかや情報の訊ね先などを把握していますが、入ったばかりの人に同じことを求めるのは厳しいと思っています。

私もいつまでも同じチームにいるとは限りませんので、売上の低下やトラブルの発生を防ぐためにも、業務を属人化させないことを念頭に置いています。また、各メンバーが個々にクライアントとの関係性を築いていくためのサポートをすることに力を注いでいます。


より事業会社的な視点からディレクションできる人材を目指して

――入社から現在までの間で、特に成長を実感するポイントは?

私が当社に転職を決めた理由は、「質の高いクリエイティブをつくるスキルを身につけたい」という思いを実現できそうな会社だと感じたからです。

そのような意味で、デザインの見せ方や改善の提案に関して、お客様と意見を交わし合いながら満足いくものが作れるようになってきたことと、更に自身の提案に対して、お客様からも評価をいただけるようになってきたことが、成長を感じたポイントです。


――田中さんの今後のビジョンを教えてください。

より“事業会社”的な視点からプロジェクトをマネジメントできるディレクターを目指しています。

A社の案件において、プロモーション施策の立案時から関わったり、ユーザーインタビューを取り入れたデザインの作り方をしたりする機会が増えました。制作したクリエイティブがどのように使われ、どんな役割をもつのかを日々体感しています。クライアントワークというよりも、事業会社としての考え方、制作を経験できたのが私にとっても大きな成長の機会となりましたので、そのようなマーケティング視点を活かしてサポートしていけるようなディレクターになりたいと思っています。


――ご自身のキャリアについてはどのように考えていますか?

仕事をめちゃくちゃ頑張りたいかというと、そういうタイプでもないのですが、働きながら成長しつづけていきたいという思いは持っています。たとえば当社が今力を入れ始めている、サイト構築や動画制作などに関する学びと経験を深め、対応できる範囲を広げていきたいですね。

そのような形でスキルアップをしつつも、同時に「働き方」という部分も大切にしていきたいと考えています。当社はテレワークが基本で、またフレックス制度が整っていますので、忙しくない時は早めにあがるなど、時間の調整がしやすいところも魅力の1つです。今後もワークライフバランスを意識しながら、着実にキャリアを積み重ねていければと思います。


ディレクターでありながらも、プロデューサー的な役割を経験できる魅力

――今だから感じる、クリエイターズマッチの魅力は?

上司・先輩を問わず、さまざまなメンバーとフランクに話ができることです。私はどちらかというと人見知りしがちなタイプなのですが、悩みや相談事を含め、自然に話せる雰囲気があるのがありがたいですね。社長ともオフィスで顔を合わせた際には雑談をしますし、そういった距離の近さが魅力だなと感じます。

また、「マネジメントがやりたい」「こういうプロジェクトをやりたい」などといった希望を、積極的に受け入れてもらえる環境がある点も当社の強みです。規模が大きくない会社だからこそ、挑戦しやすい風土がありますね。


――クリエイターズマッチのWEBディレクターとして経験できる事柄を教えてください。

ディレクターでありながら、プロデューサー的なポジションもどちらも経験できる点が当社のWEBディレクター職の特徴だと思います。クライアントに企画提案をしたり、数字を見て改善提案をしたりなど、「提案」に挑戦しやすい環境です。


――今後どのような人と一緒に働きたいですか?

クライアントやパートナーとコミュニケーションを取るのが苦にならない人。また、自分からこうしてみようといった形で自走できる人がいいですね。

当社は特に、各自がクライアントを担当しながらプロジェクトを進めますので、積極的に動ける人のほうが成長のスピードが早いと思います。


――最後に、求職者のみなさんにメッセージをお願いします!

どんな仕事をしてきた方でも、経験やキャリアを活かしやすいのがWEBディレクターの仕事だと思っています。また当社のWEBディレクター職の場合、上流工程や戦略工程にも携われますので、経験者の方にとっても成長できる環境が充分にあると感じます。

挑戦したいという思いを持った方、自分でどんどん仕事を進めていくのが好きな方と一緒に働けるのを楽しみにしています!

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