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広島のプロフェッショナル人材同士が語る 「いま、学生に伝えたいインターンシップの重要性」について

皆さま、こんにちは!

CodeFox採用担当です。

今回は7月6日に広島大学で開催するウォンテッドリー主催の対面形式の長期インターンシップイベント「Real Wantedly for Students in 広島」CodeFoxも参加します!!!

ということで、当社代表の進藤と主催のウォンテッドリーの村岡さんに「今、学生に伝えたいインターンの重要性」について対談してもらいました。ちなみにお二人とも広島県出身です!

先輩として、これから就活の方や、将来何の仕事をしていいかわからないなど悩んでいる人にぜひ見ていただきたいと思います。社会人の方にも役立ちます!

イベントの詳細については下記リンクからご覧いただけます。

ウォンテッドリー、広島で対面形式の長期インターンシップイベントを開催

CodeFoxでも学生の長期インターンを募集しています。詳細については下記URLです。

https://www.wantedly.com/projects/1382011

ウォンテッドリー 村岡健太さんのプロフィール

https://www.wantedly.com/id/muraoka_kenta

デロイトトーマツから広島県庁の特別職員として出向し、年間400名の経営者に対して人材採用に関するアドバイザリー業務を4年間行ってきました。50社以上の人材サービス会社と連携してきた経験があります! 人材採用について経営者とお話をすることや、国・地方自治体・金融機関・大学等と連携することを専門領域としています。Wantedlyは人材採用にとらわれない最も広めたいサービスだと思ってジョインしました!

CodeFox代表 進藤史裕のプロフィール

https://www.wantedly.com/id/fumihiro_shindo

9年間ほど中国電力株式会社の技術職を経たのち、2021年3月にJPYC株式会社に入社、JPYC株式会社ではCISOとしてセキュリティの執行役員を経験、2022年9月にWeb3の社会実装を更に加速すべくCodeFoxを創業しました。Web3の社会実装が進み、これまでにない価値が沢山生まれてくることをとても楽しみにしています。 私たちはそのチャレンジを全力でサポートしたいと考えております。 同時に私たち自身もチャレンジできるよう、自社プロダクト開発も鋭意行っております。



■今回、ウォンテッドリーが「Real Wantedly for Students in 広島」を開催する理由について教えてください。

村岡さん:
最近広島大学さんと話すことが多くあり、大学生と接点を持つことも多くなっていたんですが。その中で、インターンシップに参加するために、わざわざ休学して東京の企業にインターンをしに行っている。という、学生の声があり、すごく驚きました。地方の採用課題としてあるのが、2点で、①企業が採用しているのか(採用活動しているのを認知されているか) ②人材がいるのか。どちらも課題だと思うんですが、長期インターンに限っては、企業が足りていないと思ったので、この課題を解決するために今回のイベント開催が決まりました。

■CodeFoxがなぜ今回のイベントの参加を決めたのか?

進藤:
広島への想いが強く、学生に対しても、社会人と学生のギャップを埋めてあげたいし、そういう機会を作るお手伝いができればと思いました。そして、弊社としては、学生を1ユーザーとして一般的な目線を入れることで、これからリリースする新規プロダクトの市場調査をやってもらいたいと考え、イベントの参加を決めました。

■自分にマッチした企業なのか仮説検証を行う。それがインターンシップ!

ーーインターンシップの重要性についてどう考えていますか?

村岡さん:
村岡さん:企業側と学生側の両方で2者の立場でお伝えすると。内定承諾者の二人に一人が大学3年生の9月までに接点のある企業に内定承諾しているというデータがあるんですよね。企業にとっては、早い段階で接点を持つことがいいということです。特に長期インターンシップは、学生のエンゲージメントも高くなるので企業にとってかなり重要だと考えています。学生側でいうと、「やりたいことや、歩みたいキャリア、ありたい姿」など、就職に関して色んな仮説検証がないまま、これが向いている!と言って、自らを洗脳しちゃう学生が多く、結果的にミスマッチになることがある。あくまでこの企業に行きたいというのは仮説でしかないと思っています。仮説を検証するスタンスで、説明会も仮説検証の一つであるが、長期インターンシップは仮説検証の場として、より精度が高いというのと、たくさんの経験をした上で選択してほしい。その機会がインターンシップだと思っています。
進藤:
そうですね。仮説検証の場としてインターンシップを使うのは、まさにその通りだと思います。自分で、この会社はどうなのかという想像はしていても、実際に外から見える世界と、中にいるのとでは違いますよね。それを繰り返し行うことで、自分の中で経験値が溜まるので、次に活かすということを大切にしてほしいと思います。


■企業の想いに共感し、機会があるのであればまずは長期インターンシップに飛び込むべし!

ーー仮説検証の場として、インターンシップの重要性はわかったんですが、学生は長期インターンシップをどうやって選んだらいいんですかね?

村岡さん:
長期インターンに関しては、お金よりも経験を取りにいったほうがいいかなと思います。その中で選び方としては、その会社に共感できるか。が重要だと思います。ホームページを見たり、説明を聞いたりして共感はしたけど、実際、実務をしてみると違う。みたいなこともよくあることで、そういった「実際やってみたら違った」という発見も今後、就活など進める上で貴重な経験であると思います。長期インターンシップをする企業の決め方は難しいけど、とりあえず飛び込んでいくことも重要だと考えています。なぜなら、長期インターンシップの機会がまだまだ少ないからです。チャンスがあれば飛び込んでほしいですね。そしてインターンシップを通して、ギャップを感じて、違うと思ったら違うところを見ればいいですよね。


ーー企業の想いに共感したら飛び込んで、そのマッチしているかもしれないという仮説を実務で検証しにいくということで、機会があればやってみな!ということですね。進藤さんはいかがですか?

進藤:
違う観点でいうと、特に当社がスタートアップということもあるので、スタートアップ行きたいか、大企業かで悩んでいる人へのアドバイスをしたいと思います。スタートアップに入りたいという気持ちがあるんだったら絶対に一回はインターンシップでもいいから一度は経験しておいた方が良いと思いますね。大企業インターンだけ行って、スタートアップに就職するのは危険だと思います。なぜなら、スタートアップは企業によって全然違います。例を挙げるとカルチャーや雰囲気、仕事のスピード感ややっていることなどです。そういった意味でも自分に合っているのかインターンシップを通して仮説検証した方が良いかと思いますね。


ーー進藤さんは、規模感のところで最初選ぶということですね。特にスタートアップが気になるのであれば一度は経験しないとミスマッチになりかねないと。

村岡さん:
そうですね。選ぶ上でさらに気を付けてほしい点でいうと、お客様待遇のインターンシップもたくさんあり、そういったものはあんまり大学のゼミとかと変わらないと思います。例えば、グループワークをして発表する形式だけのものとか。それよりも実際に働くというところが大事ですね。短期インターンも良いのですが、短期は仮説を得るための情報収集の場かなと思っています。一方で仮説を検証するのが長期インターンシップかなと。昔は、インターンシップのようなものが一般的ではなく、社会人一年目が仮説検証の場になっていて、今思うとリスクが高くて怖いと思います。チャンスがあるなら色々なところを見ることをオススメするし、合わなかったとしても、社会人になった時に引き出しになることもあります。
進藤:
逆にインターン生の目線ではなく、企業の目線からお話しすると。小さい企業だとインターンを採用することは、給料も発生することや、人的リソースを使うことから結構なリスクでもあると思います。だからこそ、インターン生も戦力として考えていて、大企業と違い、いい意味でお客様扱いはしない。本当の意味で仕事というのが経験できると思っています。
村岡さん:
ウォンテッドリーの東京オフィスでは、インターンシップ生が戦力として活躍しています!本当に学生の頃からそういった経験ができることが羨ましく思います。どんな会社に行ったら良いのか、悩む学生が多いのですが、机の上で自己分析をしてても何もわからないことも多い。そういった点でも行動することが重要です。百聞は一見にしかずで飛び込んでみたらいいと思います。


ーーそういった意味でも、今回のイベントを通して学生さんにはインターンシップをまず体験してほしいですよね。職種で悩む学生さんもいますが、そのあたり進藤さんはどう考えますか?

進藤:
あんまりそこに悩む必要ないと思います。職種と言っても最初は、総合職的なところで働くケースも多いので、職種で選ばないで企業のどんな文化にマッチするかというのが大切なポイントだと思っています。文化という視点は、数値化できないのであんまり注目されてませんが、自分が経験した身としては、文化が一番大事だと思います。企業のホームページを見るとビジョン・ミッション・バリュー・クレドなどが書いてあることに共感できるか考えれば良いと思います。企業の成し遂げたいことやミッションと自分の考えが合致しているのか、これが個人の力が発揮でき、モチベーション高く仕事ができる瞬間だと思います。ここに視点を当ててみてほしいです!

■キャリアを考える前に、自分の強みの柱を3つ持て。それがレア人材の第一歩

ーー市場価値を上げたいと思っている学生も多いと思うのですが、そういった学生に対してキャリアの考え方について何か伝えたいことはありますか?

村岡さん:
市場価値を高めるという観点でいうと、2つの路線があると思っていて。1つは、何か一つを極めて世界で一番になる。2つ目は、スキルのかけ合わせでレア度で1番になる。ということです。世界で1番はすごいことなんですが、100メートル走に例えると、世界で2番目・3番目はまだしも世界で100番目とかになるとタイム差は僅かなのに市場価値は大きく下がる。なので、1つのスキルで市場価値を高めることは非常に難しいと思います。また、その瞬間瞬間の世界一は市場価値は高いと思うけど、時代の流れや技術の進歩により、そのスキルの重要性が低下する可能性もある。そうなった時には、世界一も中長期的にみて弱い可能性が高い。それに比べてレア度は、強いと思っています。よく言われていることかも知れませんが、自分の強みの柱を3つ見つけることがその人の希少性を高める軸になります。自分もその強みの柱を持っているからこそ、色んな経験がさらにできていると思います。世界一は難しくとも、100人に1人だったら、ちょっとハードルも下がりませんか?まず、20代で100人に1人の存在になるというところを目指してもいいと思います!
進藤:
私でいうと、①大企業で勤めていて政治的なところもわかっている。②セキュリティに関して、資格やさまざまな企業の統括をしていた。③ブロックチェーンの知識と技術。この3つですかね。この3つの柱の中でいうと世界一だと思います!!

■運を引き寄せる人になりたいのであれば

ーーお二人ともすごいですね。でも、今のを聞くとお二人とも考えて強みの柱を作ってきた訳ではなさそうですね。

進藤:
そうですね。たまたまですね。笑
村岡さん:
私は、心理学者のジョン・D・クランボルツ教授の計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)が結構好きで。運とか言ったりするんですけど、運を呼び込むには、声のかけられやすさがすごく大事だと思っています。この人に頼めばなんとかしてくれるのではないかと思ってもらえれば、どんどん色んな人に声をかけられて新しいことにチャレンジできる。つまり、巻き込まれ力が大事。なんかやろうよに対して、「やろ!」って引き受けてからキャッチアップしてもいいと思います。仕事に重要なことは安心感があってやってくれそうな雰囲気。声をかけられることでスキルも伸びていくと思うし、その延長線上に自分の強みが発掘されると考えています。
進藤:
自分も昔から運がいいと思っています。とはいえ運がいいと思うものが、これがいいなと思った道に進めなくて失敗したと思った道が、結果的によかったと思えるんですよね。例えば、大学受験とか研究室選びとか。失敗した道でも正解に捻じ曲げる力が大切だと思います。失敗から学べるものは本当に大きい!


ーー結局、選んだ時には正解、不正解はないということですね。飛び込んでみて、それを正解に変えるための努力やプロセスが大切ということが理解できました。学生にもチャンスがあればどんどんチャレンジして失敗も含めてたくさんしてほしいですね。

ちなみに、お二人が就活生(大学3年生〜4年生)なら、いま何をしますか?

村岡さん:
そうですね。長期インターンシップを色んな業界で経験してやってみますね。企業に勤めるとなった時に、せいぜい転職しても3〜5社程度ですよね。それ以上になると転職過多とかになるので。そう考えた時に、今しか色んな業界のことを知れないし、体験できないんですよね。長期インターンシップとかだと失敗とかもないのでとにかく色んな会社を経験したいです!なので、広島の学生にそんな経験をしてもらいたいと思ってこのイベントも開催します!
進藤:
私は、学生のうちから起業しますね(笑) 今、この経験、この知識のままで、また成し遂げたい世界観もある中で近道なのは、起業だと思っています。自分がやりたいことを好き勝手思いっきりやれるのは、これしかないかなと魅力にもどっぷりハマってしまいました。このように思えるのも、大企業からスタートアップまで経験したからだとは思うので、色んな経験をしながら、各々やりたいことを決めていっていいと思います。悩んで、立ち止まって何もしないことが一番勿体無いので、まずは行動を起こしてほしいです。

ーーお二人とも本日はありがとうございました!学生にもお二人の経験からくる想いが伝わって少しでも行動を起こすきっかけになってくれたら嬉しいなと自分も思いました。

おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?
今回のインタビューが少しでも皆様のご参考になりましたら幸いです。

広島出身で共通の課題認識を持った二人が、主催し、参加するイベントとなっています。

もし、今回のストーリーを読んでCodeFoxに興味をお持ちいただけましたら、是非カジュアル面談をお申し込みください。社員一同、お待ちしております!

https://www.wantedly.com/projects/1382011

インターン生大募集

【新しい技術で世界に挑戦するCodeFox】
広島発ベンチャー企業で「Web2とWeb3に架け橋を」をスローガンに掲げている株式会社CodeFox。

時代の変化により、技術革新が起きている今、世界から遅れを取らないように広島からWeb3領域の社会実装を目的に事業を展開。大手や行政とのプロジェクト実績も多数。

フルリモート、フルフレックスという柔軟な働き方を実現しており、国籍問わないエンジニアたちが集まっています。

Web3といっても馴染みはない人も多いかと思いますが、この機会に分かりやすく説明したいと思っています。将来を見据え、新しいことにチャレンジしたいインターン生を募集しています!

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