なにをやっているのか
【介護業界の1割未満、大手が踏み込まない静かな領域で築く新しい働き方】
私たちは障害者訪問介護(居宅介護)を行う会社です。特に子供の障害者支援に特化し、他社が手をつけない希少な領域で、一つひとつ丁寧に事業を築いています。
なぜこの分野を選んだのか?それは、障害のある子供たちへの支援が、介護業界の中でも特に温かみのある仕事だからです。もちろん専門的な支援は必要ですが、障害があっても子供は子供。一緒に遊んだり、学校の話を聞いたり、成長の瞬間に立ち会えたりと、他の介護現場では味わえないやりがいがあります。
働き方の特徴は、夕方から夜にかけての時間帯がメイン。多くの人が帰路につく時間から始まるので、日中は自分の時間として活用できます。夜も遅くなりすぎることはありません。
大手企業が日中案件中心で大規模展開する中、私たちはニッチ領域での価値創造に集中しています。この選択が、従業員にとって本当に意味のある働き方を可能にしています。
なぜやるのか
【理不尽だらけの業界に、憩いの場を】
滝沢社長が十数年の現場で目撃したのは、二つの大きな問題でした。
一つは、真面目すぎて心を病んでしまう人たち。利用者のために自分を犠牲にし続け、適切な距離感を保てずに燃え尽きてしまう現実。
もう一つは、会社からの理不尽やハラスメントが当たり前の環境。滝沢社長自身、前職の大手介護事業者を辞める際に有給すら取らせてもらえませんでした。労基無視が横行し、現場に理不尽を押し付ける経営者が多すぎる業界でした。
「人を支える大変な仕事だからこそ、働く人の心にゆとりを持てる場所が必要なんじゃないか」
そんな想いから、ついに自分たちの理想の職場を作ることにしました。それが株式会社レガートの始まりです。
【レガート - 人生の中継地点として】
レガート(legato)は音楽用語で「滑らかに繋ぐ」という意味。
私たちにとってのレガートは、人生の連続性を大切にすること。ここで働く時間も、利用者と過ごす時間も、その人の人生の大切な一部分。だから、その先の人生も見据えた関係性を築いています。
従業員が独立するなら応援する。「その人の人生は、ここで終わりじゃないから」
依頼があっても同じ利用者の案件を毎日は受けない。親が子供と向き合う時間も、その人生の大切な一部だから。
ここでの経験が、関わってくれた人たちのその先の人生でも活きるように。そんな場所でありたいと思っています。
等身大の社長が作る、等身大の職場
「俺もここまでしかやってないよ」
ある日、新人スタッフが利用者さんの要求に応えきれずに落ち込んでいた時のこと。滝沢社長は「完璧にやろうとしなくていいんだよ。俺だって、できないことはできないって言うから。肩の力を抜こう」と。その後、実際に利用者さんに「それはちょっと難しいですね」と自然に伝える姿を見せる。
「ああ、こんな風でいいんだ」— そのスタッフは、肩の力が抜けたと言います。
利用者様からの過度な要求は断る。相性が合わない案件は無理に続けさせない。相性次第で利用者様とヘルパーさんを組み替えることも。前職で有給も取れなかった社長だからこそ、有給取得を当たり前にできる努力を惜しまない。
カリスマでもなく、リーダー願望もない。でも始めたからには、きちんとやる。 そんな等身大の社長が、完璧を求めすぎない文化を作っています。
面倒臭がりの社長が見つけた、楽できる正解
従業員の報酬を上げる工夫と、心のゆとりを作る工夫。この2点がレガートの最初のミッションでした。
夕方の高単価時間帯に特化する。大手が手をつけない子供案件に着目する。社長が直接見て、厄介そうな案件は極力避けるよう努め、社員との相性を見る。社員の長期定着で資格保有率を高め、国からの補助額を増やす。求人にお金をかけずに、働く人に還元。そして社長はサラリーマンの平均年収水準に留めて現場に還元する。
業界の常識とは異なる選択ばかり。でもそれが、支援者の心の健康を守りながら、きちんとした報酬も実現する環境を作りました。
離職率は業界平均を大きく下回り、持続可能な支援環境が実現。搾取が当たり前の業界で、本当の意味での「憩いの場」がここにあります。
3K職場だった介護業界に、やっと憩いの場ができた。 次は、あなたと一緒にこの場所を広げていきたい。
真面目に働きたいけど、燃え尽きたくない。 そんなあなたのための職場を、私たちは作りました。
どうやっているのか
【滝沢社長の人間味ある現場主義が生む、安心できる職場環境】
<等身大のリーダーシップが生む信頼関係>
「管理だけの社長なんて、現場のことわからないでしょ」— そう言いながら、週に何日かは利用者さんのお宅に向かいます。現場が好きだから起業した人です。
特段カリスマ性が高いわけでも、演説が上手いわけでもありません。でも困った時には必ず力になってくれるし、甘えたらちょっと嫌そうな顔をするけれど、本当に大変な時は絶対に見捨てない。そんな等身大の信頼感がある人です。
<心の健康を最優先にした、戦略的な環境設計>
私たちの現場は、介護業界の中では比較的負担の少ない環境です。それは偶然ではなく、働く人の心の健康を考えた結果です。
介護現場には時として、利用者と介護者の間にハラスメントに近い関係性が生まれることがあります。そうでなくても、人を支えるというのは本来とても大変な仕事。だからこそ私たちは、高単価な夕方案件を中心に組み立てることで働く時間を短縮し、心のゆとりを養える時間を確保しています。
また、ハラスメント関係が生じにくい子供をメインターゲットにした支援を選択。まずは自社の従業員を守れるスキームから着手したいと考え、このような環境整備に行き着きました。
この戦略的な選択により、専門性は保ちながらも心理的負担を大幅に軽減した職場環境が実現しています。
<子供中心の案件がもたらす、温かい支援の日常>
子供中心の案件では、身体介助もありますが、生活支援やコミュニケーションが中心になります。時には一緒におやつを食べたり、宿題を手伝ったり、外で遊んだりもします。支援を必要としているお子さんたちですから、その日の体調を観察したり、必要な介助を提供したりと、専門職としての役割もしっかりと果たします。
1対1の関係だから、職場の複雑な人間関係に悩まされることはありません。デイサービスのような集団ケアでは、スタッフ同士の連携や役割分担でストレスを感じることも多いもの。訪問介護なら、あなたと利用者さん、その家族だけのシンプルな関係で、丁寧な支援に集中できます。
<人の成長を見守る、長期的な関係性づくり>
実際、独立を希望した何人かの従業員を、滝沢社長は笑顔で見送ってきました。「その人の人生は、ここで終わりじゃないからね」という想いと一緒に。厳正さを持ったゆとりの中で経験を積んでもらうことで、その人がここを出た後も、どこででも堂々と働けるようになってほしい。
利用者さんの家族に対しても同じ考え方です。利用者さんが毎日お願いしたいと言われても、あえて週1-2日だけお受けするのは、親御さんが子供と向き合い、成長していく機会を大切にしたいから。「全部やってあげることが優しさじゃない」という想いから、敢えて適切な距離を保っています。
こうした関係性への配慮が、結果的に持続可能な支援環境を作り上げています。そして、この考え方は従業員に対しても同じです。