新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
サン・クリーンサービス油井です。
新年1発目は油井からスタートさせていただきます。
それでは張り切っていきましょう!!
今回紹介する本はこちら
「なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか」
皆さんは世の中で起きる小さな変化に気づくことはできるでしょうか?
たまに出社した際の会社の物の配置、同僚の髪型、行きつけのお店の味などなどを
それに気づいた際に言われるのが「よく気づきましたね」です。
何かに気づくという点で大切なのは自分の中で起こる違和感です。
そう言った違和感にフォーカスをし、数字で考えるクセをつける。
この本は、世の中の身近な疑問を数字で解き明かしながら、気付きの力と数字で考える習慣を身につける入門書です。
①なぜラーメンの大盛りは有料なのに、つけ麺は無料なの?
一般的にラーメン屋で大盛りを注文すると追加料金が発生します。それに対しつけ麺は大盛りが無料だなんてなんという太っ腹!
考えてみると確かにつけ麺は大盛りまで無料のお店が多い気がします。
これは決してお店の店主が太っ腹なわけではありません。
ではなぜなのか?
[つけ麺は大盛りにしても原価の高いスープの量が変わらない]
これはラーメンの原価構成に秘密があります。
ラーメンの原材料の中で最もお金がかかっているのが実はスープです。
最近は1000円を超えるラーメンも増えて来ましたが、こだわりのスープを作っている店が増えているのも一つの要因みたいです。
スープの量がラーメンと比べて圧倒的に少ないため元々コストを低く抑えることができます。
このことから大盛りまで無料にしてもコストは変わらず、無料にすることにより集客率アップというのがつけ麺屋の基本的な戦略なのです。
②なぜ大谷翔平選手は年収91億円(史上最高)で、なでしこジャパンの選手はアルバイト生活なのか
WBC(ワールドベースボールクラシック)で侍ジャパンの世界一に貢献し、大会MVPにも選ばれた大谷翔平選手。メジャーでも次々に偉業を成し遂げ、世界屈指のプロ野球選手となっています。
野球一つで100億円近い年収を得るなんてとても夢のある話ですね。
今回の日本代表メンバーの一人当たりの平均年俸はなんと5億円。サラリーマンでは考えられない金額の報酬を得ています。
しかし、同じように世界の頂点に立つほどの技術を持っていても、経済的にあまり報われないのが女子プロサッカーチーム。
2008年の北京五輪から「なでしこジャパン」の愛称で親しまれ、2011年のワールドカップでは優勝。チームで国民栄誉賞を授与されるなど一躍時の人たちとなりました。
だが当時、連日テレビに引っ張りだこだったなでしこジャパンのメンバーの中には、アルバイトで生計を立てているメンバーも多く、そちらも話題になりました。
⚪︎選手の年俸は市場規模に比例する
それにしても同じ世界トップのプレーをしていながら、大谷選手のように年俸90億円以上稼ぐ人もいれば、アルバイトで生計を立てないといけない人もいるのでしょうか?
その違いは競技の市場規模の大きさ。
MLB(メジャーリーグ)の2022年シーズンの総収入は約1.5兆円。
NPB(日本プロ野球)は約1800億円。
一方で、WE(女子プロサッカーリーグ)の総収入は約12億円。
つまりMLBの1200分の1
NPBの150分の1
WE選手の平均年俸が300万円程度と推測されることから、選手の年俸が市場規模によって差がついていることは一目瞭然。
大谷選手があれほど稼げるのは野球という競技をまず選んだから!そこから二刀流としてメジャー屈指の成績を残しているから!
当時、我々に夢を与えてくれたなでしこジャパンのメンバーにも経済的に報われてほしい限りです。
ちなみに私は、クリスティアーノ・ロナウド選手、ネイマール選手と同じ誕生日です🎂
お後がよろしいようで。
いかがでしたでしょうか?
まだまだいろんな違和感を紹介してますので、ぜひ皆さんも読んでみてください!
それではまた次回🖐️