皆さんこんにちは!
サン・クリーンサービス油井です。
今回も張り切ってレビューしていきます!!
今回紹介したい本はこちら!
「世界一わかりやすい!コミュニケーションの教科書」
この類の本はよくありますが、今回は著者で選びました。
今サン・クリーンサービスはトイレ清掃を重視してますが、そのトイレで一躍時の人となった、アンジャッシュ渡部健さんの著書になります。
深堀はよくないので早速行きましょう。
この本は渡部さんが、芸能界で活躍し続ける超一流の方々から学んだコミュニケーションのコツをまとめた書籍です。
その中で増えてきたのが、講義、講演会の依頼です。
講演会が終わった後に渡部さんは必ず質問を集めるのですが、そこで出る質問がいつも同じものばかり。
「会話の途中で沈黙が生まれてしまい、間が持たない」
「部下に指示をしても、うまく伝わらず、動いてもらえない」
なんか耳が痛すぎて血が出そうですが、必ずでる質問みたいです。
なぜこうした悩みが無くならないのか?
冒頭でも書きましたが、「この類の本はよくありますが」というのが問題ではないのかなと。
本に限らずインターネットやYouTubeでも多くのテクニックがあふれている時代。
むしろ答えが多すぎる!!
確かに世に出回っているコミュニケーションのハウツーには、誰でも使える便利なものもたくさんあります。
ただその一方でかなり高度なものだったり、限られたシチュエーションじゃないと意味をなさない。実用性に欠けている情報もたくさんあります。
コミュニケーションの問題は、もっとシンプルに解決できる。
今回は、ありとあらゆる場面で活用できるコミュニケーションの大分類をいくつか紹介したいと思います。
〇相づちや目線などの動作はぶっちゃけどうでもいい。
コミュニケーションのハウツー本だと、ちょっとした動作や目線などで相手との会話をスムーズにする手法が紹介されてます。
「相手の目を見ずに、鼻やあごを見なさい」
「真正面に座らず、直角の位置に座りましょう」など。
渡部さんは断言してます。
そういった相づちの打ち方のようなテクニックは全く覚える必要はありません。
大事なのは相手にテンションを合わせること。
テンションに合わせるとは、相手の声量や感情、トーンを合わせるということ。
例えば相手が、「ちょっと聞いてくださいよ!!」
と笑顔で元気よく話しかけてきたら「え!なになに!」
と笑顔で元気に答えればいいし、逆に「ちょっと聞いてください・・・」
と落ち込んだ感じで話しかけられたら、「えっ、どうしたの?」
とこちらも神妙な顔で、小さな声で返す。ただこれだけです。
大事なのは、相手をよく見て、相手の声と話の内容をよく聞いて、相手のテンションに合わせてこちらも対応する。
それだけで十分なテクニックです。
〇緊張した時こそチャンスである。
人前で話しをするときに緊張してしまう人は少なくありません。
緊張するということは、それだけしっかり伝えたいという意思の表れです。
ただ、緊張を隠そうとするのはとてもよくありません。
緊張を隠そうとする行動は必ず相手に伝わります。
そしてみっともなく映ってしまいます。
緊張に対する改善策は、カミングアウトしてしまうこと。
例えば、人前に立ってすぐに自分が緊張していることに気づいたら、話しかける前にまず、
「すみません。普段あまり人前でしゃべる機会がないので、とても緊張してます」
など、自分が緊張してることを打ち明けましょう。
緊張や、アクシデントを追い風にする
そもそも緊張しているのは、「相手を大切な人だと思っている」「この人の前で恥をかきたくない」という気持ちがベースになります。
だから緊張していることを相手に伝えることは全くデメリットではないですし、ムリに緊張しないように頑張らなくてもよいのです。
今思うと、私も上司と一緒だと緊張してしまいますが、一人の場合だとあまり緊張を感じないかもしれません。
この人の前だと恥をかきたくないという気持ちがどこかにあったのかもしれませんね。
ちなみに明石家さんまさんは緊張しないと言うそうです。
というのも、緊張は、自分が持っているもの以上のことをしようとしている状態だからです。
つまり「自分の実力はこんなものだ」とあまり期待しすぎなければ、大勢の人の前でも緊張しないというロジックです。
緊張やアクシデントを好意的にとらえることも大切です。
〇コミュニケーションの成否は始まる前に決まっている
「部下にアドバイスしても、まったく響いてくれない」
「チームメンバーが、自分の意見に従ってくれない」
こういった悩みはかなり多いみたいです。
そんな時渡部さんが伝えるのは、「コミュニケーション以前の問題」についてです。
これはそもそもの問題になってきますが、コミュニケーションの大部分は、コミュニケーションが始まる前の段階でかなり結果が左右されます。
どれだけ相手に対する信頼ポイントを蓄積しているか。
例えば、全く同じ言い方で部下を注意したとしても、信頼ポイントが溜まってる上司と、そうでない上司がいた場合、部下がその注意をどれだけちゃんと受け止めるかは、全く違うものになってしまうのです。
普段からほとんどコミュニケーションを取らず、自分の話をろくに聞いてもくれないような上司から注意されても、素直に受け取ろうとは思わないはずです。
これはお客様も同様だと思います。
巡回、応援の際のコミュニケーションの量、質を高めれば信頼ポイントがガンガン上がってお願いが許される可能性が高まるわけですね。
普段から家事に積極的に参加する。ねぎらいの言葉をかける。変化、成長に気づく。
いろんな方面の信頼ポイントを貯めることが大事になってきますね。
緊張している時こそチャンス!
ピンチこそチャンス!
アクシデントが起きてもあわてない!
この本に書いてある内容はすごくシンプルかつ一流芸能人の方のテクニックが載っているので説得力ありです!
機会があればぜひ読んでみてください!
ちなみにブックファーストで1500円以上のお買い上げでちぃかわのシールがもれなくもらえるのでそちらもおすすめです!
それではまた来月お会いしましょう!