本書は相手(友人・家族・商談相手)から「イエス」をもらえるにはどうしたらいいかという
内容です。
計20章に及ぶ内容ですが、とても現実的ですぐに実行できそうなことが記載してあります。
その中でも私が印象に残った2箇所を紹介しようと思います。
【頼む】
日本人は特に頼むという行為は苦手かもしれませんね。
私も人に頼むという行為が苦手でつい自分がやればいいやと思ってしまいます。
ただ、以外にも頼むという行為に対して「イエス」と返答をもらえる確率は予想よりもはるかに高いということが分かっています。
下記のような実験が行われました。
コピー機を使っている人に割り込んでコピー機を使わせてほしいというものです。
結果は10人中6人(60%)が快く使わせてくれました。
更に理由を添える(急いでいるなど)と94%まで承諾してくれました。
頼む+理由をつけること、頼むことを怖がらないことで人は受け入れてくれると。
それで断られたとしても「あの時頼んでいれば、、、」という後悔がなくなるのでとても学びとなりました。
【協力する】
対立と協力に対してのことが書かれている部分ですが、
往々にして原因は私とあなたという考え方に執着してしまうからだと書かれており
なくすためには私たちという考え方を取り入れなければならないということが学びになりました。
下記のような事例が紹介されています。
第一次世界大戦中のクリスマスの休戦の話です。
塹壕を挟んだ両軍が自発的な休戦を宣言してまた、戦うことになる相手とサッカーを数時間楽しんだというものです。
なぜ敵同士が仲良くサッカーができたのか?
見方と敵という考え方でなく疲労困憊している兵士たちという認識がお互いに広がり、
お互いの共通項・趣味(この場合はサッカー)が見つかり、つかの間の休戦が実現した。
私とお客さま(商談先)という意識より私たちという広い考えにスイッチすることによって
更に当事者意識を持った提案やトラブルや争いが少なくなる可能性が高まる良い事例だと思いました。