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【The FIRST Step】行動あるのみ!開発志望の未経験エンジニアがQAの世界で見つけた「理想の将来像」とは?

未経験から当社に入社したポテンシャル人材の活躍、彼ら彼女らの夢や目標にスポットを当てた「The FIRST Step」。エンジニアとしてこれからますます活躍していくAGEST社員のインタビューシリーズです。

今回はAGEST飯田橋(東京)ベースで働くAさん。元々ITインフラの構築・保守の仕事をしてAさんは将来の可能性を拡げるために転職活動をスタート。それまで全く知らなかった「QA」の世界と出会い、変化していった考え方をお聞きしました!Aさんが感じるAGESTで働く人の共通点にも注目です。

疲弊した現状を打破するために開始した転職活動

―これまでのご経歴を教えてください。

やりたいことを見つけられないまま学生時代を過ごし、当時は企業に求める条件なども持ち合わせておらず、友人から紹介されたインフラ関連の事業を行う会社に就職しました。入社後2年間は3交代制のシフト勤務でクライアントのネットワーク構築・保守運用を行っていました。次第にクライアント先に出向いてルーターの設定やそれに伴う周辺環境の整備を担当するようになりました。AGESTと比較して会社規模も小さかったので、メンバーも上司含む2人という限られた人員で仕事をする環境でした。

―転職活動を始めた理由を教えてください。

1点目は働き方です。週休2日は担保されていたものの、3交代のシフト制という働き方が私には合っていなかったみたいで、心身共に疲労が慢性化していくのを明らかに感じていました。それなりに仕事は覚えてきたのに体が段々とついていけなくなる感覚が不安でした。2点目は働く環境です。社員数が少ないため社員みんなが常に手一杯な状態で、そこに拍車をかけるように離職率も高まっており社内の雰囲気はいつもピリピリしていました。「このままここで働き続けるとどうなるんだろう…」という漠然な不安を常に抱えていて、元々やりたいことが見つからないまま入社した会社でしたが、「今が見つめ直すタイミングなのかもしれない」と自分を奮い立たせて転職活動を開始しました。

―転職先に求める理想の条件はどんなものでしたか?

同業種での転職も視野に入れていましたが、サーバーやルーターしか触ったことがなかったので、今この若さを活かして未経験から新しい技術に触れてみようと決心しました。そこで「自身の市場価値を高める」ことを目標にして様々な求人を見ていました。そう頭では理想を描けているものの、当時の私にはインフラエンジニア以外に思い浮かぶのは開発エンジニアという職種だけでしたね。いずれにしても未経験には変わりないので、少しでも目指すべき将来像に近づくべく「教育・研修制度が整っている」という点は譲れない条件でした。そんな中で転職活動スタート時は「未経験で開発業務にチャレンジできる教育制度が豊富な企業」を探していました。

開発かQAか、将来を見据えて選んだQAエンジニアの魅力

―開発志望のAさんが「QAエンジニア」を知ったキッカケは?

「QA」という単語すら聞いたことがありませんでした。ある日登録していた求人媒体経由でAGESTからスカウトメールが届き、「QAエンジニア」という職種を目にしたのが最初の出会いで、知識が少ない自分にとっては単純にどんな仕事なのか興味が湧きました。インターネット上では「QA」と調べると「テスト」という言葉がセットのように浮上してきて、正直なところ「下流の新米エンジニアが実施する工程か」というイメージを持ちました。調べを進めていくうちに自分がイメージしていたのはあくまでテスター*1であり、「そもそも不具合を未然に防ぐ役割がある」というQAエンジニアの本質を理解し、具体的にどのような仕事をするのかもっと知りたいと思うようになりました。

*1…ソフトウェアをはじめとする成果物が問題なく動作するか、テストを行う職種

―そこからAGESTの選考に進もうと決めた理由は?

同じくスカウトメールに「入社後は一定の研修期間がある」と記載されていました。未経験からのチャレンジなので教育制度が整った環境は非常に魅力に感じました。また自身で調べた「QAエンジニア」に関する知識と、スカウトメールに記載されてあった「安心安全にITを使える社会に貢献」という言葉が相まって、これからのIT社会でますます価値が高くなる仕事だと感じました。この時点で「QAエンジニアになろう!」という決心にまで至っていなかったのですが、時代の変化に伴って面接もオンラインで実施する企業がほとんどだったため、個人的には対面形式よりハードルが低く感じており、転職活動も経験値の1つだと思って選考に進みました。

―AGESTの選考中に印象的だったことはありますか?

かなりラフな雰囲気だったことを覚えています。堅い質問をされて緊張感の漂う面接をイメージしていたので良い意味で驚きました。一方的に質問されるようなこともなく、お互いが質問し合って会話をするような流れで進んでいき、「何でも聞いていいよ」と言ってくださったおかげで気になることは全て面接の場で払拭することができました。正直なところ、この面接に参加するまでAGESTでの仕事は全て客先常駐だと思っていたんです。所謂SES*2のエンジニアとして働くことを前提で業務に関する質問をしたところ「うちはSESじゃないよ」とハッキリ答えてくださったことが一番印象に残っています。未経験の私は例えSESであっても頑張っていくつもりではありましたが、やはり自社内でメンバーと仕事ができるというのは安心感に繋がりますね。

*2…「System Engineering Service(システムエンジニアリングサービス)」の略称であり、IT業界における準委任契約の一種を指す

―AGESTへの入社の決め手は?

様々な質問の中で最大の理由は将来性の高さを感じたことです。「不具合を未然に防ぐ役割」を全うするには開発工程に関して知識も備わっていなきゃいけませんし、時代に伴って変化する開発スタイルに併せたテスト技術も必要になります。インフラの知識しかなかった私にとっては、スキルの幅が一気に広がって自身の可能性が飛躍するイメージを持ちました。自分のイメージが先走ってしまわないように面接時にたくさんの質問をさせていただき、選考に進むキッカケとなった研修体制についても具体的なお話に加えて、少しネガティブな部分も包み隠さず回答してくださったことも後押しになりました。開発とQA、当時の私にとってはどちらの道に進んでも未経験であることには変わりがなく、それなら自身が純粋に興味を持った企業かつ1から学べる土台が備わってる環境に身を置こうと決心しました。


成長できると実感した環境とコミュニケーション

―研修中はどのような気づきがありましたか?

まず…本当にしっかりカリキュラムが設けられて演習が進んでいくことに驚きました。面接時に聞いていたので疑っていたわけではないのですが(笑)、前職ではすぐに案件に入って体当たりで業務を覚えていくスタイルでした。「わからないことがわからない状態」が続き、とにかくその業務に必要な知識を詰め込んでいくので他の案件に入ったときに技術の応用が難しいと感じていました。
AGESTの研修は座学と演習で構成されていて、さらにグループワークと個人ワークでそれぞれ時間が設けられています。未経験の自分にとって難易度はそれなりに高いと感じていましたが、不明点はすぐに講師の方に相談できる点が心強かったです。

ー研修で自身のスキルアップは実感できましたか?

座学や演習に加えて、定期的に理解度テストが実施されます。このテスト合格に向けてグループワークで演習を進めていくのですが、自身のスキルだけでは到達できないような考えをメンバーから共有してもらえて非常にいい刺激になりました。無事にテストには合格することができましたが、その後はその知識を活かして個人で演習を実施します。1人になると更に難易度が高く感じることもありましたが、「何がわからないかが伝えられる」「これはこの知識を応用すればできるかも」と自身で算段を立てられることに成長を感じました。苦戦しつつも研修を終えて、「これから戦力として迎え入れてもらえるのか…」と実務に向けて不安が頭をよぎりましたが、講師陣からきちんと研修のフィードバックをいただくことができ、自信にも繋がりました。

―研修終了後、現在はどのような業務を行っていますか?

現在は既存クライアントのプロジェクトに参画し、テスト実施をメインに担当しています。研修中に培った知識を応用しつつ、周囲の方々にアドバイスをいただきながら日々業務を推敲しています。当然ながら研修中と違ってクライアント様とのコミュニケーションが発生しているのですが、先輩エンジニアの皆さんの姿勢が「クライアントには丁重に丁重に…」という姿勢ではなく、「より良いものを作るため」という意識からAGEST主体で意見交換が活発に行われているのが新鮮かつモノづくりをする上でのあるべき姿だなと感じます。私自身もそういったコミュニケーションに次第に慣れてきて、自身が担当しているテスト実施箇所についてはクライアント様に説明し、いただいた質問にも明確に回答できるように努力しています。

AGESTで気づいた自身の強みと理想のエンジニア像

―社内に憧れのロールモデルはいらっしゃいますか?

皆さん本当にたくさん知識をお持ちで尊敬しているのですが、いつも会議で積極的に意見を出している先輩Sさんは本当に見習うべきところがたくさんあります。年齢的にはSさんは僕より年下なのですが、頭の回転の速さとクライアントへの提案力、物怖じせず自身の意見をわかりやすく伝える力は私もどんどん吸収していきたいです。総じてAGESTの皆さんはどなたに対してもリスペクトする心を持っていると感じます。社歴、年齢、上下関係などコミュニケーションに影響を与える要素ってたくさんあると思いますが、皆さん相手を一ビジネスパーソンとして捉えており、より心地よくお互いが良い仕事をできるような雰囲気づくりにも良い影響を与えていると身をもって実感しています。

―今後どのようなエンジニアになりたいか、理想像を聞かせてください

まだまだ私には経験が足りていないので、半人前だと思っています。現在のプロジェクトに関わらず、今後も様々な業務を任せてもらえるよう1人前エンジニアになることが目下の目標です!そのためには、現在のテスト実施担当からテスト設計担当になることが次のマイルストーンですね。「ここはAさんに全て任せるよ」とリーダーに言ってもらえるよう、日々努力を怠らずに技術を磨いていきたいです。

1人で黙々と設計・実施することも技術向上のためには欠かせないステップですが、将来は、マネジメント職に進んでいきたいと思います。研修から現在に至るまで一貫して「コミュニケーションを大切にしながら仕事をしたい」と想い、自分の新たな一面を発見しました。自分の意見や技術に自信をもって業務ができるような環境づくりに貢献したいと考えていて、時にはメンター的な役割を担ってメンバーの士気を保ちながらプロジェクトをより良く完遂できる存在になりたいです。そのためにも今は周囲の皆さんの見習うべきところを習得しているところです!

ー最後に、AGESTで働きたいと思う方へメッセージをお願いします!

「面接に落ちたらどうしよう」「何がやりたいかわからない」など、転職活動を開始しないネガティブな理由を挙げていっても現状は何も変わらないです。まず今の環境や仕事に違和感を感じているのであれば、小さなことから行動してみてほしいです!AGESTでは自身の学ぶ意欲とモチベーションさえあればQAスキルが身に付きます。当時の僕のように自身の市場価値を高めたいと考えている方には是非臆せず選考に進んでほしいです。「まだ若いから…」と思っていても時間はあっという間に過ぎていきます。経験や知識がなくても、今この時を有効活用して、一緒に理想の自分に近づきましょう!


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