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トドケールでインターンをした感想 M.Iさん(大学2年生)

Photo by Sonnie Hiles on Unsplash

今日は弊社で昨年の夏にインターンをしてくれたインターン生の感想を記載してみたいと思います。彼女は夏の間限定でインターンをしてくれた学生さんでしたが、様々な業務を経験してもらい、同時に貢献もしてもらいました。これからトドケールでインターンを検討する学生の皆さんの参考になればと思います。

始めに

私は、株式会社トドケールで3ヶ月間インターンをさせていただきました。私はカナダの大学でコンピュータサイエンスを専攻しており、1年次を終えたところです。3月に新型コロナウイルスの影響で帰国を迫られたため、余儀なく新潟の実家に帰って来ました。そこで、この期間でただ地元でアルバイトをするのはつまらないと考え、リモートで長期インターンシップができる企業を探し始めました。そこでトドケールの「完全リモートOK」と書いてある募集を見つけ、応募しました。会社の代表の方とのzoom面談を経て、3ヶ月契約で採用していただきました。私にとって初めてのインターン参加ですが、会社にとっても私が初めてのインターン生だったということです。

業務内容

私が行った業務は、大きく分けて3つありました。

最初の業務は、東京にあるターゲット顧客のリスト化です。トドケールのサービスを顧客に活用していただく第一歩として、ターゲット顧客の一覧を作る作業でした。潜在顧客リストの作り方を社員の方から丁寧に教えていただいたので、スムーズに作業を進めることができました。検索の仕方を工夫するようにというアドバイスを受け、東京の潜在顧客一覧を洗い直すこともできました。

二つ目の業務は、インターン募集要項にもメインの業務として記載されていた、トドケールアプリのナレッジベースを作成することです。ここでのナレッジベースとは、トドケールアプリを使用する上で、使い方を説明する記事一覧のことを指します。まずはトドケールアプリの利用を体験し、理解した上で、ナレッジベースの全体的な構成を自分で考えました。しかし、やはり抜けている部分がたくさんあり、それを社員の方に指摘していただきました。修正された全体構成を元に、いよいよナレッジベースの記事を書く作業がスタートしました。Hubspotというツールを利用したので、感覚的に記事を書きやすかったように思います。それでも、最初はどう書けばいいのかわからずにいましたが、社員の方がサンプルで記事を作ってくださっていたので、それを参考に書き進めていきました。その後、より見やすい記事にするためのアドバイスを受けた上で修正していきました。また、アプリに新機能が追加されたため、その新機能の使い方についての記事も追加しました。それらの作業がひと段落した後は、アプリをどう使うかを視覚的にわかりやすく伝えるために、画面録画を用いてアプリを実際に使用している動画を撮影しました。

そして三つ目の業務は、アプリ内のテキストを英語から日本語に翻訳することです。トドケールアプリの開発チームの方は海外にいらっしゃるので、制作されたアプリは全て英語になっていました。それらを日本語に訳す業務を任されたのです。翻訳自体は特に難しいことではありませんでした。しかし、コードを変更するためにはGitに触れなければならないので、それにかなり苦労しました。Gitとは、プログラムのコードなどの変更履歴を管理するツールのことです。私はコンピュータサイエンスを専攻しているにもかかわらず、Gitに関する知識も経験も全くありませんでした。しかし、担当の方が関連アプリケーションのインストールを、zoomの画面共有を通じて一緒にやってくださいました。その後も、それらのアプリケーションの操作の仕方を丁寧に教えていただきました。手順は複雑でしたが、わからないことがあったらすぐにslackで質問できたので、徐々に使いこなせるようになっていきました。今ではGitのシステムも理解できるようになり、指示された部分をすぐに変更し、反映のためにリクエストを送る手順をスムーズにこなせるようになりました。

会議への参加

そして、オンラインでの会議にもたくさん参加させていただきました。週に一回行われる定例ミーティングでは、1週間の進捗をお聞きすることができました。今現在、会社がどんな状況にあり、会社としてどんな課題があるのか、またこれからどんなプロジェクトを進めていくのかを、インターン生ながら把握することができました。

また、これも週に一回の開発会議にも出席させていただきました。先ほども記したように、開発チームの方は海外にいらっしゃるので、会議は全て英語で進行されていきます。会議はオンラインな上に、英語に多少のなまりがある方がいらっしゃるので、ところどころ聞き取りにくい部分もありましたが、徐々に慣れていきました。私は開発には直接関わっていないので、発言することはほとんどありませんでしたが、このような本格的な開発会議を拝聴させていただき、非常に貴重な経験となりました。また、日本に帰ってきてから英語に触れる機会が減っていたので、リスニング力のリハビリにもなりました。

この他にも、マーケティングの会議や、Hubspot主催のミーティングにも参加させていただきました。リモートでのインターンシップでありながら、これだけいろいろなミーティングに参加する経験をさせていただいたことに、本当に感謝しています。

インターンを通して学んだこと

この3ヶ月のインターン経験を通じて、私は様々なことを学ぶことができました。上に述べたナレッジベースやGitに関する知識はもちろん、マーケティングにおいての戦略なども勉強になりました。ここでは、業務を行う上で私が学んだ重要なことを一つ書きたいと思います。

それは、他の方とコミュニケーションを積極的にとることです。私はどちらかというと引っ込み思案な性格なので、1人で黙々と作業することが好きでした。このインターンシップはリモートで行われたので、ここでの業務はどちらかと言ったら1人で作業することが多い部類だったと思います。しかし、だからといってずっと自分から報告も相談もしないままでは、ミスや勘違いが増えてしまい、他の方に迷惑がかかってしまうことに気付きました。それ以来、小さなことでも積極的にslackを用いて質問をしたり、確認をとったりすることで、社員の方との業務に対する認識をできるだけ一致させ、ミスを減らすことを心がけました。今までは、質問をすることは悪いことだという認識がなぜかあったのですが、ここでのインターンを通してそれを払拭させることができました。それは社員の方がみなさん優しく質問に答えたり、アドバイスをしたりしてくださったおかげだと思います。

完全リモートでのインターンシップを募集している企業はかなり少数でした。私も、正直なところ最初は、本当にインターンとして業務を行うことができるのか不安でした。しかし、対面でのインターンには劣ってしまう部分もあるかもしれませんが、十分に貴重な経験を積むことができました。地方で長期インターンシップを募集している企業は少ない上に、昨今は新型コロナウイルスの影響で、首都圏でインターンシップがしたくてもなかなか直接出向くことはできません。地方在住の大学生には特に、リモートでのインターンシップ参加をおすすめしたいと思っています。

このインターンシップが、このような為になる経験となったのは、バイト以外なんの業務経験もない私を採用して優しく接してくださった、トドケール代表の野島さんをはじめとする、全てのトドケールの社員さんのお力によるものです。この方々に心から感謝するとともに、この経験をこれからに役立てることができるように精一杯努めます。

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