こんにちは!株式会社DNTI採用担当の髙井です。
シリーズ第17弾となる今回は、DX ERP事業本部に所属する池田 祐樹(いけだ ゆうき)さんをご紹介します。
入社から半年。
池田さんは、これまでの開発・保守の経験を活かしながら新しい技術を吸収し、DNTIでSAPコンサルタントとしての一歩を踏み出しました。
変化の早いSAPの世界で、学び続けることを楽しみ、成長を重ねる池田さん。
DNTIでどのように成長してきたのか──ぜひご覧ください!
目次
1.自己紹介
2.入社前の期待と現実
3.入社後の経験
4.職場環境とチーム
5.自己成長とスキル
6.今後の目標と期待
1.自己紹介
───まず最初に、簡単な自己紹介をお願いします。
池田さん:DX ERP事業本部の池田 祐樹です。DNTIには2025年4月に入社しました。
前職ではSAPの開発・保守に携わっており、その経験を活かして、現在はSAPのジュニアコンサルタントとして設計や開発を担当しています。お客様と直接やり取りしながら、上流工程にも挑戦しています。
2.入社前の期待と現実
───DNTIに入社する前に抱いていた期待や印象について教えてください。
池田さん:DNTIにはリファラル採用で入社しましたが、紹介者の安達さんから「DNTIは学ぶ姿勢を大切にする人が多く、SAPコンサルタントとして成長できる環境がある」と聞いていたので、入社前から前向きな印象を持っていました。
実際に入ってみても、そのイメージは変わりません。
先輩方は親身で、新しい技術にも積極的。Slackでも気軽に質問できる雰囲気があり、コミュニケーションの取りやすさを感じます。
現在の案件ではほぼフルリモートですが、前職からリモート環境には慣れていたこともあり、特に不便はありません。
むしろ集中して仕事に取り組める、働きやすい環境だと感じています。
3.入社後の経験
───この半年間で特に印象に残っているプロジェクトや業務は何ですか?
池田さん:最初に参画したSAP導入プロジェクトです。初めて上流工程に関わり、SAPの設定やカスタマイズの幅広さを改めて実感しました。
お客様と対話しながら要件を整理していく過程は難しさもありましたが、それ以上にやりがいを感じました。
───プロジェクトの中で、どういった点に難しさを感じたのでしょうか?
池田さん:一番苦労したのは、お客様向けの資料作成です。
前職では上流工程を担当するコンサルタント向けに専門的な資料を作成していましたが、お客様に向けた資料ではそうはいきません。専門用語を噛み砕きつつ、正確さを損なわない表現にする───そのバランスを取るのが難しかったです。
また、開発中心の経験から一歩進み、業務全体の流れを理解することにも苦労しました。会計処理や仕訳などのプロセスを把握し、システムの仕組みだけでなく“業務の背景や目的を意識して説明する力”が求められていると感じました。
───そうした課題はどのように乗り越えたんでしょうか?
池田さん:まずは自分で調べ、社内資料や外部情報、生成AIなども活用して理解を深めました。それでも解決できないときは、先輩方に相談します。
Slackで質問すると誰かが必ず反応してくれて、忙しい中でも丁寧に教えてもらえる───そんな環境にとても助けられました。
ERP事業本部には、マネージャーの後藤さん・近藤さん・端野さんといった各分野に精通した方がいて、気軽に質問できる環境が整っています。
年下のメンバーも知識が豊富で、“年齢ではなく経験で支え合うチーム”という雰囲気があるのが心強いです。
4.職場環境とチーム
── 職場環境やチームの雰囲気について教えてください。
池田さん:現在の業務はリモートワークが中心ですが、非常に働きやすい環境だと感じています。困ったときにはすぐに相談でき、Slackを中心としたやり取りも活発です。
オンライン上でも自然にコミュニケーションが生まれ、離れていてもチームとしての一体感があります。
事業本部長の澤さんが定期的に食事会を開いてくださることもあり、普段あまり対面で話す機会のないメンバーとも交流することができます。時にはお客様が参加されることもあり、業務の枠を超えて学びを得られる貴重な場になっています。
DX ERP事業本部には、専門性の高いメンバーが多く在籍しています。
それぞれが自立して動きながらも、互いの強みを尊重し合い協力しながら仕事を進める文化が根付いており、安心して挑戦できる環境だと感じています。
5.自己成長とスキル
───入社してから成長を感じた瞬間や、新しく習得したスキルはありますか?
池田さん: この半年で最も成長を実感したのは、開発に対する考え方が大きく変わったことです。
前職では保守業務が中心でしたが、現在は新規導入プロジェクトの開発を担当し、最新のSAP環境に触れながら日々学びを重ねています。
同じ開発言語を使っていても、バージョンが上がることでコードの書き方や設計思想が大きく変化しており、最初は戸惑うこともありました。それでも試行錯誤を繰り返すうちに新しい考え方を理解し、業務の中で自然に活かせるようになってきました。
特に印象的だったのは、データ処理の考え方の進化です。
以前はループ処理で1件ずつデータを編集していましたが、今は必要な情報を最初からまとめて取得し、最小限の加工で出力する方法が主流になっています。これにより処理速度が大幅に向上しましたが、その一方でコードの構造は複雑になり、保守性の確保が課題になりました。
その中で、コンサルタントとしても性能と保守性の両立を意識して設計する視点を持てるようになったことが、自分にとって大きな成長だと感じています。
───では、改めて今後に向けて伸ばしていきたいスキルはなんでしょう?
池田さん: これまでに培った開発経験を、コンサルタントとしてのスキルアップにつなげていきたいです。
開発で培った技術理解や課題解決の視点を、お客様との対話や提案に活かせるようになりたいと思っています。
今後は、要件定義や設計といった上流工程の経験を重ねながら、導入後の品質確認まで一貫して対応できるスキルを磨いていきたいです。
技術とコンサルティングの両面から価値を提供できる人材を目指しています。
6.今後の目標と期待
───最後に、今後DNTIで達成したい目標や挑戦したいことを教えてください。
池田さん: 部署全体としては、今後パブリッククラウドのプライム案件に挑戦していくことを目標に掲げています。私自身もその挑戦に貢献できるよう、日々の業務を通して力を磨いていきたいです。
そのために、まずは一人のコンサルタントとして独り立ちすることを目指しています。
お客様とのコミュニケーションや課題整理など、開発以外の領域でも信頼を得られる存在になることが、今の自分にとっての第一のステップだと考えています。
将来的には、マネジメントや育成の領域にも挑戦したいです。
身近な存在として特に尊敬しているのが、マネージャーの端野さんです。SAPコンサルタントとして30年以上のキャリアを重ねながら今も第一線で活躍されている姿に、いつも刺激を受けています。
自分もそうありたいですし、自身がもっと成長して次の世代にバトンを渡せるような存在になりたいと思っています。
新しい技術に挑み続けながら、コンサルタントとしての第一歩を踏み出した池田さん。
日々の学びを積み重ね、着実に成長していくその姿からは、“変化を楽しむ力”が感じられました。
池田さんがどのように経験を重ね、DNTIで活躍の幅を広げていくのか──今後がとても楽しみです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!