こんにちは。株式会社DNTI採用担当の髙井です。
入社半年後インタビュー第18弾!2025年4月に入社し、現在はDX ERP事業本部でSAPコンサルタントとして成長を続けている劉 暢(リュウ チョウ)さんにお話を伺いました。
入社前に抱いていた印象や実際のプロジェクトでの経験、そしてこれからの目標まで、率直に語っていただきました。
目次
1.自己紹介
2.入社前の期待と現実
3.入社後の経験
4.職場環境とチーム
5.自己成長とスキル
6.今後の目標
1.自己紹介
───まず最初に、簡単な自己紹介をお願いします。
劉さん:劉 暢と申します。DNTIには2025年4月に入社し、現在はDX ERP事業本部でジュニアコンサルタントとして働いています。
主にSAPのFI/CO(財務・管理会計)モジュールを中心に、開発設計やテストなどの業務を担当しています。
2.入社前の期待と現実
───DNTIに入社する前に抱いていた期待や印象について教えてください。
劉さん:もともと、DNTIはSAP領域に強みを持つ会社だという印象があり、専門性の高いコンサルタントが多く在籍していると感じていました。
そうした環境であれば、自分もSAPコンサルタントとして大きく成長できるのではない──そんな期待がありました。
実際に面接でマネージャーの後藤さん、近藤さん、そして事業本部長の澤さんとお話しした際も、その印象は一層強くなりました。落ち着いた雰囲気の中で、皆さんがSAPに関する深い知識や経験をお持ちだと伝わってきたからです。
また、入社前に公開されていたインタビュー記事にも目を通し、社員一人ひとりが専門家として高い意識を持って取り組んでいる様子がよく分かりました。
───実際に入社してみて、その印象にギャップはありましたか?
劉さん:大きなギャップはありませんでした。
面接でも感じた通り、知識と経験を持つコンサルタントが多く、落ち着いた雰囲気の中で業務に集中できています。
ただ、プロジェクトに携わる中で、SAPの仕組みを実務として理解する“深さ” を感じる場面は多くありました。知識として理解していたことが、実際の業務の中でどのように動くのかを体感し、学ぶべき範囲の広さを改めて感じています。
日々の業務の中で理解が少しずつ深まっていく実感があり、これからも継続して学び続けたいと思っています。
3.入社後の経験
───この半年間で特に印象に残っているプロジェクトや業務は何ですか?
劉さん:印象に残っているのは、概要設計に携わったプロジェクトです。
お客様の要望をどのようにシステムに反映するかを考える工程で、お客様のニーズを整理し、その意図を正しく設計に落とし込む難しさを感じました。
特に業務の背景を理解しながら要件をまとめることは簡単ではありませんでしたが、サポートに付いてくださっていた上司や先輩方からアドバイスをいただき、確認の仕方や設計書への反映方法を丁寧に学びました。
この経験を通じて、設計を進める上での考え方を実践的に学ぶことが出来たと感じています。
また、開発や結合テストに携わる中でも、システム全体を理解する重要性をより強く実感しました。標準機能とアドオン機能を組み合わせて動作確認を行う際には、エラーの原因を突き止めながら検証を進める難しさもありました。
単体テストではプログラム単体を確認しますが、結合テストでは業務全体の流れの中で正しく動作するかを確認する必要があります。
“なぜこの機能を開発するのか”、“どの業務に関わるのか”を意識して進めることで、システム全体を捉える視点が身についてきたと感じています。
4.職場環境とチーム
───職場環境について教えてください。
劉さん:働きやすい環境だと思います。福利厚生も整っており、落ち着いて仕事に集中できます。周囲には経験豊富なシニアコンサルタントの方が多く、困ったときにはすぐに相談できるのが心強いです。
それぞれの得意分野が明確なので、話を聞くだけでも多くの学びがあります。
───チームの雰囲気はいかがですか?
劉さん:普段はリモートワークが中心ですが、月に1〜2回は対面でメンバーと会う機会があります。その際は業務の進め方や課題共有だけでなく、他のプロジェクトの話を聞くことも多いです。
異なる案件に携わるメンバーの話から得られる気づきも多く、良い刺激になっています。
5.自己成長とスキル
───入社してから成長を感じた瞬間や、新しく習得したスキルはありますか?
劉さん:この半年を振り返ると、SAP FI/COモジュールを中心にシステム全体を意識しながら業務に取り組めるようになってきたと感じています。
入社当初は、個々の機能や設定を理解することに集中していましたが、事業本部長である澤さんから“自分の担当領域だけを見るのではなく、全体を俯瞰して自分の作業がどんな役割を持つのかを意識することが大切”と教えていただいたことで、考え方が大きく変わりました。
それ以来、“この設定はどの業務につながるのか”、“どんな背景があってこの機能が必要なのか”といった点を意識しながら作業に取り組むようになりました。
標準機能とアドオン開発をどう組み合わせるべきかを判断する場面にも触れ、お客様の課題を解決するためには全体の流れを踏まえて考える必要があることを実感しています。
まだまだ学ぶことは多いですが、少しずつ全体のつながりを意識して仕事を進められるようになってきていると感じています。
6.今後の目標
───最後に、今後DNTIで達成したい目標や挑戦したいことを教えてください。
劉さん:今はまだ学びながら業務を進めていますが、将来的には1人のコンサルタントとして自立し、ひとつの案件を任せてもらえるような存在を目指しています。
そのためにも、これまで経験してきた業務の理解を深め、任された役割を自分の力でやり切れるようになりたいと思っています。
最終的には、お客様の課題を正しく理解し、自分の提案で解決に導けるSAPコンサルタントになりたいです。
一歩ずつ経験を積み重ねながら、信頼していただける存在へ成長していきたいと思っています。
落ち着いた語り口の中に、誠実さと学びへの意欲が感じられたインタビューでした。
SAPという複雑なシステムに向き合いながら経験を通じて理解を深め、視野を広げていく劉さんの姿勢は、まさにDNTIが大切にしている“学び続けるコンサルタント像”そのものです。
劉さんの今後の成長がますます楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございます!