SEアシストでは現場で活躍できるエンジニアを育てるため、当社独自の教育カリキュラムを用意しており、新入社員の方はまずそのカリキュラムに取り組んでいただきます。
進捗のスピードには個人差がありますが、着実に成果を出している方にはそれぞれの工夫や学びの姿勢があります。
そこで今回は、順調にカリキュラムを進めている新入社員にインタビューし、どのように取り組んでいるのかを伺いました。
入社後の学びに不安を感じている方や、これからプログラミングに取り組む方の参考になれば幸いです。
「頼ることもスキルのひとつ」
第2弾は、自分らしい学び方で着実に前進するIさんにお話を伺いました。
学習の工夫や気持ちの切り替え方など、日々の取り組みから感じる「成長のヒント」をお届けします。
― 入社前に「やっておいて良かったこと」や「やっておけばよかったこと」はありますか?
Iさん:
カリキュラムではJavaを中心に学ぶと聞いていましたが、実際に始めてみるとSQLやデータベース・HTML・CSSなど、さまざまな分野の知識が必要になる場面が多くありました。
そのため用語を一つひとつ理解していくのが大変でしたね。
今思うと、どの言語に進むにしてもHTMLとCSSの基礎は入社前にもう少し勉強しておけばよかったなと思います。
基本構造を知っておくだけで、学習のスタートがスムーズになると思います。
― 学習中、「今日はちょっとしんどいな…」と思う日はありますか? そんな時はどうしていますか?
Iさん:
そんな日の方が多いかもしれません(笑)。
でも、1日の学習をゼロにはしたくないと思っているので、そんなときは「15分だけ休憩する」などして気持ちを切り替えています。また、「金曜日だけは自由に過ごしていい」というようなマイルールも決めて、無理しすぎないようにしています。
あとは、負けず嫌いな性格もあって、「早くカリキュラムを終わらせたい!」という気持ちが原動力になっています。どうしても気持ちが沈むときは、信頼できる人に話を聞いてもらってリフレッシュしています。
― カリキュラムを順調に進められている理由は何だと思いますか?
Iさん:自分ではスムーズとは思っていませんが、意識しているのは「わからない部分をそのままにしないこと」です。コードって、意味が分からないうちは本当に“呪文”みたいに見えるんです。だから、文法や記号の意味を一つずつ調べて理解するようにしています。
また、私は手を動かすだけでは覚えにくいタイプなので、少しアナログですがノートに手書きでまとめるようにしています。 自分の言葉で書くと、頭の中が整理されて理解も深まります。
― 自己学習におすすめの方法を教えてください!
Iさん:
私が特によく使っていたのはこの3つです。
・Progate
・ 書籍:「ゼロから分かるJava超入門」「Java完全入門」
・ 朝と夜で学習内容を分ける方法
夜はインプット中心で知識を整理し、朝はアウトプット中心で前日の復習や実際のコードを書くようにしていました。平日はあまり時間を確保できないため、週末に5時間ほどまとめて学習するようにしています。「夜に理解、朝に定着」のサイクルが自分に合っていました。
― これから入社してくる後輩たちにアドバイスをするとしたら?
Iさん:一番伝えたいのは、「わからないことは、わからないままにしない」ことです。
そして、一人で抱え込まずに周りを頼る勇気を持つこと。
プログラミングの学習では、どうしても 「これどういう意味?」という壁にぶつかります。 放っておくと進まなくなってしまうし、気持ち的にもつらくなってしまいます。
でも、会社には年齢の近い方や、親身になってくれる講師・リーダー・ マネージャーがたくさんいます。 相談すれば必ずサポートしてくれますし、話すだけでも気持ちが軽くなります。 「頼ることもスキルのひとつ」だと思っています。
― Iさん、ありがとうございました!
自分なりの工夫を重ねながら、前向きに学び続ける姿勢が印象的で、一歩一歩の積み重ねが確実な成長につながっていることを感じました。
これからも、前向きに学び続ける仲間の学びの工夫や前向きな姿勢を紹介していきます。「挑戦してみたい」と思った方は、ぜひエントリーをお待ちしています!