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就活優等生ではなかった、私の考える20代のキャリア。

転職することへのハードルが下がり、フリーランス人材も増え、自由に働くことができるようになった今『どんなキャリアを歩むのか』を改めて考える必要があるかもしれません。

皆さんは今、理想の自分の姿を思い描きながら仕事をしていますか?

転職してみたいけど…
私にできるかわからない…
そもそも何から始めればいいの…

そんな風に一歩踏み出せない人たちのサポートをしているのが"Winbook"です。

20代のキャリア選択によって30代、40代での働き方が大きく変わると考えています。

なぜ、私がそんな風に20代のキャリアを大事にして欲しい、向き合ってほしいと思っているのか。
それは、私の経験からきています。

株式会社Winbookはありがたいことに、設立して約1年で1億円の売上を挙げられるほどの会社に成長してきました。

大学卒業後、リクルートへ入社、その後フリーランスの期間を経て独立。
私のキャリアを聞くと一見順風満帆に見えるかもしれません。

さらに、社長と聞くと、

学生時代はインターンで社内成績トップ!就活は無双し、早々と自立し起業!
みたいななんでもできるスーパーマンをイメージしますよね。

しかし、私は皆さんがイメージする社長とは違います。

学生時代は特にインターンなどをすることもなく、学生生活を楽しんでいました。
就活も最初はボロボロ。
人事の方に「何を言っているかわからない」と言われる始末でした。

就活時に危機感に煽られ、一から自分と向き合い今までのキャリアを積み上げてきました。

さて、前置きが長くなりましたが本記事では、なぜ私が20代のキャリアを大切にするのか、そのルーツやキャリアについての考え方などを話したいと思います。

キャリアに悩んでいる方
一歩踏み出せずに悩んでいる方
何から始めれば良いのかわからない方
は、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。

最初から優秀でなくてもいい。

冒頭でも少し触れた私の今までの話を少しすると、私は高校で怪我をするまでずっとスポーツで生きていこうと思っていました。

ただ、怪我がきっかけでそれを諦めざるを得なくて。

「自分はこれから何をすべきなんだろう、どう生きていこうか」と考えたのが、今思えばキャリアを考える一番最初だったのかもしれません。

その時、まずは大学に行くことを選択しました。

中間一貫校に通っており、それまでほぼ勉強もしてこなかった為、初めはセンター試験の点数も3割ほどしか取れませんでした。

そこから半年間ひたすらに勉強を行い、なんとかセンター利用で関学に受かり大学へ行くことになりました。

大学に入ったら何か変わるかな?と思っていましたが、何をするわけでもなかったので特に何も変わることなくごくごく普通の大学生活を過ごしていました。

周りはインターン、留学などに力を入れている人が多くいたのですが、その時は何も行動には移せなかったのを覚えています。

そして、私が大きく変わるきっかけになったのが『就職活動』でした。

当時は、3年生の秋ぐらいからベンチャー企業などのインターン募集が始まっていて、何かに焦った私は手当たり次第ベンチャー企業の選考を受けることにしたのですが…

最初は受ける企業全てに落ちていました。

最終的に、人事の人から「君は本当に何を言ってるのかわからない」と言われる始末。

さすがに6社連続でどこにも引っかからなかった時は落ち込みましたし、就活をやめようかとも思いました。

ただ、そんなことを嘆いていても誰も待ってくれないし、採用してもらえるわけではないので、一旦自分の中で『就活力』みたいなものを定義してみることに。

その時に定義したのが

"インプット✖️アウトプット=就活の戦闘力"

でした。

当時の私は、インプットもアウトプットもレベル5ぐらいだと思っていたので、まずはアウトプット力をMAXまで引き上げて、自分をアピールできるようにしようと思いました。

色々な本を読んだり、そこで使ってる言葉を自分の言葉にしたり、映画のセリフから引用したこともありました。
そうやって少しずつ変化を加えていくと、セリフ自体が自分の言葉になるんですよね。

よくありがちなのが、原稿を読んでいるように見えるとか、何が言いたいのかわかりにくいことだと思うのですが、それは何かを読まされている感が出てしまうからだと思うんです。

自分が言いやすい言葉、聞き馴染みのある言葉、簡潔なまとめ方に変えるだけで伝わり方って全然変わるんだということを学びました。

あとは、言葉の定義をきちんとすることを意識しました。

例えば、「御社に入社して自己成長したいんです」と志望動機にすることがあると思うのですが、成長してその先で何をしたいのか、私の場合は会社が潰れたとしても自分自身で生きていく力を身につけたいと思っていたので、そこまで詳しく説明する。

これを繰り返していった結果、徐々に面接に通るようになっていきました。

そして、最終的にその年のリクルートの最後の内定者として内定をいただき入社することができました。

高校、大学、就活を振り返ってみると私は、決してとても優秀な人材ではなかったと思います。
最初からなんでも器用にできるわけではなく、色々と模索していく中で正解に辿り着いたと思っています。

模索し続けた結果、優秀な人が多く在籍している会社に内定をいただくことができるというのを自分を通して証明できたのかなと思っています。

理想の自分を考えてみることから

こういう話をすると、「自分に自信がないから無理」と思う方がいると思います。
しかし、大きな成功体験がなくとも、誰しも何かしらで褒められた経験があると思います。

字が汚かったのに綺麗にかけるようになったとか小さなことで良いんです。

過去は決して変えることができないので、過去を振り返って反省することは大事だと思います。
しかし、それよりも「自分はこんなことができたんだ」と捉え方を変え、ポジティブに変換する事が大事です。

また、キャリアを考える上で意識してほしいことが、"理想を描くこと"です。

話を聞いていて、多いのですが、理想の自分を思い描いている人は意外と少なく、自分が何をしたいのか、どう生きたいのかをまずは考えてみてほしいと思います。

今の時代働き方も多様化しているので、キャリアアップのために転職をする、年収をあげるために転職をするのもいいと思います。
フリーランスになって自由に働きたいというのも全然あると思います。

3年後、5年後に自分がどうありたいのかをまずは自分自身に問いかけてみてほしいです。

それを考えずに漠然と転職をしても、結局同じことの繰り返しになると思います。

私は転職をしないほうがいいと思ったら正直に求職者の方に「その考えなら転職せずに今の会社で頑張った方がいいんじゃない?」と伝えています。

色々な選択肢を知った上で、何をしたいのかを考えてほしいです。

20代は可能性を模索し続ける時期

大学を卒業し、就職をして、今の会社に満足している人もいれば、なんか違うなとモヤモヤしている人もいると思います。

何か違うなと思ったらぜひ一歩踏み出してみることも検討してみてください。

20代のうちは今後のキャリアを積み上げるための準備期間みたいなものだと思います。
たくさん学んで30代、40代に繋げていくことが大事です。

今は、30歳になった時、何かやりたいことを実現するための能力をつける時間。

今人生をかけてやりたいことがないのって全然悪いことじゃありません。
無理やり作る必要もないです。
いくら考えてもすぐに出てくるものではないと思うんですよね。

ただ、数年後それができた時にできることが多いに越したことはないので、興味のあることからまずは一歩踏み出してみると何か変わると思います。

なんとなく違うなと思っているのにそこに留まるのも悪くはないと思いますが、自分の世界を広げるという意味でも新しいスタートを切ることも視野に入れて考えてみるとより楽しい人生が送れるのではないでしょうか。

変わりたいと思っていても、言葉に出していても、行動しなければ実際は何も変わりません。

もし、どうすれば良いのかわからないとのことでしたら相談してください!

理想の働き方を実現する手助けをさせてください。

Winbookでは一緒に働く仲間を募集しています
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