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【プロジェクトマネージャー】生まれ育った鳥取で生きるという選択|Axisヒトモノガタリvol.9

広報 桑原によるAxisヒトモノガタリ。
今回話を聞いたのは社内でもベテランとして若手中心のエンジニアチームを
束ねるプロジェクトマネージャー。
鳥取県で生まれ育った彼が、成長し、家庭を持ち、父となった今
感じていること、これからについて話を聞きました。

プロジェクトマネージャー 前田 明彦
鳥取県内の企業や行政機関を中心としたシステム開発において、プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトのQCD(Quality Cost Delivery)管理業務や新システムの要件定義、開発業務全般を担当。

会社説明会で見た社長の姿に入社を決意
鳥取で育ち、いずれは外にでたいと思っていた私と違い、前田は大学も就職も県内にとどまる選択をした。鳥取を出たいという思いはなく、自然と県内で就職を考えたという。アクシスを知り、会社説明会に参加した時のことを今でも前田ははっきり覚えている。社長自らが受付や会場案内をしている姿に驚いたそうだ。なぜなら、それまで参加した会社説明会には社長が参加していることがなかったからだ。その社長の姿勢が強く印象に残っている。前田が就職活動していた当時の社長は現在、相談役。新しい社長になっても「社員の事をよく見ている」そのイメージは変わらない。大学卒業の時、社長の姿に「ここでならずっと働いていける」と入社を決めたことに間違いはなかったのだろう。入社7年、若手が多いアクシスではすっかりベテランの前田に、変化についてたずねたところ、一番の変化は職場環境と話していた。入社当時から比べるとオフィスも飛躍的に都会的で綺麗になり、9月オープンのInnovation Baseもカフェのようで、落ち着いて仕事ができているという。

人生初の県外生活に戸惑った2年間
鳥取育ちの前田にとって「転勤」という人生初の冒険の機会が訪れたのは入社した年の冬。それから2年間、大阪で勤務することになった。大阪での生活は、楽しさもありつつ、カルチャーショックの連続だった。時間を気にせず電車やバスに乗る人、横断歩道でも歩道ギリギリラインまで詰めて並ぶ人の光景、道行く人のスピードの早さに圧倒された。その後、鳥取に戻ることになった時は、鳥取で働ける事が嬉しかったという。

チームをまとめる立場だからこそ、自分本位にならないことが大切
慣れない大阪で社会人最初の2年を過ごした前田は今、4年目以下の若いメンバーをまとめるプロジェクトリーダーを務めている。そこで、今感じる仕事のやりがいを聞くと、チームで手がけたシステムをお客様へ納品した時やその後に「業務の改善に繋がって助かっています」と声をかけていただいた時だと話してくれた。普段の業務でそのシステムを利用する現場の方から使い勝手などを聞く機会があると、お客様の役に立てていることを実感するそうだ。また、チームで開発業務に取組む時には、自分だけでは気が付かない工夫や開発方法があり、新しい発見があった時に楽しいと感じるという。
一方で、難しいと感じるのはお客様の依頼を受ける時に、システムの詳細が未定のケースだ。そういう時は、お客様の課題にお客様と共に向き合い、どういうシステムが必要なのか、何が問題かを一緒考え突き詰めて、お客様に合ったシステム設計を心がけている。とはいえ、本当に必要なシステムを訪問時の会話だけで汲み取ることは至難の業だ。だからこそ、お客様と同じ目線でシステムの説明をすること、自分本位にならず、相手目線で説明する難しさを実感している。

システム開発はお客様の会社を「つくる」ことにつながる
「聞く人の目線になる」簡単に見えて、実践は難しい。その大切さに前田が気付いたのは新入社員のメンター(指導者)をした経験からだ。仕事を経験したことのない新人社員にどう話せば言いたいことが伝わるか、「働くこと」そのものをどう伝えれば、理解できるかを考えていた時に、お客様との会話も同じことが言えると気がついた。
お客様の会社でも社員にとって、毎日の仕事は当たり前の業務で、常に自分の仕事の目的を考えられる人はあまり多くはないことに気が付いた。と同時に、自分が関わるシステム開発は単純に1システムを作るのではなく、その会社全体の歯車の1つになる事を意識する必要があると考えるようになった。

後編では、プログラミングとの出会いや、父になった今だからこそ興味を抱くようになったという「教育」について話を聞きました。お楽しみに!

―話を聞いた人―
前田 明彦さん
ソリューション事業本部 リージョナルビジネス開発部インダストリーユニット課長兼パブリック&エデュケーションユニット課長
2012年4月 新卒入社
鳥取県
プロジェクトマネージャーしてプロジェクトのQCD(Quality Cost Delivery)管理業務から、お客様先へ行き新システムの要件定義、開発業務を行う。

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