1
/
5

アーリークロスのお仕事紹介~相続・承継支援部 コンサル課の1日編

こんにちは!税理士法人アーリークロス 財務支援部の奥田です。

本日は、

「税理士法人ってどんな仕事するの?」

「いろんな職種を募集しているけれど、どういう業務内容なの?」という方に向け、

アーリークロスでの各部署の業務を紹介します!

今回は、相続・承継支援部 コンサル課編です。

相続・承継支援部とは

相続・承継支援部では、相続税の申告や生前の相続対策、事業承継対策、組織再編コンサルティング等を行います。

お客様とのやり取りを主に行う「コンサル課」と申告書作成や財産評価を行う「申告課」に分かれています。

申告課については以前ご紹介しました。

アーリークロスのお仕事紹介~相続・承継支援部 申告課の1日編

今回は、監査法人から相続・承継支援部 コンサル課に転職された公認会計士・税理士のKさんと、

その上司であるコンサル課 課長 瀬里さんに

公認会計士が相続業務に携わる魅力や相続業務に活かせる公認会計士の能力についてもお聞きしながら、1日を紹介していただきます。

ある日のKさんの1日 (勤務時間 9:00~18:00 / @天神オフィス)

9:00 本日の予定や、お客様からのチャット・メールの確認

9:30 株価算定

相続税は相続されるすべての財産を把握し、課税価格を計算します。

土地や金融資産については、評価額をどのように判断していくかが相続対策のコンサルティングや申告書の作成前の業務の要となります。

金融資産である株式について、上場会社の株価は時価が存在しますが、非上場会社の株価には客観的な時価が存在しません。

そのため、決められた株価の評価方式にのっとり、株価の算定を行わなければいけません。

議事録とお客様からお預かりした資料をもとに、対象会社の税務上の株価を算定します。

作業としてはソフトに数字を入力していくことが主なのですが、財産評価基本通達を確認しながら進めていきます。

瀬里:「株価算定などの”企業価値算定”の業務は決算書の精査が求められるため、会計士の知識が重宝されます。業務でよく参照される会社法についても、公認会計士であるKさんは深度ある理解をされているなと感じます。財産評価基本通達などの法令をきちんと読み、根拠を揃えて算定を行っていくことが大切です」

12:00 昼休み

13:00 経営支援部の面談に同席

*経営支援部=主に税務顧問業務を担当する部署。クライアントと定期的に面談2:し、お客様からの相談対応や税務・財務の提案・サポートなどを行っています。

経営支援部が担当するクライアント様から、相続に関するご相談をいただく場合があります。

その際にはクライアント様との面談に同席して、ホールディングス化や株価算定など、相続・承継支援部でできることをご提案します。

面談は来社型のスタイルであるため、お忙しい中弊社まで足を運んでくださったお客様に対し、

出来るだけ専門用語を使わずに、結論からお話を始めることを意識しています。

そして、スムーズにお客様の疑問点を解決出来ることを面談の場では心がけています。


14:00 新規クライアント先との面談(外出)

銀行や保険代理店、不動産会社、証券会社などから相続業務の新規クライアントのご紹介をいただくことがあり、そのお客様の相続対策のヒアリング等にうかがいます。

瀬里:「コンサル課でも経営支援部のようにクライアントの顧問業務を行うことがあるので、資金繰りや事業計画など、財務的な目線でお客様のフォローをする際には会計士の目線が活かせます」

16:00 コンサル課勉強会

毎週1回、コンサル課で勉強会を開いています。

この日は、クライアント様の決算書・申告書を見ながらご提案できることはないかをコンサル課メンバーで検討するロールプレイング形式の研修でした。

1時間でざっくり株価算定を行い、提案内容をまとめてその場で発表します。

時間も短く、大変さも感じますが、実際にお客様へご提案するためには知識がないとお話することもできません。

実務に即、活かせる勉強会です。


17:30 日報記載・翌日の準備

その日の業務の進捗を課長に日報で報告します。

18:00 退勤

相続・承継支援部では試験的にフレックスタイム制を導入しています。

そのため早めに出社して早く帰る日や逆に普段より遅くまで働く日もあります。業務や私用との調整がしやすい環境です。

職場環境としての魅力

資産税については未経験でコンサル課の業務にチャレンジしていますが、

社内のチェック体制がしっかりしていること、

先輩社員が経験豊富で頼りになることが魅力です。

必要な書籍も購入させてもらえるので、どんどん知識を増やし、成長できる環境です。

お客様への訪問などがなければ在宅勤務も可能です。

在宅勤務中は昼休みに子どもと一緒に散歩に出ることもあります。

やりがいを感じる瞬間

自分が得た知識を使ってお客様のお役に立てた時です。

お客様からダイレクトに感謝の言葉を頂くことが多いのも、この仕事の醍醐味だと思います。

私は公認会計士で、前職は監査法人で会計監査・内部統制監査を行っておりましたが、

基本的に監査人というのは監査クライアントから煙たがられる存在になってしまいます。

もちろん監査という仕事は公認会計士の独占業務ですし、株式市場の制度上必要不可欠なものです。

ですが、投資家保護のために監査を行えば行うほど監査クライアントの負担も増えるということで、お客様のためという目的が上手く見出だせずにいました。

しかし、税理士法人はお客様が直面している課題に対して、同じ方向を向いて解決に向けて伴走することができます。

そのためには日々の勉強も必要になりますが、自分の知識がお客様の役に立つことを思えば勉強も楽しいです。

これからも「お客様から感謝される仕事をする」というモットーを持って業務に励みたいと思っています。

最後に

ありがとうございました!

私自身、公認会計士から税理士法人の資産税部門というキャリアについて、

実はお話をうかがうまではあまりイメージがわいていませんでした。

公認会計士として培われてきた視点と、知識をどんどん吸収できるアーリークロスの環境で

急成長していけるのだなと感じました。

現在募集中の相続・承継支援部 コンサル課の求人はこちらです。

https://www.wantedly.com/projects/784347

今回登場しました瀬里のインタビュー記事も合わせてご覧ください。

https://www.wantedly.com/companies/company_1790345/post_articles/368308

税理士法人アーリークロス及び、相続・承継支援部に興味を持っていただけた方、Wantedly等を通じて、コンタクトを取っていただけると嬉しいです!

※2022年10月時点での内容です。

17 いいね!
17 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング