1
/
5

【帰国命令からの快進撃】最底辺海外インターンが全社MVPを取るまで【最強の歯車になれ】

上野拳輔

2022年1月にArchesベトナムオフィスのインターンとして参画。エキスパートマッチング事業・オペレーションチームのリクルーター職として、社内MVP賞を2度受賞。その後、チームマネジメントやアカウントマネジメント、複数の社内プロジェクトのリード、人事採用のサポートなど、業務内容は多岐にわたる。
25/26/27卒インターン
超実践的な経験にチャレンジできる長期海外インターン
私たちは日本・アジアを中心に各国・各業界の第一線で活躍する有識者の知見を、プロファーム・商社・事業会社に繋ぐ、知識のシェアリングサービスを提供しています。有識者との強固な関係性を持つデータベースから、新たな市場に進出を狙う日本企業や世界中のグローバルファームにナレッジを提供していくことを目指しています。 ●ホームページ:https://arches-global.com/corporate/services?lang=ja ●資金調達完了のお知らせ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000053365.html
Arches Corporation / アーチーズ株式会社

💡インターン前はどんな学生生活を送ってましたか?

小中高では生徒会、バイトではリーダーの役割を担うことが多かったので、人の前に立つことは元々得意でした。大学ではいわゆる意識高めの学生で、就活は2年次の冬から始めているガチ勢でした。商社や大手企業のサマーインターンに参加し、就活の勝ち筋は早い段階で見えていましたが、反して心の中にはモヤモヤが芽生えていました。内定を頂くために思ってもみないことを言ったことがありますし、色々な企業の内部を見させてもらったり、社員の方と会ったりしても自分の将来がどうしても重ねられず・・・。同級生よりも前のめりで取り組んでいた就活でしたが「結論に急ぐ必要はない」と考えが変わり、一度広い世界を見るために大学の交換留学プログラムに申し込むことにしました。無事にドイツへの留学生として内定しましたが、渡航まで数ヶ月の空白期間があったので、時間の有効活用のためにインターンをすることにしました。

💡ベトナムでの海外インターンをされていますが、どのような経緯で始めたんですか?

当時はコロナ禍だったので、実を言うと海外でインターンをするつもりはなく、国内でのインターンをしたくて、何となくArchesを受けました。しかし、偶然のタイミングで内定直後に渡航解禁となり、あれよあれよと言う間にベトナムに渡ることになりました(笑)そんな経緯で始まった海外インターンでしたし、留学までの数ヶ月の「繋ぎ」のつもりだったので、開始当時はプロフェッショナル意識は微塵もなく、(振り返ると)勤務態度は最悪でしたね。自主的に学ぼうとする意欲がなかったので「言われたことをやる」だけで、会社の事業内容を理解していませんでしたし、一体自分が何の作業をしているかすらも把握していませんでした・・・。

💡今からは想像できない姿ですが、何が自分を変えたんですか?

インターン開始から1〜2週間たった頃に、そんな自分に痺れを切らした日本チーム統括の坂本さんに「もう日本に帰っていいよ」と帰国命令を出されたんです・・・いわば戦力外通告ですね。元々プライドの高い自分にはこれが衝撃的な出来事で、その瞬間を起点に全てが変わりました。今まで見ることがなかった成績ランクで自分の立ち位置が最底辺だと把握したことで、まずは競争意識が芽生えました。誰よりも早くKPIを達成し、そのためには「1.5倍働く」と心に決め、休日も返上して働きました。仕事をしていない時間にはビジネス書を読み漁りましたね。

坂本 好隆のプロフィール - Wantedly
Arches, 日本統括/執行役員
https://www.wantedly.com/id/yoshitaka_sakamoto_k

💡凄まじい変化ですね。結果には繋がりましたか?

成績はみるみるうちに上がり、比較的すぐにトップリクルーター(リクルーター=クライエントのリクエストにマッチするエキスパートをリクルーティングする職種)になり、社内MVP賞も2度受賞しました。しかし、そこで満足するのではなく、「継続してトップリクルーターであり続ける」や、「新人のメンターとして一番最初にアサインされる」など、自分の中で次々と目標を掲げては達成することの連続でした。あの時に、自分のやる気に火をつけてくれた坂本さんには感謝しています(本人にそんな意図があったかは分かりませんが・・笑)。結果的にどんどんインターンにのめり込み、ドイツへの留学は土壇場で辞退することになりました。関係者の皆様にはご迷惑をおかけし申し訳なかったですが、決断に悔いはないです。

📷 半期に一度のコーポレートディナーで社内アワード(MVP)を受賞🏆

💡早くもインターン3年目となりましたが、今はどのような業務をしていますか?

2年目からはリクルーターとしてのプレイヤー業務以外にも、チームマネージャーやアカウントマネージャーなどのマネジメント業務を経験しました。また、今はチーム横断的なプロジェクトにも関わっています。一つは、新人育成(インターン、社員含む)の仕組みを改善するために、自主的にプロジェクトを立ち上げ、トレーニングチームの立ち上げをしました。また、最近はインターン生のエンゲージメントに関わるプロジェクトやエキスパートマッチング事業以外にもファンドチームに関わるプロジェクトもリードしています。社員並に責任ある仕事を任せて頂いていて、やり切りたい気持ちがあるので、今のところインターン卒業の目処は立てていないですね。

📷 クリスマス仕様のホーチミンオフィスにて🎄社員やインターン生の国籍は様々!

💡インターン生の枠を飛び出す活躍っぷりですね。マイナスからのスタートでしたが、その後は順風満帆でしたか?

いえ、しっかりアップダウンも経験しました。一番辛かったのは、実績も安定的に出始めた頃に「おそらく次はこのポジションを任されるだろう」と期待していたところ、違う展開になったときですね。モチベーションが一気に低下してしまい、仕事を最低限しかしなくなった時期もありました。しばらくは腐っていましたが、それでも続けていた読書の中「最強の歯車になれる人材こそが、社会には求められている」という趣旨の言葉を読み、腹落ちしました。それまでは自分視点でしか考えていなかったことに気づき、「会社視点で求められる人材になって、自分の価値を最大化していこう」と気持ちが切り替わりました。自我が強めの自分には苦しい過程でしたが、自分を最も成長させた出来事ですね。

📷 バイク文化のベトナム🇻🇳クリスマスプレゼントの調達も愛車で🛵(走行中はヘルメット装着してます!)

💡社会に出る上での大切な気づきを得たんですね。そのほかにArchesでのインターンを通じて、どんなことが得られましたか?

まずは、間違いなく「ロジカルシンキング」と「クリティカルシンキング」など、ビジネスに必要な思考能力ですね。エキスパートのリクルーティング業務では、一日あたり4-5つのプロジェクトにアサインされます。アサイン→リサーチ→クライアントへの提案→確定したエキスパートとの交渉→面談設定までは時間単位の勝負となるので、タイトなタイムラインの中で出来るだけ多くの打ち手を出す必要があります。そのため、ロジカルに戦略を練りながらも、現場目線で実行可能なクリティカルなアクションを繰り返していきます。インターンながらもトップビジネスパーソンであるクライアントや高度専門家のエキスパートたちと対峙する必要があるので、場数を重ねながら、ビジネスに必要な思考能力は段違いに上がりましたね。

次に、「チャレンジが奨励されるビジネス環境」で失敗を繰り返しながらビジネススキルを磨けたことですね。無形商材だからこそ、結果までの過程において自分のオリジナリティを出しやすい業務内容と言えます。逆を言えば、「どうゴールに辿り着くか?」は個人の力を試されるので、自分の頭で考えることが好きな人にはやりがいがあると思います。事業の特性上、各プロジェクトの時間軸が短いので、高速でPDCAを回しながら自分のスキルを向上していけたのは良かったです。例えば事業会社やコンサル会社だと一つのプロジェクトが数ヶ月単位となるところを、Archesだと数日〜数週間単位で結果が出るので、日々違う施策を試すことができます。経営陣の思考や社風的にも「思考の伴うチャレンジ」には寛容なので、失敗を恐れずに色々挑戦させてもらえました!

📷 イベントごとが大好きなベトナム人社員🥳 女性の日には女性社員に花束のプレゼント💐

💡今後、ビジネスパーソンとして活躍していく上で同年代の10歩先をいく経験ができていますね。就活に限って言えば、Archesでインターンをすることで何かメリットはありましたか?

あらゆる業界の知識を幅広く身につけられたことですかね。海外市場も含めて、おそらくこの世に存在するほぼ全ての業界に携わったんじゃないかと思えるくらい、この2年間で得た業界知識は膨大です。ニュースにもまだ出ていないような、クライアントである各企業が新規事業として推し進めてる最先端の分野に関わることが多いので、オンラインリサーチや紙媒体で得るような一般知識の先にある、各業界の行く末を知ることができました。経済界の縮図を把握することで、自分はどんな業界に興味があるのか、どんな業界が将来性があるのか(またはないのか)を肌感覚で掴めました。

また海外インターンの思わぬ良さで言えば、日本国内にいることに比べて色々な社会人のリアルな話を聞く機会が作りやすかったことでしょうか。ホーチミンには日本から駐在に来ている方が多いので、彼らがいるであろう場所(日系居酒屋など)に行き、積極的に話しかけた結果、50人以上の方と繋がることができました。海外に住んでいると日本人同士と言うだけで安心感があるので、インターンで鍛えられたコミュニケーションスキルや蓄えた業界知識を活用しながら、社会人の先輩の皆様から仕事のリアル話をフランクに聞かせて頂くことができました。就活を控える上での貴重な材料となりましたし、人生の選択肢を考える上で大きな影響を受けましたね。

💡インターンを続けられる上で、今後の課題はありますか?

自分自身は今高いモチベーションを持って努力を重ねられている状態だと自負しています。今後更に会社に貢献していくためには、何らかの理由でポテンシャルを最大限発揮できていないメンバーに寄り添えるようになりたいです。どうしても思ったことをストレートに言ってしまう性格ですが、相手の立場に立って「どうしたら成果が出せるのか?」を一緒に考えながら、サポートしていきたいですね。

📷 ベトナムの民族衣装、アオザイ🇻🇳

💡Archesのインターンを検討中の方にメッセージをお願いします!

戦略ファームや外資系企業、大手商社や大手日系メーカーなど、トップ企業を志望する学生に全力でお勧めします!その理由を以下にまとめました:

事業の特性上、各業界/企業理解が深まる(自己分析・企業分析・ES対策)
海外在住という立場を活かした駐在員へのOB訪問を実施できる(自己分析・企業分析)
長期インターン×海外×営業×コンサル領域というユニークな経験を活かして、他の学生と差別化できる(ES・面接対策)
個人でPDCAを回す機会が多いので、問題解決や目標達成のためのロジカル&クリティカルシンキングを習得できる(面接・ケース・GD対策)
社内だけでなく、社外のステークホルダーとのやりとりも日常的に発生するため、プロフェッショナルとしてのコミュニケーション能力を得られる(面接・ケース・GD対策)

過去のインターン生の内定実績をご覧頂くと一目瞭然ですが、就活は無双状態です。当初の僕のように本気でインターンに挑めない方には辛いとも言えますが、「インターンを通じてビジネス戦闘力を上げたい!」と本気で思っている方には、これ以上ない環境だと断言できます。是非ご応募ください!🔥

Archesインターン生の内定/就職実績

三井物産、住友商事、丸紅、EYSC、Accenture、PwC、Deloitte、DTFA、SMBC日興証券(IBD)、みずほ銀行、三井住友銀行、国際協力銀行(JBIC)、 日本政策投資銀行(DBJ)、東京海上日動、任天堂、日立製作所、IBM、DeNA、ソフトバンク、 KDDI、NTTドコモ、トヨタ自動車、本田技研工業、住友林業、TIS、 USEN GROUP、JT、三菱重工業、サイボウズ、Dell Technology、その他

25/26/27卒インターン
超実践的な経験にチャレンジできる長期海外インターン
私たちは日本・アジアを中心に各国・各業界の第一線で活躍する有識者の知見を、プロファーム・商社・事業会社に繋ぐ、知識のシェアリングサービスを提供しています。有識者との強固な関係性を持つデータベースから、新たな市場に進出を狙う日本企業や世界中のグローバルファームにナレッジを提供していくことを目指しています。 ●ホームページ:https://arches-global.com/corporate/services?lang=ja ●資金調達完了のお知らせ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000053365.html
Arches Corporation / アーチーズ株式会社


Arches Corporation / アーチーズ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
14 いいね!
14 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング