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【Vol.4】#2代表インタビュー「本業を助ける金融」の理念のもと、日本経済の活性化を促す日商保について聞いてみた

こんにちは!株式会社日商保の採用担当です。

本日は、弊社代表の豊岡に日商保の創業についてインタビューをしてまいりました。

・日商保の創業秘話

・今後の日商保が実現できる社会

・日商保のサービスの将来性

についてお話しして参りますので、

「業界の先頭で経験を積みたい方」、「社会に大きな影響力を持って働きたい方」は

ぜひ最後までご覧ください。

まず、日商保の創業のきっかけを教えてください。

きっかけは大きく分けて二つあります。

一つ目は敷金が資本主義社会において、経済合理性に乏しく非効率であるためビジネスとして成立すると確信したからです。
我々が考える資本主義社会の根本は、「ひとりひとりが自身の資本で公平に取引を行うことができる社会」です。いま世界ではSDGsやESG、Purposeといった新しい概念に基づく資本主義社会の実現が進められており、日本もその流れにあります。例えばSDGsの10番目に「人や国の不平等をなくそう」という目標があり、国や性別などで経済成長を妨げないことが掲げられています。

「敷金」は日本だけにある企業の成長を阻害する非効率な商文化です。そのため「日本独自の敷金という文化を無くす」という弊社のビジネスモデルは成立すると思いました。

二つ目は弊社のサービスが「どの時代、どの業界にも通じ、常識を変えられるサービス」だと感じたことです。

どの時代にも常識はありますが、時代の流れで常識だったことが非常識になることは多々あります。歴史を振り返ると、江戸時代の士農工商という制度や幕府という体制が明治時代になって無くなったり大きく変わったり、どの時代でも常識は変わるんですよね。

弊社のサービスは今の不動産業界や企業経営の常識を変えるきっかけになれると考えています。
「敷金があるという常識を非常識にし、敷金の無いことを常識にする。」
敷金自体はいまの不動産業界では常識ですが、その常識が変わることで日本経済全体の活性化にもつながります。


資本主義社会にのっとって日本の敷金の常識を変えれると確信を持って創業されたんですね。「本業を助ける金融」という日商保の理念の背景について教えてください。

いまは当たり前に使われている「自動車ローン」の成り立ちを知ったことがきっかけでした。自動車ローンが生まれた経緯が、私の考える理想の金融の形に近いものだったのです。

1920年代に自動車ローンができるまで自動車は現金一括でしか買えず、買える人は限られていました。そこでより多くの人に買ってもらうため、米国の自動車メーカーが自動車ローンを始めたんですね。分割で購入できることで購入者が大きく増え、本業の自動車販売が大きく伸び、自動車市場が大きく広がりました。

この"金融で本業を成長させる仕組み"を持つ自動車ローンが、弊社の理念である「本業を助ける金融」に近い金融サービスです。
この「本業を助ける金融」を追求し、今後は敷金のみではなく企業間の取引などさまざまな場面でサービスを展開することで、弊社の理念を実現できると思っています。


そうだったんですね。「本業を助ける金融」の日商保ではどのように社会に影響を与えられますか。

日本経済の加速的な成長に貢献できることです。
弊社のサービスが普及することでキャッシュが循環する社会を創ることができます。

金融業は社会のキャッシュを循環させることで経済規模を大きくしてきました。
弊社のサービスが敷金だけではなく、企業間での売掛金など多額の取引を保証するまでに成長できれば、これまで眠っていたお金、動かなかったお金を社会で循環させることが可能です。
"キャッシュが動く機会を創出する"ことが、日本経済の成長を促進することにつながります。


経済成長を加速させる社会を実現するということですね!今後の日商保の目標を教えてください。

まずは保証事業を拡大し上場したいと考えています。弊社がIPOを達成することで、弊社の保証の信用性が更に上がり、これまでより多くの場面でサービスを提供できるようになります。
その後は、
・アメリカで一般的なジャンクボンドマーケットの創出
・不動産の正確な価値査定の提供
・不動産の私募ファンドの組成
などを展開していきたいと考えています。

一つ目の「ジャンクボンド(ハイイールド債)」というのは、信用力の低い企業が社債を発行して市場(投資家)から資金を調達する方法です。アメリカでは一般的ですが日本ではほとんど実績がありません。

このジャンクボンドは、企業が事業の再建や事業成長を加速させるための資金を調達する手段です。企業がジャンクボンドで活性化すれば、日本経済は加速的に成長します。
購入する投資家側から見るとリスクが大きいため、利息が高くなります。大きなリターンがある反面、そのリスクが見えづらいと投資家が購入に慎重になってしまいます。

このリスクに対して、弊社は保証の観点からリスクを補うことができます。日商保が審査して企業に信用を付与すれば、投資家はリスクを抑えた投資が可能になります。投資家のリスクを解消することで企業は社債を発行しやすくなり、資金を迅速に調達することができるようになります。

日商保は保証事業のノウハウと実績を活かし、ジャンクボンド発行を支援することで日本経済の活性化に貢献できると考えています。

二つ目は"不動産の正確な価値査定"を提供することです。企業やオーナーが適性価格で不動産を賃貸、購入することが可能になります。これは弊社が保証事業で蓄積するデータを活用することで実現します。

現在、物件の価値は路線価や公示地価、実勢価格などで算出されています。しかし、日商保であればリアルタイムな市場動向やその不動産の入居状況、入居している企業の事業フェーズなどの最新かつ精緻な情報を基に、その物件の収益性を正確に算出することが可能になります。

正確な物件価値を算出することで従来より価値が上がったり(物件価値の最大化)、その価値に基づく売買を促進することも可能になります。

物件の価値の最大化は従来の算定方法では100億の価値だったものが、日商保の算定だと110億の価値となるということが起きる可能性があります。

また不動産売買の促進については、日商保の価値算定によって不動産が購入しやすくなる効果が生まれます。

どういうことかというと、通常、物件を購入する際には銀行から*1ノンリコースローンという方法で融資を受けます。ノンリコースローンであれば企業側には大きなリスクを負うことなく資金を調達できます。
しかし、銀行側からすると「不動産の価値が下振れたときに返済金額が不足する」という大きなリスクを背負うため、不動産の収益性を正確に把握する必要があり、審査に時間がかかったり多額の融資が難しい面があります。

このような場面で日商保が企業と銀行の間に入ることでバリューを発揮できます。日商保の査定により、購入する不動産が生む収益を予測し正しい価値を算定できるからです。
不動産の正確な価値がわかれば銀行側も融資の際に審査の手間をかけることなく、迅速に融資を行えます。

こういった企業と銀行の間に入るサービスも提供できるようになります。

3つ目の"不動産の私募ファンド"についても、これから弊社で培われるデータを基に実現できます。
不動産の私募ファンドは、投資家の方々から預かる資金を不動産の運用にあて、運用で得た収益を投資家に還元する仕組みです。投資家からするとハイリターンが見込める投資ですが、収益性は運用元次第であり下振れる可能性もあるためリスクを背負うことになります。

そこで、保証サービスによる不動産の収益向上の実績とノウハウがある日商保がファンドを組成することで、リターンの高い不動産の私募ファンドを運営できます。

このように弊社のサービスは形を変え、業界を問わずさまざまな場面で価値を提供できる可能性を持っています。

*1ノンリコースローン
特定の事業や資産から生じるキャッシュフローのみを返済原資とするローンのこと。
不動産を購入する場合に借りたノンリコースローンは、その物件から生まれる収益の範囲内(売却した場合の売却収益含む)で返済し、仮に不足した場合も借りた企業には返済義務はない。リスクを分離できる企業側のメリットが大きい一方、銀行側は通常の融資と比較して回収リスクが高くなるため融資条件が厳しく利息が高くなる傾向がある。


最後に日商保にマッチする方を教えてください。

前例の無いことに固定概念を持たずに取り組める方ですね。
弊社は「敷金を無くす」という不動産業界の常識にはないことに取り組んでいるため、これまでもどの企業も経験したことのない課題や環境を乗り越えてきました。

これからも「本業を助ける金融」という経営理念のもと、敷金の保証以外にも多数の分野に展開して行く予定です。そのため、前例のない課題に挑戦していく状況が続きます。
大変な面もありますが、我々自身も試行錯誤しながら新しい価値の創造に取り組んでますので、失敗しながらも前向きにチャレンジしていける方であれば今いるメンバーとも一緒に頑張っていただけるんじゃないでしょうか。

業界の先頭に立ち、新しい壁を乗り越えることに楽しんで取り組める方とぜひ、働きたいと思っています。


豊岡さん、ありがとうございました!
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