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【コラム&お仕事紹介】知ってますか? 医療・ヘルスケア業界の超重要ワード「診療報酬」

こんにちは、HMSの藤本(新卒3年目)です。特に医療・ヘルスケア業界に興味を持たれている皆さん、突然ですが、「診療報酬」という言葉を聞いたことがありますか? 「ん~何だか堅い言葉だなあ、もっと医療ITとかそういう最新のところに興味があるからパス」という方が多いかもしれません。ですが、診療報酬は、医療・ヘルスケア業界に携わろうとしている方全員にとって、大きく2つの点で知っておいて損の無い知識です。そこで、この記事では、診療報酬の基礎中の基礎や、弊法人ではそれに関わりどうお客様に経営改善支援をしているのか、お仕事紹介もしていきます。


| 診療報酬はなぜ大事?
【1点目:医療業界や病院の収入の多くを占める】
厚生労働省によると、日本の医療費は2020年に43.9兆円になると予想されており、そのほとんどは診療報酬が占めています。そのため、例えば、ある病院でその機能に応じた経営改善を図るには、診療報酬収入を増やすことが重要な取り組みの1つになってきます。


【2点目:医療の課題やニーズを掴むことができる】
診療報酬は、全国一律で価格が固定されていますが、物価等や医療業界の課題に対応するため、原則2年に1度改定があります。例えば、最近だと、働き方改革や、オンラインへの対応が重要トピックとなりました。つまり、診療報酬を理解すれば、医療業界の最新ニーズを知ることができます。

| 診療報酬って何?【基礎中の基礎】

診療報酬の基本を画像にまとめてみました。
全ては説明しきれないので、参考資料も下記に紹介します。
・まず基礎から学びたい→保険診療の理解のために(厚生労働省)
・興味のある項目について知りたい→診療報酬点数本(各社が出版しているものや、インターネット上にまとめられているものがあります。)



| 診療報酬に関してどのように提案や支援をするの?
①データから、何が取れるか(取るべきか)、どのように取っていけるか提案する。複数部署との打ち合わせや必要ツールの作成等をしながら実行を支援する。
類似病院との比較等から、どんな診療報酬が取れそうか提案します。また、弊法人では、「これが取れるんじゃない?」と提案するだけでなく、「共に汗をかく」という弊社モットーのもと、お客様と一緒に、何が課題となるか、それをどうクリアできそうかについて、データ等をもとに関係者の方々と打ち合わせをしたり、必要なツール等があれば作成をしたりしながら、改善に結び付けていきます。




②病院職員さんの知識増強
具体的な取り組みを進めていくにあたり、基礎的な理解を深めたいというニーズがある場合は、基礎知識の勉強会(上記スライド参考)を現場で行ったり、動画を作成したり、ポイントを絞ったニュース等を作成・配布したりすることで支援しています。


いかがでしたか? これをきっかけに、診療報酬への興味や、(ついでに)弊法人への興味を持ってもらえれば嬉しいです。

特定非営利活動法人病院経営支援機構では一緒に働く仲間を募集しています
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