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▽転職応援ガイド#29:面接における「服装自由」のボーダーラインを解説

こんばんは、株式会社hitocolor広報の早川です!
毎週更新中の求職者向けブログ、今回は「服装自由のボーダーライン」についてお伝えします。

面接においての服装はスーツが基本ですが、職種や業界によっては「私服でお越しください」と企業から案内されることもあります。ビジネスの場においての「私服」が何を指すかや、季節ごとの面接の服装についてお伝えいたします。

▽「服装自由」の最適解は?

面接時の「私服」は一般的にオフィスカジュアルのことです。
オフィスカジュアルとは、清潔感があり、目上の方にお会いしても失礼に当たらない服装のことを指します。「私服」と記載されていると「=普段着でいいのかな?」と感じてしまいますが、ビジネスの場においてTPOをわきまえた服装を身に着けることが重要です。

【男性の場合】
まずは、テーラードジャケットやブレザーなどのスーツに近い形のジャケットを選びましょう。色はネイビー・黒・茶色などの落ち着いた色合いがおすすめです。
インナーは襟のある白や水色などの淡い色のシャツにネクタイを着用します。
パンツはチノパンやスラックス、足元は革靴が無難です。
スーツに比べ、カジュアルダウンしていますが、個性的な色柄ものは使わないようにしましょう。

【女性の場合】
女性のオフィスカジュアルも男性同様に、ジャケットに淡いカラーのトップスを合わせます。
ボトムスはスカートでもパンツでも可ですが、スカートを履く場合は椅子に座っても膝が出にくいひざ丈のものを選びましょう。
足元は底が平らなものを避け、5㎝程度のヒールがあるパンプスを選ぶとスタイル良く見せることができます。


▽業界・職種による違いは?

服装自由と案内されている面接に、スーツで行くことはNGなのか疑問に思いますよね。
判断は企業によって異なりますが、表記方法や業種・職種によって判断ができる場合があります。

・IT業界・マスコミ業界など
IT系・マスコミ系はこういった指示を出されることがあります。ベンチャー系のIT企業は自由な社風が多く、服装自由の傾向が強いようです。SNSなどで社員がどのような服装で働いているか事前リサーチしてみると良いでしょう。
こういった業種は、「私服OK」「服装自由」と指示されていても、スーツも可です。
一般常識が身についているかやビジネスシーンに合わせた服装ができるかを確認したい意図があるため、スーツでなくても清潔感のある服装を身につけましょう。

・アパレル業界・エンタメ業界など
クリエイティブ系の職種でも私服を指定することがあります。
「あなたらしい服装でお越しください」といった表記がされている場合であれば、スーツは避けましょう。特にアパレル業界では、ブランドイメージに合う服装ができるかを判断基準にしたいと考えています。そのため、個性を出しやすいカジュアルめの服装がおすすめです。

ただ、個性に振り切ってしまうことはビジネスの場において不正解です。
あくまでも社風やブランドに合っているかを判断する材料であり、良い印象を与えられる服を身に着けるということを忘れてはいけません。清潔感は必ず意識しましょう。


▽季節ごとの「服装自由」はどこまでOK?

【男性の場合】
▽夏の服装
夏でも面接にはジャケットを身に着けていた方が好印象を与えられます。汗染みが目立ちにくい色や素材を選びましょう。デニム素材のものはカジュアルすぎるので避けた方が良いでしょう。
インナーは長袖のシャツが好ましいのですが、ポロシャツであれば襟がついていて半袖でも失礼に当たりません。白いTシャツは普段着に近いのでNGです。
「クールビズ可」と記載があった場合はノーネクタイでも問題ありません。

▽冬の服装
コートは普段スーツの上に合わせているもので問題ありません。レザーやダウンコートは避けた方が良いでしょう。
ジャケットの下にセーターやニットを重ね着したり、カーディガンを着込むと、くだけた雰囲気に見えてしまうので、移動中は着込んでいたとしても社内に入る前には脱いでおきましょう。

【女性の場合】
▽夏の服装
夏はVネック、ラウンドネックなどの首元がすっきりと見えるトップスを身につけましょう。
首が詰まっていると暑苦しい印象を与えてしまいます。ただ、胸元が開いている・肩が出ている・インナーがすけているなどの露出が多いものは面接にはふさわしくないので避けましょう。
スカートは先ほど説明した通りひざ丈・パンツは10分丈のものがおすすめです。

▽冬の服装
女性の場合は、ジャケットの代わりにカーディガンを合わせてもOKです。
足元はブーツではなくパンプスを身につけましょう。
ストッキングは肌色のものでもいいですが、冬は黒ストッキングでも問題ありません。


業界や職種、季節によっても「服装自由」の基準は様々ありますが、面接官に良い印象を与えられる服装を身に着けることを意識しましょう。面接は個性を発表する場ではないので、あくまでも社会人ルールが備わっており、清潔感を与えることが大切です。
服装は第一印象に大きく影響しますが、そこにこだわりすぎず、面接の事前準備も怠らないようにしましょう。

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