1
/
5

Society5.0時代の教育をオンラインで共創。宮崎県の地域商社が学校・教育関係者向け研修「みやざきMANABI Fes」開催

〜2020年11月3日(祝)10:00〜16:00、ゲストに荒瀬克己氏(関西国際大学学長補佐)・加藤智博氏(立命館守山中学校・高等学校教諭)〜

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、宮崎県内の教育関係者を対象に次世代教育研修会をオンラインで開催いたします。

「みやざきMANABI Fes 2020」
●開催日時:2020年11月3日(火・祝)10:00〜16:00
●対象者:主に宮崎県内の教育関係者
●ゲスト講師:荒瀬克己 氏(関西国際大学 学長補佐・基盤教育機構 教授)
       加藤智博 氏(立命館守山中学校・高等学校 教諭/元麹町中学校)
●定員:100名程度
●参加費:無料
●申込締切:2020年10月30日(金)17:00まで
●お申し込みURL:https://forms.gle/6RD6fihWQy5W2Jtt7

こゆ財団は、Society5.0時代の教育、withコロナでの学びなど、県内外の教育関係者とともに知見を出し合い、共有しながら、新しい教育をつむぎ出す場を創出します。その学びが現場の教職員たちの挑戦へのトリガーとなり、子どもたちの可能性を引き出す学習の機会を育むものと期待しています。

■特徴:基調講演、パネルディスカッションに加え、県内の事例を紹介する分科会を実施

2022年度からスタートする高等学校の新学習指導要領、高校普通科改革、オンライン・オフラインのハイブリッドで個別最適な学びの実現など、今まさに新しい教育の在り方(様式)が求められています。

そこで、宮崎県内外の教育関係者とともに学び、ともに創るオンライン研修会『みやざきMANABI Fes 2020』を開催し、明日の宮崎を創る新しい教育を考える場を創出します。

著名なゲストによる基調講演、パネルディスカッションの後、県内での新しい教育を目指したさまざまな活動事例を発表する分科会を開催します。

<みやざきMANABI Fes 2020>
●開催日時:2020年11月3日(火・祝)10:00〜16:00
●お申し込みURL:https://forms.gle/6RD6fihWQy5W2Jtt7
●申込締切:2020年10月30日(金)17:00まで ※11/1(⽇)までに当⽇使⽤するZOOMのURLをお送りいたします。
問合せ:
研修全般に関すること:こゆ地域づくり推進機構 担当 中⼭(0983-32-1080)
申し込みに関すること:宮崎県⽴五ヶ瀬中等教育学校 担当 上⽔(0982-82-1255)

【ゲスト講師紹介】

●荒瀬克己 氏(関西国際大学 学長補佐・基盤教育機構 教授)

1953年京都府⽣まれ。京都市⽴⾼等学校国語科教員、京都市教育委員会指導主事、京都市⽴堀川⾼等学校教頭、同校校⻑、京都市教育委員会教育企画監を務めたのち、⼤⾕⼤学⽂学部で、⾔語技術やコミュニケーション、教職関係の授業を担当。現在、⾮常勤で兵庫教育⼤学理事、福井⼤学教職⼤学院客員教授、京都市教育委員会指導部顧問等も兼職。また、中央教育審議会初等中等教育分科会⻑のほか、いくつかの委員も歴任。

●加藤智博 氏(立命館守山中学校・高等学校 教諭)

2020年3⽉まで、教育改⾰で注⽬を集めた東京・千代⽥区⽴麹町中学校で⽣活指導主任(現・⽣徒⽀援主任)と学年主任を兼務。固定担任制の廃⽌(チーム担任制の導⼊)や定期テストの廃⽌、脳神経科学を取り⼊れた⽣徒⽀援など、⼯藤勇⼀校⻑のもと次々と進められた教育改⾰の現場で中⼼的役割を担う。2020年4⽉から⽴命館守⼭中学校・⾼等学校に場を移し、⽣徒の⾃律を育む教育を継続実践中。

【タイムスケジュール】
10:00−10:20 開会⾏事(主催者挨拶・⽇程説明等)
10:20−11:00 基調講演『これまでとこれからの教育とは』〜荒瀬克⼰⽒(関⻄国際⼤学学⻑補佐・基盤教育機構教授)
11:00−11:20 休憩
11:20−12:00 パネルディスカッション『先⽣が挑戦し続けることの意義とは』〜加藤智博⽒ (⽴命館守⼭中学校/元麹町中学校)、佐⼟瀬英嗣⽒(五ヶ瀬中等教育学校)、進⾏ ⽻⽥野祥⼦⽒(教育プランナー/宮崎県キャリア教育コーディネーター)
12:00−12:20 意⾒交換1/分科会の説明など
12:20−13:30 昼⾷・休憩
13:30−13:40 説明
13:40−14:20 分科会1
14:20−14:30 休憩・ルーム移動
14:30−15:10 分科会2
15:10−15:50 意⾒交換2 ※参加者によるブレイクアウトセッション
15:50−16:00 閉会⾏事
※研修会終了後、17:00まで希望者による意⾒交換会も予定しております。

【分科会での発表内容】
◎「コロナ禍で⾒えた⾼校教育の未来」
発表者:三浦 章⼦ 氏(宮崎県⽴⾼鍋⾼校 指導教諭:国語科)
◎「組織開発の視点から⾒る宮崎の教育の⼟壌づくり」
発表者:⾕⽥⾙ 孝 氏(宮崎⼤学・地域資源創成学部 教授:組織論)
◎「GIGAスクールに向けてみんなでHalf Step」
発表者:佐⼟瀬 英嗣 氏(宮崎県⽴五ヶ瀬中等教育学校 教諭:中学社会科)
◎「ICT を活⽤した教科教育への挑戦」
発表者:福永 慧 氏(宮崎県⽴都城泉ヶ丘⾼校 教諭:国語科)
◎「地域から始める学びの⼟壌づくり」
発表者:稲⽥ 佑太朗 氏(こゆ地域教育研究 代表理事/宮崎県キャリア教育コーディネーター)
◎「⾼校⽣によるオンライン探究の実践」
発表者:宮崎県⽴宮崎農業⾼校ボランティア部

■背景:コロナ禍に見舞われた教育現場で、挑戦を始めた先生たち

文部科学省が今夏、公立の小中学校、高等学校などを対象に行った「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた公立学校における学習指導等に関する状況について」の調査結果によると、同時双方向型のオンライン指導は、小学校でわずか8%、中学校でも10%の実施、デジタル教材の活用も共に3割程度と進んでいません。高校でも、オンライン指導の実施とデジタル教材の使用が行われたのは約5割です。

Society5.0時代に突入し、小中学校ではGIGAスクール構想により子どもたち1人1台のパソコンが準備されることが決定しています。ICT教育の推進や個別最適化の教育等に対応していくためにも、コロナ禍で芽生えたICT・オンライン教育への挑戦・試みをさらに加速していく必要があります。

宮崎の教育現場においてもさまざまな取り組みが始まっています。分科会においてその事例を共有しながら、これからの教育のあり方を参加者全員で探究していく場の創出が、今回のイベントの大きな目的となります。

▲ZOOMを使ったオンラインブレイクセッション中。今回のフェスでも参加者同士、感想や意見を出し合い、共有する。

■今後の展望:現場の事例を共有し、新しい教育のあり方を“見える化”する

コロナ禍で激動した学校教育。宮崎ではどんなことが実現したのか、これからどのような教育を目指すべきなのでしょうか。今回のように教育を関係者同士で語る場をつくり、現場の事例を共有することで、withコロナ時代にも備えた新しい教育のあり方を“見える化”します。

GIGAスクール構想への対応や地域との協働など、これからの課題へ向けて宮崎の教育が前進していく足掛かりとなるような活動を推進してまいります。

<今後の活動>
□2020年11月10日(火)「宮崎県遠隔教育フォーラム 及び 教育の情報化セミナー」の設計・登壇(こゆ財団・中山)
□2021年2月頃 宮崎の教育関係者を対象にしたオンラインセミナーを開催予定

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構では一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング