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【MVP受賞者インタビュー】病院・施設チーム立ち上げ時の苦労や、乗り越え成果を出した秘訣とは。

シコメルでは半年に一度、全社メンバーからMVP、MVVの表彰を行なっています。

『MVP』
半期ミッションや組織貢献度を経営陣が評価し、選考会を経て表彰

『MVV』
シコメルフードテックのバリューである”顧客志向・創造性・自責性・スピード”の4観点を最も体現していたメンバーを、全社メンバーによる投票にて表彰


今回は上期MVP受賞者の、商品企画部(病院・施設担当)森下有希子さんにインタビューをしました!
森下さんは、管理栄養士として2022年4月に中途入社。なんと入社後すぐの半期でMVPを表彰される活躍をしています。どのような仕事、マインドで取り組んだのか。ぜひ森下さんの仕事ぶりをお読みください。

ーまずはMVPおめでとうございます!表彰された時はどんなお気持ちでしたか?

正直、表彰とは無縁だと思っていたので驚きでした。みなさんから声をかけていただいて、ようやく実感しています。

ーなぜ無縁だと思っていたのですか?

管理栄養士は非常に重要な仕事で必要な人材なのですが、決して売上を伸ばすような仕事ではありません。企業で評価されるのは売上を作っていくような仕事だと思っていたので、自分には関係ないと思っていました。

今回評価されたのは、お客様への食事提供を通して売上やさらなる仕事を作っていけたからだと思っています。これは、前職までの仕事では出来なかったことですし、非常にやりがいを感じた点でもあります。

                          授賞式後の打ち上げにて。代表の西原と握手!

ー森下さんのご経歴を聞かせて頂けますか?

シコメルフードテックに入社する前は、管理栄養士として3社で15年間働いてきました。

1、2社目の職場は病院で、食材の発注から調理、片付けまで、料理を提供する過程を全て担当していました。3社目では本社の栄養管理士として、献立の作成やスタッフの管理などを主に行なってきました。

ずっと施設向けに仕事をしてきましたが、管理栄養士の仕事はもっと幅広くあります。違う仕事もしてみたいと考えていた時にシコメルフードテックの求人を見つけ、商品開発ポジションへ応募しました。

ーシコメルに入社してからはどのような仕事をしていたのですか?

入社したタイミングで、「病院・施設」チームを立ち上げることになったので、そのプロジェクトを担当することになりました。

具体的なプロジェクト内容は、病院の入院患者さんが毎日食べる食事を提供するというものです。献立を作り商品開発して、365日届けられるように製造や納品の体制構築を行います。準備から提供まで、1ヶ月で準備を進めてきました。

病院へ商品提供するまでに行う主な仕事
・献立作り
・メニュー開発
・病院スタッフへの調理・盛り付けのレクチャー
・作ってもらう工場の選定
・発注
・倉庫への入庫ラインの確立
・倉庫から病院への納品ラインの確立 など

ープロジェクトを進める上で特に大変だったことは何ですか?

提供する商品メニューを確立させることが大変でした。

実際、プロジェクトをはじめてから半年ほど経ちますが、最初に作った商品は半分ほどしか現在は採用していません。最初の方は喫食率(=食事をどの程度食べているかの割合)が低いものもあったんです。

病院で管理栄養士として働いていた時に、「どんなにカロリーや栄養を考え抜いた献立でもきちんと食べてもらわなければ意味がない」と感じていたので、これではいけないと思い、微調整を繰り返して喫食率を高めていく工夫を繰り返しました。

工夫したことは、料理の大きさや調理方法、盛り付けの仕方などです。当社から提供する際は、工場で作った商品を一度、倉庫で保管してから病院で再調理します。その過程で商品開発した時と異なる味になってしまうこともあるので、その調整もしなければなりません。

ーとても細かな工夫も積み重ねていたんですね。他に苦労をした点はありますか?

初めての仕事が多く、様々な方に協力してもらわないと進まなかった点です。例えば、提携工場で商品を作ってもらうのですが、レシピを工場用に改良して伝えなければなりません。私は工場で商品を作ってもらった経験がないので、他に商品開発を多く行っているメンバーや、工場の方と細かくコミュニケーションを取ることでクリアしていきました。


ー初めての挑戦が多い中で、1ヶ月というスピード感でプロジェクトを立ち上げたのは本当にすごい努力ですね。

正直、立ち上げる時にはやることが多く、また管理栄養士も私しかいなかったので(今はメンバーが増えていますが)、「もうダメだ」と思ったこともありました。ただ、私しか管理栄養士がいないからこそ、自分が頑張らなきゃと奮い立たせていました。

ー多忙な中、商品の改良など細かな工夫まで徹底していたのはなぜなのでしょう?

「お客様に365日きちんとした食事を必ず届ける」 「病院にいる人に食事をしっかり食べてもらう」

そのためには、プロジェクトを途中で投げ出す訳にはいきませんし、良い商品を提供するための工夫は続けなければなりません。

病院は「今日は食事が届かなかった」という日があってはなりません。前職の時から「お客様にちゃんとした食事を届け続ける」のが管理栄養士の仕事という想いは持っていたので、業務内容が変わってもそこだけは守ろうと改良を重ねていきました。


ー新しい年が始まりましたが、今後のビジョンはありますか?

商品開発にもっと携わっていきたいです。
もちろん、病院・施設チームを伸ばすこともやりたい事の一つですね。

商品自体は数を増やせば提供できると思いますが、配送システムはもっと工夫しなければクライアントが増えた時に運用できなくなるかもしれないと考えています。そのためのシステム作りや工夫は、今後も考えていかなければならないポイントです。

ー入社してもうすぐ一年。森下さんから見てシコメルフードテックはどのような会社ですか?

シコメルフードテックは少数精鋭で、みなさん自分の経験や知識をフルに活用されながらエネルギッシュに仕事しているなと感じています。

私自身、前職までの管理栄養士の仕事は、正直、同じことの繰り返しでした。管理栄養士の勉強をして身につけた知識の中でも一部分しか使わないことも多かったです。

ただ、シコメルフードテックでは新しくできたチームを任せてもらい管理栄養士としての知識もフルに使って仕事をしています。昨年は新たな経験がたくさん積めましたし、今後も前職では決してできなかった経験ができそうです。

管理栄養士の方もそうではない方も「新しいことに挑戦したい」と思っている方には、ピッタリの職場だと思います。そんな方とはぜひ一緒に働いてみたいですね。

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