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鉄道、不動産、ホテル……東急の数多の事業を横断して活躍するDAチームとは

こんにちは、東急株式会社「URBAN HACKS」採用担当です。

URBAN HACKSは、交通事業を軸に不動産や商業施設開発、ホテル等多彩な事業を展開している東急株式会社が、街づくりにおけるDXを目的に、2021年7月より設立した新組織です。現在、さらなるイノベーションを加速させる積極採用を進めています。

今回のインタビューは、デジタルアクセラレーター(以下、DA)チームの皆さんです。日々、東急のシステムやビジネス、マーケティングなどの幅広い領域の課題解決を行っているDAチームについて、業務内容や働く魅力についてお伺いしました!

元SIerから事業会社までさまざまなキャリアのメンバーが集まる

―最初に、皆さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

田口:私は通信キャリアグループの子会社で、コーポレートサイトや広告制作事業を展開。Webプロデューサーとしてキャリアを積んだ後、20代後半で海外アパレルブランドに転職しました。30代半ばで再び最初に入社した企業に出戻り、PdM、社長室長、事業本部長、VPoBを経て、東急にジョインしています。

長谷川:私はファーストキャリアがSIerで、インフラ、ミドルウェアの専門家として社内の後方支援を行うエンジニアとしての経験を10年積みました。後半はクライアントのIT戦略立案サポートといった上流工程も手掛けましたが、より自分の興味ある分野に携わりたいと考えてテレビ局に転職。動画のサブスクリプションサービス部門で、開発から事業、マーケ領域まで何でも担当していました。その後、2022年1月に東急に入社しました。

石井:私は自動車メーカーの情報システム部門からキャリアをスタートし、自動運転などの新技術の研究に用いるインフラやネットワーク、クラウド構築を担当していました。その後、ビジネスに直接関わりたいと考えて社内異動し、ITサービスの運営も手掛けています。2023年1月に東急に入社しました。

朝村:私は事業会社を軸にキャリアを積んできました。1社目はISPで法人・個人向けのレンタルサーバー、DNSのホスティングサービスなどを担当し、プロダクトの企画・開発・運用全般を担っていました。2社目は共通ポイントサービスのプロダクトデザイン部門に所属し、自社プロダクトであるスマホアプリやWebアプリのプロジェクトマネージャーを務めていました。その後、2023年2月に東急に入社しました。

リアルとデジタルを掛け合わせた新しい挑戦が魅力だった

―皆さんはなぜ、東急に入社したのでしょうか?

田口:デジタルだけではなくリアルまで巻き込んだダイナミックな仕事を手掛けたいという思いがありました。そう考えていたさなか、出会ったのがURBAN HACKSでした。

長谷川:私はテレビ局のデジタル部門であらゆる仕事をこなしていましたが、改めて自分のキャリアの軸を作るために転職しました。もともと街づくりに興味がありましたし、それをデジタルで解決できるなら面白そうだとも感じましたね。

石井:前職では望むキャリアを積めましたが、新しい挑戦がしにくくなったことを理由に転職を決めました。

東急を選んだのは、リアルビジネスの企業でありながらソフトウェアビジネスへの投資に経営層がコミットしていましたし、URBAN HACKSという新しい組織で、さまざまなことに挑戦できそうだったためです。

朝村:私はこれまで特定のプロダクトを担当していましたが、東急は多方面に事業展開しているので様々な領域に関わることができるのが面白そうだと思いました。また、リアルを主軸にデジタル領域に展開しようとしている点もこれまでのキャリアにはない新たな取り組みでも魅力的でしたね。

☝️ (左から) CXプロジェクトマネージャーの朝村、石井

―皆さんは現在、それぞれどのような業務を担当しているのでしょうか。

田口:シニアデジタルプロデューサーとして、デジタルビジネス戦略や企画のコンサルティングを担当しています。東急の各部門のビジネスを理解し、URBAN HACKSのデザイナーとともにサービスデザインをアレンジ。並行して、具体的なデジタル戦略やシステム企画を事業サイドの皆さんと進めています。

長谷川:私も田口さんと同様、東急の事業部やグループ会社に対してコンサルティング業務を行っています。主にシステム開発を含むデジタル企画に関する相談を受け、場合によっては事業側にどんな経営課題があるのかなどをヒアリングしてプロジェクト化するところまでをお手伝いしています。

石井:私はCXプロジェクトマネージャーとして、主にWebの共通基盤のプロジェクトマネジメントを行っています。事業部の方にヒアリングして要件定義を行い、URBAN HACKSのエンジニアとともに開発を進め、リリースまで担当します。

朝村:私もCXプロジェクトマネージャーです。現在は顧客基盤戦略のプロジェクト担当をしています。

☝️ (左から) シニアデジタルプロデューサーの長谷川、田口

システム、ビジネス、マーケティング領域の幅広い課題を解決

―DAチームの立ち上げには、どのような背景があったのでしょうか?

長谷川:DAチームはもともと「システムプランニング(SP)チーム」として、2022年6月に立ち上げられました。きっかけは、あるプロジェクトの中で、知らない間にシステム導入に関する意思決定がなされていたことです。

知見のある方が十分に考えて決定したのであれば問題ないのですが、話を聞いてみると何を選んでよいかわからないから付き合いのあるベンダーに相談して決めてしまったとのことでした。

UHではフロントのアプリは内製しているものの、連携しているシステム自体はほとんどが事業側がベンダーに発注して開発しているため、そちらでAPIが用意されていなかったりインターフェースがなかったりすると思うようなものが作れないわけです。

そうなるとUHの開発スピードにも大きな影響を与えるために、事業側のシステム導入に関する相談を受けられるようにするため、既存の情シス組織と連携する形でSPチームを立ち上げました。

―そこからなぜ、SPチームはDAチームへと名前を変えたのでしょうか?

長谷川:最初、SPチームはシステム選定の課題解決を図ろうとしましたが、選定の骨子となる事業におけるIT活用の方針や戦略が定められていないことが多かったのです。ある程度の金額を投資するシステムの場合は、本来は大義がなければ意思決定できないはずですから、SPチームは必然的に役割と領域を広げることになりました。システムに加え、ビジネスやマーケティングまで含めた幅広い領域の課題を解決して、プロジェクトを推進させるミッションを帯びたわけです。

その際、「システムプランニング」という名称では適した人材を集められないと考え、「デジタルアクセラレーターチーム」と名称を改めました。

多様な事業に携わりながら東急のDXを前進させていく

―DAチームは現在、どのような形で業務を進めているのでしょうか?

田口:まず、DAチームのミッションは、URBAN HACKSプロジェクトを加速させるために、ハードルとなるビジネス・マーケティング・システムの課題を解決することです。その中で、大きくは2つの動きがあります。

一つは、各事業部・事業社に対してビジネス面からどのようにデジタルに取り組むべきなのかを提案する、コンサルティング業務です。もともと東急の中にある、デジタルプラットフォームという組織と連携する形を採っています。

もう一つは、東急全体の共通基盤系のプロジェクトのリードです。例えばIDやポイント、100以上存在するWebサイトの基盤に至るまで、東急のシステムに関わる部分をURBAN HACKSが共通で利用できるような基盤構築を推進しています。

☝️DAチームを取り巻く環境

―DAチームで働くやりがいや魅力はどんなところに感じますか?

田口:東急グループのさまざまな業種・業態を横断しながら業務を進められるところですね。短期間で多様な経験を積めるのは、非常に有意義です。

また、東急には強力なリアルアセットが存在しますから、鉄道や不動産、ホテル、百貨店などをどのようにデジタル空間にマージしていくのかを検討するのも、やりがいだと感じます。

長谷川:ドメインが広い分、さまざまな事業の裏側を知れるのは非常に面白いですよね。次々と相談を受けて新しい知識を得られるのは、知的好奇心を満たせる意味で非常に楽しいです。

石井:私はDAチームが東急のデジタルプラットフォームとして、グループと一心同体になってプロジェクトを推進できている点に魅力を感じています。東急のように事業部門側とも良好な関係を築けているのは、レアケースなのではと思います。

朝村:私はDAチームが事業社側の皆さんとお話をするときに、「東急として」というスタンスを持ちながら、企画段階から参画し発展的な議論を推し進められるところに魅力を感じています。様々な事業領域におけるビジネスの深い部分からプロジェクトを企画できるのは、DAチーム、ひいては東急で働くことのやりがいにもなっていると思います。

田口:DAチームのメンバーはITの仕事をベースに育ってきたカルチャーがあるため、リアルビジネスのカルチャーで育ってきた事業社の皆さんとの間にギャップが生じる場面はありますけどね。その上でお互いの強みを活かし、相互理解をしながら共創をしていくのが大事だと感じます。

インパクトある発信を目指して、デジタルの基盤作りに注力したい

―最後に、皆さんが今後東急でやりたいことについて教えてください。

長谷川:事業領域が広い分、まだまだURBAN HACKSとして行き届いていない部分は多々あります。それでも、数年後にはリアルのビジネスとデジタルをかけ合わせた、インパクトのある発信を世の中に対してできるといいですね。世界初の取り組みができる可能性も十分ありますから、今からワクワクしています。

石井:引き続き事業部の方と関係構築をしながら、具体的なプロジェクトを作っていきたいですね。特にデジタルの起点が点から線、線から面へと広がっていく中では、各事業領域全てでデジタル基盤が整っていることが重要です。穴があれば積極的に攻めて、東急の可能性を広げていきたいです。

朝村:最終的にやりたいのは、やはり「街をハックする」ですね。まだまだ道のりは遠いので、石井さんと同様、デジタルの基盤作りに注力したいです。

田口:DAチームはシステムだけに閉じず、マーケティングやビジネスも含めてDXを進められる面白いポジションに位置しています。多様な事業の知識をキャッチアップする大変さはありますが、幅広い経験を積みたい方にとっては、楽しいフィールドが待っているはずです。興味のある方は、ぜひジョインを検討してみてください。

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