仕事をしていると、
無意識に“いつもの椅子”に座り続けてしまいます。
営業なら、営業の椅子。
提供する側としての椅子。
そのままでも仕事は回ります。
でも、それだけだと見えないものがあります。
例えば、少しだけ椅子を変えてみる。
売る側ではなく、選ぶ側に座る。
提案する側ではなく、売場に立つ側に座る。
すると、不思議なことに、
同じものでも見え方が変わります。
「これ、本当に手に取られるだろうか」
「この並びで、目に入るだろうか」
「今このタイミングで必要とされるだろうか」
それまで気にならなかったことが、
自然と見えてきます。
この仕事でやっているのは、
まさにその“椅子を変える”ことの繰り返しです。
商品そのものをどうこうする前に、
まず視点を動かす。
現場では、
・どの椅子から見えている数字なのか
・どの立場で作られた売場なのか
を考えながら、状況を整理します。
そして必要であれば、椅子を移動させる。
売る側の発想を、
使う側の視点に寄せる。
整えるだけで、動きが変わることがあります。
特別なことではありません。
ただ、見ている場所が違うだけで、
判断も結果も変わっていきます。
営業というと、
提案力や交渉力が注目されがちです。
でも実際には、
「どの椅子に座って考えているか」
それが結果を分けることも少なくありません。
派手さはありませんが、
視点を変え続けることで、
再現性のある判断ができるようになります。
もし、
一つの見方にとらわれずに考えたい方。
状況に応じて視点を切り替えられる方。
この仕事は、合っていると思います。
あなたはいま、どの椅子に座っていますか?
その椅子を一つ動かすだけで、
見える景色は変わります。