売れる営業ほど、商品や売り方の矛盾に気づいて立ち止まってしまうものだ
Photo by Polina Kuzovkova on Unsplash
目の前の数字やノルマに追われる中で、「自分は何のために営業をやっているんだろう」「本当にお客様のためになる提案がしたいのに、会社の指示や価格勝負の壁に阻まれてしまう……」そんな営業職なら誰もが一度は胸の奥にしまい込むような、泥臭くも純粋な葛藤と情熱。
特定の地域や業界にとどまらず、すべての「本気で営業に向き合っている人」の心に真っ直ぐ刺さる、嘘偽りのないリアルなストーリーを紡ぎました。
営業として、それなりに結果を出してきた。 数字を任され、期待に応え、毎日必死に駆け抜けてきた。
けれど、ふと立ち止まった時、胸のつかえを感じることはないだろうか。
本当は、お客様が抱えている課題を解決できる別の提案がしたいのに、上の決めた方針や売り込みを優先しなければならない。 この商品はそこまで良くない、むしろ他社のあの商品の方がお客様に合っていると分かっているのに、ノルマのために売らなければならない。 自分のアイデアや提案力で勝負したいのに、結局は価格の安さや条件だけで判断されてしまう。
売れる営業ほど、その商品や売り方の限界に気づいてしまう。 矛盾を抱えながら、言われたものを右から左へ流すだけの歯車になっていく。
数字をつくればつくるほど、自分の言葉から熱が消えていくような、あのやり場のない虚しさ。 そのジレンマに、心が少しだけすり減ってはいないだろうか。
でも、忘れないでほしい。 営業という仕事は、本来もっと面白くて、もっと人の心に直接触れられる熱い仕事のはずだ。
私たちは、「いい商品を作れば勝手に売れる」とは思わない。 商品の本当の価値は、それがお客様の手元に届き、実際に使われるその瞬間、あるいは店頭の売り場で初めて真っ直ぐに伝わるものだと信じているからだ。
だからこそ、私たちは会社を変えた。 トップダウンの指示に従うだけの受け身な組織から、現場の最前線で汗をかいている人間の声を拾い上げ、商品や売り方に反映させるボトムアップの組織へ。
「言っても変わらない」と諦める必要はない。 「ここをこう変えれば、もっとお客様に喜んでもらえる」「この見せ方にすれば、絶対に売れる」。 あなたが現場で掴んだその確信やアイデアを、誰かの顔色を窺って妥協することなく、ダイレクトにぶつけられる場所がある。
綺麗事ではなく、泥臭く汗をかきながら、本気で売れる仕組みをつくりたい。 自分の提案で、目の前の景色や取引先の売上を本気で変えてみたい。
その燻ぶっている熱量と、営業としてのプライドを、もう一度ここで燃やしてみないか。