始めに
UPTEC株式会社 広報担当の北澤です。
当社では、「知名度の向上」「顧客とのコミュニケーション」「業界動向の情報収集」を主な目的として、定期的に展示会に出展しています。
今回のストーリーでは、世界最大級の自動車関連技術展示会「オートモーティブワールド」に参加した体験を基に、当社が展示会をどのように位置づけているのか、その意義や成果についてご紹介します。
事前準備
オートモーティブワールドでは、開催中に次回のブース予約を取ることができます。そのため、実質的には開催の1年以上前から規模や展示内容を検討し、計画的に準備を進める必要があります。
今回のオートモーティブワールドでは、自社ブースに大企業並みの3ブロックを抑え、自社設備を持ち込みDEMOを実演いたしました。「DEMOが気になって見に来ました!」と嬉しいお言葉をいただけたお客様もおり、とても励みになりました。
展示会で得られるもの
展示会は、単なる製品のPRだけでなく、私たちにとって学びと成長の場でもあります。
お客様とのコミュニケーションを通して、会社だけではなく、個人としての成長を期待できるのが展示会だと思います。
私は他業種から昨年転職してきたため、業界についての知識は全くありませんでしたが、展示会を通して先輩方から知識を教わり、お客様を通して知見を広げられる貴重な機会だと考えています。
また、少人数ながらもスタッフ一丸となって、準備・搬送・展示すべてを一気通貫で内製しているため、スタッフ同士のチームワークも向上しています。
他の会社の出展者様や、展示会スタッフ様とも顔なじみになってくるので、そこで生じるコミュニケーションも展示会の醍醐味の一つと言えるかもしれません。
来場者・顧客の反応
今回の展示会では、用意したパンフレットが早々に品切れとなるほど、多くの来場者に関心を持っていただきました。
いただいたご質問の傾向も昨年と変化があり、お客様との会話を通じて業界のトレンドを肌で感じることができました。
特に平角線ステーターへの関心は、昨今の市場動向を反映して増加傾向にあります。
こうした関心の高まりに応えるためにも、今後の展示会では『他社との差別化』『工法的な強み』『サービス体制』について、一人ひとりがより具体的に説明できるようにする必要があると感じています。
おわりに
当社UPTECは打ち上げ等にも全力です。今回はこれにA5ランク和牛のシャトーブリアンが・・!
『展示会で得られるもの』には、「新たな知見」「ビジネスチャンス」そして…… 「体重」が含まれるのかもしれません...
また、「何をもって展示会の成功とするのか」は、ビジネスチャンスにつなげることが最終的な目標ではありますが、「トラブルなく展示会を終え、無事に京都に戻ってきた」という事が1つのゴールと言えるのではないかなと考えています。