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一年の計は元旦にありについて考える

一月なので、新年にちなんだ諺を選んでみました。

一年の計は元旦にあり、よく聞く言葉だと思いますが、実際のところ元旦にしっかり計画を立てる人は少ないんじゃないかと思います。寝正月なんて言葉もあるように、だいたいのんびり過ごしているのではないでしょうか。

諺の意味を調べてみると「何事もまず初めに計画を立てることが大事であるという意味」と書いてあります。諺には元旦としっかり書いてありますが、意味としては元旦限定ではないという事がわかります。というわけで、寝て過ごした人も安心ですね!

はじめに計画をたてる事の大事さ

今度は諺の意味について考えてみましょう。なぜ、はじめに計画を立てる事が大事なのか? どんなメリットがあるのか考えてみました。

  • 計画を立てる事で物事の全容がつかめ行動の指針を立てやすくなる
  • 目標を達成するためのタスクを立てることにより、スケジュールと優先度の管理ができる
  • 計画をたてることで、やらなければならない事として気持ちの整理をつけられる

すぐに思いついたのはこの3つです。

ひとつめは・・・計画を考える事で、目標を達成するためにどんな事をすればいいのかわかりやすくなる、ばくぜんとした目標を具体的な行動として理解できる。普段、仕事をするうえで何気なく行なっている事だと思いますが、これも計画立案のひとつですね。

ふたつめは・・・ひとつめとかぶっている部分が多いですが、こちらはさらに一歩進んで、各行程ごとにかかる時間を計算し、どのくらいの時間を割り振るべきか、いつまでにやっておかないと進行に支障がでるかなど、スケジュール管理ができ、仕事の進捗をコントロールできるようになる、という意味です。スケジュール管理、大事ですよね!

みっつめは・・・ダイエットなどを想像すればわかりやすいかと思いますが、目標をたてることで途中で投げ出さずに継続して行えるようやる気を出させる、という効果があると思います。

ほんとうに大事だったのは目標の言語化

拙速に私が考えていた結論を言ってしまうと、計画を立てさせる最大の目的は目標の言語化でしょう。計画を立てるということは、必然的に言葉に起こして記録することになります。人間という生き物は、言葉にしてはじめて明瞭に理解できるという特性を持っています。逆に、言葉にしないものは不明瞭で曖昧なものとなります。(ちなみに、頭の中で考える→声に出す→文字に書く、の順に明瞭になっていきます)

理解できていない曖昧なものを実行したり成功させることは非常に困難です。まずは計画を立てるという行動をもって思考の言語化をさせ、目標達成を成功させよう、というのが真の意味なのでしょう。


結論:最初に計画を(文字で)たてればうまくいく

諺から教訓を得ることも多いと思いますが、「一年の計は元旦にあり」なんていうよく聞く言葉にも、ビジネスで必須とも言える要素が含まれいたりするんですね。

先人の知恵を惜しみなく使わせていただき、今年も頑張っていきましょう!

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