なにをやっているのか
親会社は1893年創業の株式会社イシダ。2025年3月に創業した当社は、その強い後ろ盾を得て、大きなチャレンジを可能にしています。
食品産業の知見と最先端のIT技術を融合させます。
私たちは、130年以上の歴史を持つ株式会社イシダが培った食品産業の知見と最先端のIT技術を融合させ、食の安全・安心、生産性向上といった社会課題の解決に挑む企業です。2025年3月に創業したばかりの新しい会社ですが、株主である株式会社イシダの安定した基盤と同社がもつ売上高1,774億円(連結:2024年度実績)という実績を背景に、食品業界のDX実現に向けた大きなチャレンジをしています。
▪️日本の食を支える現場の課題に挑む
日本の食品業界は、深刻な人手不足、物価高騰、そして旧態依然としたアナログな労働環境という根深い課題に直面しています。特に、他の製造業と比較しても人員欠損率は約2倍高く、有効求人倍率も高水準で推移しており、人手不足は喫緊の課題です。低温・高温環境での作業や重労働が避けられない現場も多く、労働生産性の低さが賃金水準の向上を妨げ、若年層の就業を遠ざける悪循環を生んでいます。私たちはこれらの課題に対し、ITの力で抜本的な解決を目指しています。
▪️お客様の「わからない」を「できる」に変える伴走支援
食品業界のお客様は、DXの必要性を感じつつも「何から手をつければ良いか分からない」「データがバラバラで活用できない」「DX推進のための専門人材がいない」といった悩みを抱えています。私たちは、これらの課題に対し、単なるシステム導入に留まらず、お客様と共に伴走し、DX推進を阻む様々な障壁を取り除きます。
1. 実行可能なロードマップ策定
曖昧な課題を具体的に要件整理し、お客様の状況に合わせた実行可能なDXロードマップを策定します。
2. データ基盤の構築
イシダグループの知見を活かし、ハードウェアと各種システムを連携させたデータ連携基盤(データハブ)を構築。データ統合・クレンジング技術・セキュリティ/ガバナンス設計を行い、これまでバラバラだったデータを「使えるデータ」に変革します。
3. ユースケース開発と現場への浸透
お客様の現場に深く入り込み、お客様の課題にあわせたソリューションを提供(ユースケース開発)。お客様内で暗黙知となっているノウハウを形式知へと転換し、その効果を定量的に可視化することで、DXの成果を最大化します。
▪️現場を知り尽くした「ハード×ソフト」の一貫対応
当社の最大の強みは、130年以上にわたり食品製造現場を支えてきたイシダグループのハードウェア技術と、私たちの最先端IT技術を融合させた「ハード×ソフトの一貫対応」です。特に、製造の最終プロセスを担うイシダの機械が持つデータは、工場の「成果」を示す信頼性の高い情報源です。私たちはこの最終データを起点に、工場内のあらゆるデータを連携させ、トレーサビリティを確保し、生産性向上に貢献します。設備からのデータ収集のノウハウを持つため、他社製品でも対応可能。包括的なDX支援を実現しています。
▪️食品工場DXに特化する意味
多くのIT企業が網羅的に様々な業界を対象とする中、私たちは「食品業界」に特化しています。これは、食品工場独自の厳格な衛生管理、生産プロセス、そして「食」という人々の生活に欠かせない社会貢献性への深い理解があるからこそです。特定のドメインに深くコミットすることで、真に現場に寄り添った、実践的なDXソリューションを提供できる点が私たちの独自性です。
私たちは、データとITの力で日本の「食」の未来を創造し、社会に貢献できる企業として確固たる地位の確立を目指しています。
なぜやるのか
代表の秋枝は、クライアント、サーバー、ネットワーク周りの担当から、データセンター事業の立ち上げ、システムインテグレーター(SIer)、サーバーとネットワークインフラの整備まで、幅広いキャリアを築いてきました。
食品業界に残る、厳しい労働環境や非効率な作業を、DXソリューションで変革。人手不足を解消し、日本における食の未来を、共に支える“仕組み”を築いていきます。
日本の食卓を支える食品業界の現場は今、大きな変革を求めています。
少子高齢化による労働人口の減少に加え、低賃金や過酷な労働環境が常態化しています。食品工場は衛生管理の厳しさから低温・高温での作業が避けられず、重労働も多いのが現状です。さらに、多くの工程で単純作業が人手でおこなわれ、労働生産性が低いという悪循環が、賃金水準の向上を妨げ、若年層の就業を敬遠させています。
製造業の中でも「食」は、人が生きていく上で決して切り離せない、最も身近で大切なものです。しかし、その現場が他の製造現場と比べ、必ずしも良いとは言えない状況にあることに私たちは気づきました。特に、労働環境の厳しさや非効率な作業が、業界全体の発展を阻んでいると強く感じています。これが、日本における食の安定供給に影を落とす大きな問題だと捉えています。
だからこそ私たちは、この根深い問題に本気で向き合い、データとテクノロジーの力で解決することを使命としています。
当社のDXソリューションは、工場内のあらゆるデータを統合し、その「信頼性・信憑性」を担保することで、お客様が「瞬時に最適な選択」をできるように支援します。これにより、人手に依存しない効率的な生産体制を実現し、従業員の負担を軽減。さらに、データに基づく品質向上やコスト最適化を推進することで、業界全体の労働生産性を引き上げ、「働きがいのある魅力的な産業」へと変革することを目指しています。この変革こそが、人手不足の解消に繋がり、日本の食の安定供給、ひいては世界の食の未来に貢献する道だと考えています。
どうやっているのか
イシダグループがもつハードウェア技術と我々のIT・クラウド技術を活かし、食品製造業に新たな価値を提供することを目指しています。
「いい会社だよね」って、自然に言われるような会社が理想です。年輪のように、じわじわ着実に成長していく企業を目指しています。
私たちは、食品工場DXの実現に向け、9名の少数精鋭チームで事業を推進しています。
メンバーの平均年齢は40代で、アプリ開発、インフラ構築、運用保守など、様々なプロジェクトを経験したプロフェッショナルが揃っています。
我々は、同じ「想い」を持った仲間です。私たちはチームや役割の垣根を越え、毎朝の朝礼・終礼やチャットを通じて積極的に情報共有をおこない、緊密なコミュニケーションで事業を推進しています。プロジェクト単位で動くことが多く、プロジェクトの性質に応じて最適なメンバーがアサインされるため、それぞれの専門性を最大限に発揮できる環境です。
▪️自ら文化を創り上げる創業フェーズ
当社は2025年3月に創業したばかりです。就業規則や会社ホームページの立ち上げなど、あらゆることを自分たちで考え、作り上げていくステージです。
この食品工場DXという前例のない挑戦に、「挑戦と学びを繰り返し、未踏の領域を切り拓く」ことを実践していきます。これは、「失敗を恐れることなく、そこから得られる学びを成長の糧とし、試行錯誤を繰り返しながら未来への道を切り拓く」という私たちの考えに基づくものです。一生懸命取り組んだ上での失敗を許容し、そこから学びを得て次へと活かす文化を醸成していくことを大切にしています。
▪️柔軟な働き方と成長への投資
私たちは、リモートワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッドな働き方を推奨しています。
効率性を追求するリモートワークの利点を最大限に活かしつつ、チームとしての結束力や創造性を高めるために、対面でのコミュニケーションも非常に重要視しています。そのため、必要に応じてオフサイトミーティングを設けたり、チームごとに連携しやすいよう出社日を調整したりするなど、柔軟な運用を行っています。
これにより、個人のライフスタイルに合わせた働き方を実現しながら、密な連携を通じてチームで高みを目指せる環境です。
社員の成長を後押しするため、資格取得支援制度の整備も進めています。これから制度を具体化していく段階ですが、ITのプロ集団として、最新技術を学び続ける個々のスキルアップを積極的にサポートしていきます。
▪️仲間・パートナー・お客様との透明性ある関係性
私たちは、働く仲間、パートナー様、お客様との関係を大切にし、定期的な情報共有やオープンな対話、そして時には懇親会などを通じたフランクな交流を通じ、互いの役割を深く理解し、支え合うことで、ともに成長できる関係性を目指します。これは、親会社イシダの企業理念である「三方よし」の精神を継承し、「私たちだけが良ければいい」という考え方ではないことを示しています。常に感謝の心を持ち、共感し、透明性のある対話を通じて、共に成長できる質の高い関係性を築くことが、持続的な価値創造の源泉だと考えます。