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<vol.7>人事・採用…中の人の話

今回は中の人の話ということで私のことについてお話したいと思います。

___入社の経緯について

入社したのは2020年の3月、去年なんです。

コロナが流行りだす前、2019年の夏ごろから以前に勤めていた会社を転職しようかなと考えていました。

これまで広告代理店や医療機器、介護用品の営業、総務・採用業務などを経験していたのですが、川村専務からオファーを頂いて『養豚業?また随分珍しい業界から声をかけてもらったなぁ。』と思いどんな仕事をするのか興味があり話を聞いてみることにしたんです。

___『予想外』の養豚業

それで話を聞きにいったんですが、会社に行って話を聞くものだとばかり思っていたんですが最初は駅の近くのコーヒーショップで面接(?)したんです。

最初はちょっとびっくりしました。事前にホームページとかを調べたんですが2016年から更新されていないし事務所にも行かないみたいだし大丈夫かなと不安でした(笑)

実はそのころCSF(豚熱【家畜伝染病】)が流行していて外部の人間の出入りを抑えていたので事務所ではなくコーヒーショップで面接を行っていたと後から知ったんですけれど、そんなこと当時はわからないし知らないしで面接がはじまるまでは不安でいっぱいになっていました。

※現在も外部から農場内に病気を持ち込まぬよう、ヒラノでは社外で面接を行うことがありますので僕のように不安にならないでくださいね。

そのときまでは農場というと「アルプスの少女ハイジ」的なものを想像していたのですが、話を聞くと年間20万頭の出荷をやっていること。農場の広さはわかりやすくう「浅草の花やし」今はなき「としまえん」くらいまでの大きさでそんな農場が16個あるということで『広っ!ハイジと全然違うやん。』と思ったものです。

年間20万頭というと月に1.7万頭…。1頭出荷するときの体重はだいたい115kgくらいなので1,955,000kg(!)


月におよそ2,000tの豚を出荷しているわけですよ(笑)(実際お肉になるのは1,300tくらいです)

なかなか凄い数だと思いませんか?その後は何回か話をさせて頂く機会を設けてもらい、無事に事務所での面接なども経て入社となりました。

___思っていた以上に大変だ…

入社して実際の農場現場を見てまわらせてもらったんですが思っていた以上に大変だと思いました。

農場の中が広くて歩き回るのは大変でしたが、設備は機械化されていたし、豚の出荷作業を除けば思っていたよりも肉体労働ではないのですが問題は『後継者不足』でした。

前職は介護業界で働いていたのでそこで採用にも携わっていたので「人が足りない」という問題についてはある程度理解しているつもりでした。ただ甘く考えていました。

都内周辺の労働人口と農場がある千葉県南部や茨城県や栃木県では労働人口の年代がそもそも違うのです。入社したときの平均年齢は50歳にほど近く今後を担う人材を集めていくことが急務でした。

しかし、これまでやっていた求人の手法では思うように応募者が集まりませんでした。

___今までやっていないことをやってみよう!

会社も新規農場の建設や既存農場のリニューアルを進めていくということで採用も新しいことをやってみようと色々なことをやることにしました。Wantedlyもその一つです。

若い世代に養豚業に興味を持ってもらうにはWEBでの情報発信が不可欠ですし、今までとは違う層の人員にもアピールできダイレクトリクルーティングなども取り入れ、少しづつ成果に繋がってきています。

___社会情勢について

入社してちょうど1年が経ちましたがコロナの影響は依然として様々な業界に及んでいます。

飲食業界、特にサービスを提供するお店などは大きな打撃を受けたと思います。しかし、幸いにも畜産業界は主に「生産」が主となっていますので内食・外食問わず皆さんが食事を摂る限りは安定した需要があるというのが強みではあります。

もちろん昨今のニュースであるような鳥インフルエンザのような家畜伝染病などが自社で出たらと思うと怖いですが自社農場も増え、17に分散されていますので備えはできています。

今後もたくさんの人にヒラノに興味をもってもらえるよう情報を発信していきたいと思います。

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