2020〜2025年で何が変わった?
IT業界とプログラミング市場の進化、 “駆け出しWebエンジニア” のこれから
2020年ごろ、僕たちが感じていたIT業界の空気はどんなものだったでしょうか。
「とにかく人手不足」
「リモートワークが急に当たり前になった」
「プログラミング学習=稼げる、という時代」
─── そんな印象を持つ方は多かったはずです。
2026年を迎えたいま、変化は確実に起きています。今回は、その変遷と「これから」のトレンドを振り返りつつ、駆け出しWebエンジニアのリアルな立ち位置を考えてみたいと思います。
2020〜2025年でIT業界は何が変わった?
リモート/ハイブリッドの浸透、DXの本格化
コロナ禍をきっかけに一気に進んだリモートワークは多くのIT企業で採用されており、今では珍しい働き方ではなくなりました。
多くのIT企業が「ハイブリッド」を採用し、リモートでも成果を出せる評価体系やコミュニケーションの仕組みが定着してきています。
業務プロセスそのものをデジタル化し直す動きが主流になり、製造や小売といった“非IT業界”でもペーパーレス化やクラウド移行が進んでいます。
AI/自動化の実務適用
2020年代前半はChatGPTが流行しました。雑談に使うユーザー、仕事や学校の提出物に使うユーザーを中心に、AIの認知度が急上昇した印象がありました。
そんなChatGPTも2026年現在では、使いどころが明確になりつつあり、"実用的に"使われる機会がかなり増えている印象です。
生成AIは日々のリサーチだけでなく、プログラミングのコード補完やドキュメント作成の自動化など、開発のルーティンを支える存在になりました。
プログラミング市場の変化、需要と供給のバランス
需要の“質”の変化
2020〜2022年はプログラミング学習(主に独学やプログラミングスクール)=未経験からでもIT業界へキャリアチェンジ出来るチャンス、という単純な図式でしたが、残念ながら現在はそれだけでは転職することが難しくなりました。
単にコードが書けるだけではなく、
「現場でコンスタントに成果を出し続けられるか?」
「仕様設計/要件定義などの上流工程をこなせるか?」
「カバー出来る範囲・技術スタックがどれだけあるか?」といった
"即戦力"がより求められる存在になったように感じます。
技術スタックの標準化と分散
5年前は実際に様々な技術スタックで多くの人材が求められていましたが、
今では選択肢はあるものの、ある程度用途に応じて需要は固まってきています。
- サーバーサイドではGoの導入が積極的に
- AWSやAzure等のクラウド知識が無いと厳しい現場も増えている
このように、“横断的な知識”がより求められる時代へと移行しています。
企業の採用ハードルが変わった
未経験採用がゼロになったわけではありませんが、若年層がプロジェクトに参画するにあたってポテンシャルだけで採用される時代が終わり、
“何をどこまで実務でやったことがあるか” が重要になりました。
学習した時間や言語の種類・技術分野の広さだけでなく、
- 今までどんな工程を、どのぐらいの期間経験していたか
- どんな課題を解決したのか
という"実務力"が重視されています。
駆け出しWebエンジニアの今昔とこれから
2020年前後の未経験採用
- 学習ロードマップが一本道。これをこの順番で学べばOKという道筋がある程度あった
- ポートフォリオさえあれば就職/転職が有利に進んだ
したがって、書いたコードの量が直接仕事に繋がっていた
当時は、学習した量や時間がそのまま未経験採用の評価につながることも多く、スタートラインが明確な分動き方も単純だったように思います。
これからWebエンジニアになるには
いま活躍する駆け出しエンジニアには、次のような力が求められています。
✔ 技術を「理解し、使いこなす力」
✔ 課題を様々な工程・角度から見ることができ、「課題解決」を設計できる思考
✔ 説明自体が価値になる「言語化力」
あくまで「現場での価値」が前提になりつつあります。
未経験育成に注力するiGrusの姿勢
振り返ればこの5年、IT業界もプログラミング市場も大きく変化しました。
激しく変化する市場の中で「未経験からエンジニアになる」という道のりは、以前よりも簡単ではなくなっています。
だからこそ、iGrusは未経験育成に注力する姿勢を崩さず、これからも多くのITエンジニアを輩出し続けていきます。
単に技術を教えるのではなく、その技術を用いてどのように働くか、その働きがどんな価値を生むのか。現場ではどんな人材が求められるのか。即戦力が求められる今だからこそ、実務の思考プロセスまで含めて育成することを重視していきます。
プログラミングはあくまで手段であり、最終的に求められるのは「課題を理解し、価値として形にする力」です。
その力は今もっとも業界から求められている力であり、尚且つ、限られた環境の中でしか身につけることが出来ないと考えています。
だからこそ、弊社では学習環境を重視し、より実践的・実務的に挑戦出来る環境をアップグレードし続けています。
最後に
未経験であることは、決してハンデではありません。
むしろ、固定観念にとらわれず、柔軟に吸収できる強みでもあります。
これからも弊社は、
単純に「プログラミングが出来る人材を増やす」のではなく
「現場にとって市場価値が高い人材を育てる」という気持ちでと向き合っていきます。
株式会社iGrusでは未経験からITエンジニアやWebデザイナーを目指したいあなたをお待ちしています!