こんにちは!株式会社iGrusの鈴木です。
採用活動だけではなく、友人・知人と話す中で頻繁に聞かれる質問があります。
・文系なのですが、エンジニアを目指すのは難しいですか?
・プログラミングって、やっぱり頭が良くないと難しいですよね?
・IT業界は待遇がいいのに、何故目指す人が少ないんですか?人材不足って言われ続けているのはどうして?
確かに、外から見るとIT業界は「選ばれた人たちの専門領域」のように見えるかもしれません。 今回は、なぜプログラミングを難しいと感じてしまうのか、そしてなぜこれほど必要とされている業界に人が増えにくいのか、私なりの視点でお話ししたいと思います。
目次
プログラミングが「難しい」と感じる正体
知識の量よりも「情報の波」に酔ってしまう
なぜIT業界に人が増えないのか?
思考を「暗記」から「検索」へ切り替える
最後に
プログラミングが「難しい」と感じる正体
結論から言うと、プログラミングそのものが極端に難しいというより、「正解が一つではないことへの戸惑い」が壁になっているのだと感じます。
学校のテストのように「これにはこの答え」という一対一の対応ではなく、一つの機能を実装するにも何通りもの書き方があります。1つの機能を実装するのに、ベテランと初心者とでは所要時間も書いたコードの量も数倍になるケースもよくあります。
初心者のうちは、その自由度の高さが逆に「何が正しいのか分からない」という不安に繋がってしまうんですよね。
知識の量よりも「情報の波」に酔ってしまう
ITの世界は、昨日までの常識が今日塗り替えられるようなスピードで動いています。 「せっかく覚えたのに、"その機能はもう古いから使わないよ!"と言われた」
「調べれば調べるほど知らない言葉が出てきて、何から覚えればいいのか分からない」
こうした情報のアップデートの速さに、脳が疲弊して「自分には無理だ」とシャッターを下ろしてしまう。これが、多くの人が感じる「難しさ」の大きな要因ではないでしょうか。
しかし、以前のストーリーでもお伝えした通り、最初からすべてを完璧に理解する必要はありません。 家を建てる時に大工さんが「家に関わる全ての知識」を完璧に把握していなくても、専門業者との協力によって素晴らしい家が建つように、ITの世界も分業と協力で成り立っています。
「まずはコレができるようになった!」という積み重ねで十分なのです。
なぜIT業界に人が増えないのか?
これだけ「エンジニア不足」が叫ばれ、給与水準も比較的高いと言われる業界なのに、なぜ爆発的に人が増えないのか。
私は、「適性の見極め」と「成功体験までの距離」に理由があると考えています。
プログラミングは、最初の「ハローワールド(画面に文字を出すだけ)」から、実際に人の役に立つサービスを作るまでの間に、泥臭いエラー解消の時間が長く続きます。
多くの人が、その「楽しさ」を実感する手前の、地味な作業段階で「この作業に何の意味があるんだろう?」「本当にこんなことを勉強していて、自分のやりたいことに繋がるのかな」と思い始め、最終的に自分には向いていないと判断して離脱してしまうのです。
また、IT業界=「ずっとPCに向かって難しい顔をしている」という画一的なイメージが先行し、コミュニケーション能力や協調性が求められる側面が伝わりきっていないことも、ハードルを上げている一因かもしれません。
業界で数々の実績を挙げてきたベテランでも、一人で全てをこなしているわけではありません。どんなに優秀な人でも、大きなプロジェクトを成功させるためには多くの人と協力して取り組んでいます。
協力が基本になるからこそ、プログラムを指先で書く能力だけでなく、人と共に働くためのコミュニケーション能力が不可欠なのです。
思考を「暗記」から「検索」へ切り替える
では、どうすればその壁を越えられるのか。
それは、プログラミングを「知識を詰め込むための勉強」ではなく、
「答えに辿り着くためのパズル」だと捉え直すことです。
今の時代のエンジニアに求められているのは、すべてのコードを暗記していることではありません。何が原因で動かないのかを推測し、膨大な情報の中から「正しい解決策を見つけ出す力」です。
- 分からないことは恥ずかしくない。また「知らない」だけ
- 「自力で書く」ことより「動く仕組みを理解する」こと
わからないことを自力で調べる検索スキルと、調べた内容から解決に向けた仮説を立てる能力こそが、IT業界で生き抜くための本当の武器になります。
一度この感覚を掴んでしまえば、新しい技術は"覚えなきゃいけない知識"ではなく、"より簡単に自分のやりたいことを実現してくれる、便利な道具"に変わります。
もし、難しそうだからという理由だけで一歩引いているのだとしたら、それは非常にもったいないことです。 まずは完璧な理解を脇に置いて、「効率よく答えを探すゲーム」を楽しむくらいの軽やかさで、この世界を覗いてみてほしいなと思います。
最後に
iGrusでは、この「難しいけれど面白い」世界に、一緒に挑戦してくれる仲間を募集しています! 未経験からスタートしたメンバーも、それぞれのペースで着実に自分の武器を磨いています。
「自分にもできるかな?」「業界のリアルを知りたい」 そんな風に少しでも感じた方は、ぜひ一度、カジュアルにお話ししませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!