マルクカレッジは、2021年10月1日に開所となった自立訓練（生活訓練）事業。1号店の所在地は千葉県にある「マルクカレッジ津田沼」。愛媛県で創業し愛媛を拠点に事業展開してきたマルクにとって初の県外進出です。
新規事業、初の県外進出と「初めて尽くし」のカレッジについてご紹介します。

【基本情報】
事業所一覧
●マルクカレッジ津田沼　　　千葉県船橋市前原西2-14-2　津田沼駅前安田ビル　503室
●マルクカレッジ秋葉原　　　東京都千代田区神田松永町104 TSKビル3F
●マルクカレッジ横浜西口　　神奈川県横浜市西区北幸2-7-10　高見澤ビル4F-A
●マルクカレッジ味酒　　　　愛媛県松山市味酒町3丁目2-5ライオンズマンション味酒1F
●マルクカレッジ川崎　　神奈川県川崎市川崎区宮前町8-11　第５平沼ビル １階（2022年10月開所予定）

開所日
月曜日―土曜日（日曜日、お盆休み、年末年始休暇は閉所）

開所時間
9：00－18：00　［ポイント：平日・休日で変更なし］

利用時間
10：00－16：00（9：30から来所可）［ポイント：平日・休日で変更なし］

利用対象
　18歳以上65歳未満の障がいをお持ちの方

利用期間
　原則2年以内

【スタッフの仕事内容】　
現在の業務→プログラム・脳トレ作成／実施、内覧会・体験会対応、生徒さんのサポート／相談、事務処理（書類の作成など）、営業先の選定／アポ取り（電話）／訪問計画／訪問、SNS等更新（Instagram、Twitter、ブログ）、小口管理、備品の購入、事業所内の掲示物作成、書類のファイリング・ラミレート等

※支援会議や関係機関との連携などスタッフ同士で意見を出し合い、最善の方法を考えていきます

【これが、マルクカレッジ】
マルクカレッジのコンセプトは、『自分のペースで未来を広げる』。就労支援＋放デイ２つのノウハウを活かした「多様なニーズ(希望)を形にする」自立訓練（生活訓練）事業として誕生しました。自立訓練（生活訓練）事業の中でのマルクカレッジの特徴は、サポート軸３つの『Ｊ』です。

自分（時間）>自分自身の時間を見つけ有意義に過ごすことができるように
自由（選択・決定）>自分自身で自由に自己選択・自己決定ができるように
自立（成長）>自分自身で、できることが自信につながるように

【私たちの役割】
私たちの役割は、生徒さんの自己選択の幅を広げ自由に決定できるようにサポートすることです。就職に限らず様々な選択肢がある人生の中で、自ら決定していけるような取り組みをプログラムに取り入れているのが特徴です。
放デイの生徒さんの中には、なんとなく学校卒業後は就労系のA型か移行に行ったり、主に親御さんのご意見で進路が決まるという方が多くいらっしゃって、まだまだ選択肢や自己選択の機会の少なさを感じています。専門学校や大学に行くように学びながら働くまでの準備期間があっても良いのではないか？生徒さん自身が意志思決定できるようになればもっと良いなという想いを実現することができる事業が自立訓練（生活訓練）マルクカレッジではないかと思っています。
例えば、体調が悪い、朝起きられないため移行支援の安定した利用は難しいという方、学校の授業について行くのが難しいけれど、就職前に自分が何をしたいのか考えたいという方が利用されるイメージです。生徒さんの状況やニーズによって、週1回利用、昼から利用のように柔軟に対応できます。ただ、リズムを整える目標があるとすれば週4回以上、朝から終了時間まで利用してもらいたいです！そのためにも生徒さんにとって楽しく、落ち着ける場所にしたいと思っています。
※生徒さん＝ご利用者さま

【就労移行支援事業との違い】
移行支援：就職するために必要なスキルを習得→一般就労したい方向け
生活訓練：自立した生活(日常面・社会面)を送るために必要なスキルを習得→社会に出るまでに心と体の準備をしたい方向け

移行と似ていると思われることもあるのですが、棲み分けをして、よりお互いの役割に特化したサービスを提供したいと考えています。移行の利用上限2年間で収まりきらない生活面でのスキル習得を生活訓練でしっかりサポートしたいと思っています。

【マルクの中のカレッジ】
マルクスコラ感じた「生徒さん自身が自分の将来について自己決定できるようになると良いな」という想いと、マルクワークスの「送り出すA型」という強みを融合させて、どんなニーズでも応えられる場所になればと思っています。例えばA型から一般就労した後、人間関係の構築が難しく退職された方に対しては、カレッジを利用することでコミュニケーションスキルを身に着けられるようにサポートし、就労に再チャレンジしたいという希望があればワークスの強みを生かしたサポートができればと思っています。
マルクの中では、マルクカレッジはマルクスコラとマルクキャリアの中間の役割を担う事業になると思います。

【新天地、津田沼から見たカレッジ】
「eスポーツがあるところを探していました！」と言っていただくこともあり津田沼でもeスポーツはマルクの特長です。愛媛の企業として受け入れられるか不安でしたが、熱心に話を聞いてくださるところも多く、ありがたいと感じています。
生活訓練はまだ津田沼や近隣エリアでも認知度が高くはないので、チャンスだととらえて関係者の皆様知っていただき地域での連携を広げていきたいです。